美和山吹の川柳ブログ***「川柳歳時記」「川柳画」など。***

このブログを始めてから、11年がたちました。
「川柳歳事記」は、良い川柳を読む機会のない人のため載せています。

「川柳歳事記

2023-06-30 07:47:58 | 川柳マガジン
アンテナ
アンテナは錆びていますが歩けます
スカイツリーやはり一位が好きらしい
アンテナがまだ生きている通夜の棺

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前衛川柳

2023-06-29 08:04:22 | 日記
前衛川柳
前衛川柳と言っても、どのような川柳を前衛川柳というかよくわからない。
けれども、「川柳マガジン」の投句にあるから、ただ投稿しているだけである。
何となく、他人の詠んだ句を参考にして、こんな句はどうだろうと投稿しているだけである。
だから、特に、教科書的なものもないし、特に勉強したこともない。
それなのに、今回「川柳マガジン」7月号で、選ばれた。
少し本格的に勉強してみようかと思う。
何か、参考になるものはあるのだろうか。


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「誹風柳多留」

2023-06-29 08:02:16 | 解説
花娵の人目にかゝる暑イ事
前出の「にくい事―」の嫁さんと逆である。本来奥にいて、人に見られることはないのだが、あまり暑いので襖や障子を開け放ったままである。見ようと思わなくても見えてしまう。女性が奥向きの用を足すのが、当時の風習である。そして、江戸の商家の夏の佇まいである。
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「川柳歳事記

2023-06-29 07:59:56 | 川柳マガジン
守る
大切な宝物です子を守る
守りたいものポケットにあたためる
行雲流水されど信念だけ守る

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「川柳歳事記

2023-06-28 07:22:41 | 川柳マガジン
本屋
業者の息吹紙魚と受け継ぐ古本屋
初版本やっと見つけた古本屋
昭和の灯路地に駄菓子屋貸本屋
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「誹風柳多留」

2023-06-27 07:33:54 | 解説
前髪をならんでおとすこふく店
越後屋のような大きな呉服店である。従業員も大勢いるし、元服前の子どもも丁稚から仕事を仕込まれる。前髪を落とすとは、いわば成人式である。同じような年恰好の子どもをまとめて元服させている儀式である。参考書によれば、越後屋では元服して手代並になると説明している。
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「川柳歳事記

2023-06-27 07:31:22 | 川柳マガジン
敏感
マスコミの嗅覚恥部を嗅ぎ分ける
ひと振りの塩確かめるシェフの舌
育成の酵母の機嫌読む杜氏

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Web句会

2023-06-26 07:30:54 | 日記
Web句会
一昨日、Web句会に投稿した。
投稿をすると、メールで投稿しましたというのが送られてくる。
ところが、昨日、メールを見たら、そのメールがない。
どこでどう間違えたのか全くわからない。
ただ、投稿しないで選ばれない(当然のこと)より、投稿して選ばれない方がよいかなと思い、再度投稿をした。
どこか記入にミスがあったのに、「送信」したつもりになっていたのだろうか。
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「川柳歳事記

2023-06-26 07:28:47 | 川柳マガジン
バネ
バネとなる苦境のり越え今がある
子を伸ばす弾み上手な褒め言葉
一万歩米寿の弾むバネとする

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「誹風柳多留」

2023-06-25 07:13:09 | 解説
子の寝びへよく夫婦けんくゎ也
名句として有名な一句である。朝目が覚めたら、子どもが寝冷えらしく、鼻をぐずぐず言わせている。その責任をなすり合っているのだ。きちんと布団をかけてやらなかったからだとか、亭主の帰りが遅くってよく寝られなかったとかである。若い夫婦のありそうな風景で微笑ましい。いい子に育っていくに違いない。
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