ラーメンの色が黄色がかっているのは、ラーメンに含まれているアルカリ性のかんすい成分が、小麦粉に作用して色づくためですが、さらに色の補強として天然色素を使用することもあります。
色を付ける理由は、美味しく見せるためです。おそらく日本で食べられているラーメンで一番良く使用されている天然色素はクチナシだと思います。
クチナシ色素はクチナシの実から色を抽出していますが、植物のクチナシの産地は中国のものが多いです。その他、麺に使用できる黄色の色素としてはビタミンB2色素、ベニバナ色素などもあります。
クチナシ黄色素を使用する理由は、他の黄色の色素と比べて安価で、安定性があるからだと思います。ただ、アメリカなどの国ではクチナシ色素は法律で使用できませんので、麺を輸出する場合はカロチン色素など他の種類の色素を使用する必要も出てきます。
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