一日一句

一日一句
題：泣く
詐欺被害どうにもならず泣き寝入り　　　美和山吹

一日一句

一日一句
親不孝わびて棺の前で泣く　　　美和山吹

一日一句

一日一句
面倒な髭そりだけど日課です　　　　美和山吹

一日一句

一日一句
口論を歯医者としても歯が立たず　　　美和山吹

一日一句

一日一句
階段に洗濯物が重すぎる　　　美和山吹

一日一句

一日一句
歯の予約しただけで胃が痛くなる　　　美和山吹

一日一句

一日一句
国賓にホイホイ土産持って行く　　　美和山吹

一日一句

一日一句
西暦と平成令和かみ合わず　　　美和山吹
　平成が西暦で何年か見るのに、会社勤めしていたときの手帳の裏の年齢表を見ていた。
しかし、パソコンで調べたら、そのような表が見つかった。
アルバムを制作するときに、昔の写真の昭和、平成を西暦に変えようとしたけれど、いちいちパソコンの画面にそれを出すのも面倒である。
そこで、前の手帳を探したけれど見つからない。

一日一句

一日一句
パソコンに脳の一部を振り分ける　　　美和山吹

一日一句

一日一句
ねいねいと四五人帰る正洞寺
正洞寺は下谷にあって紅葉で知られている。それをだしにして、吉原へ廻る手合いが多かったようである「ねい」は武家の使用人などが主人に対して使う言葉で「ハイ」という返事である。ここではだから「ハイ、ハイ」と重ね返事の事である。主人は遊んで帰るので、ついてきた中間は帰されたのだ。中間も四五人だから、遊んで帰る方もそれくらいいたことになる。