美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「誹風柳多留」

2024-04-11 07:54:45 | 解説
気ほうじに須磨寺へ来る中納言
中納言と言えば在原行平を指すのは、胡淵流の約束事のようである。業平の兄だから二枚目であることが想像される。勅勘を受けて須磨へ閑居する。そこで塩汲み女とのロマンスは伝説化されている。須磨では気散じに、須磨寺へも出かけたこともあったであろうという、想像句である。須磨寺は神戸市須磨区にある福祥寺。福祥寺は真言宗須磨寺派の大本山である。開鏡の開創と伝えられる。付近には源平時代の遺跡がいくつもある。
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「私の好きな句」

2024-04-11 07:53:25 | 川柳マガジン
鉛筆
鍵っ子へ母鉛筆の走り書き
鉛筆を握り睡魔を寄せ付けず
ありがとう禿びた鉛筆じっと見る

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