最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

1ノードクラスタ計算機

2010年05月11日 13時04分45秒 | Weblog
計算需要が急に増えて、クラスタ計算機が足りなくなってきたので、以下の計算サーバを1ノードクラスタ計算機として変更を加えた。xinetd, rsh, mpich2 などの設定やインストールでだいたい5分もあれば変更が完了する。以下の結果のように POWER クラスタは Opteron 計算サーバと性能面であまり大きな差はない。今年度は POWER クラスタは引退させて各ノードを別の用途に使用する予定になっている。

○問題 FH2+.1A1.STO6G.pqgt1t2p.dat-s
Opteron 計算サーバ : SDPARA 7.3.2 : 4プロセス(MPI) x 6スレッド(Pthread) : 67.06秒
POWER クラスタ : SDPARA 7.3.2 : 4プロセス(MPI) x 8 スレッド(Pthread) : 54.89秒

参考結果
Opteron 計算サーバ : SDPA 7.3.2 : 71.61秒

○Opteron 計算サーバ
CPU : AMD Opteron 8439 (2.80GHz / 6MB L3) x 4 (24コア)
Memory : 128GB (32 x 4GB / 800MHz)
gcc : 4.4.3
OS : Fedora 12 for x86_64
環境変数 : OMP_NUM_THREADS = 6

○ POWER クラスタ
4 Nodes, 8 CPUs, 32 CPU コア;
CPU : Intel Xeon E5345 2.33GHz (quad cores) x 2 / node
Memory : 16GB / node
HDD : 2TB(RAID 5) / node
NIC : GbE x 2 and Myrinet-10G x 1 / node
OS : CentOS 5.4 for x86_64
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