実家に寄ったら、妹がメロン(父が買ってきたらしい)を分けてくれると言う。
「少しでいいよ~kekeは食べるかどうか分からないから。」
そう、メロンなんてもう何年も買ってない。自分の子供がメロンを食べるかどうかも忘れてしまった。
と言うか、うちは果物はほとんど買ってないんですよ。ミカンくらいかなぁ~
買わないから食べるかどうか分からなくて、食べるかどうか分からないから買わない、と言う悪循環。
「ミーちゃん(妹の娘)、髪短くすると特に、おばあちゃん(私らの母)によく似るね。」
「でしょ?今日美容院でも言われたの。(笑)」
「顔の輪郭かなぁ?」
「パーツも似てるよね。それでね~ミーは将来、おばあちゃんみたいになりたいんだって。」
「えぇえ~~?!◎◎どう言う意味で?」
解説をすると、私達の母と言えば、お世辞にも家事が好きだとは言いがたく、孫にすごく優しいおばあちゃんかと言えばそれほどでもなく、一番の趣味はパチンコ。喜怒哀楽が普通の人の5倍くらい激しくて、特に怒と哀の時はすさまじかったので、『おばあちゃんみたいになりたい』と姪が言った時に、私から出た言葉は「それどう言う意味?」だったのである。
妹は娘に訊いた。
「ミーはおばあちゃんのどんな所がいいの?」
「ん~~~・・・・活き活きしている所!^○^」
活き活きしている・・・・たしかに。
あれだけ喜怒哀楽が激しかったもんなァ。(しかし、怒と哀の時に娘達を会わせないようにしたのが、妹の賢い所である)
私と妹は、それぞれ「活き活き・・」とつぶやきながら、ちょっと苦笑い。
でも、『喜』の時は太陽に向って咲くヒマワリのような明るい人だったので、ミーちゃんの心の中では、いつもあのおばあちゃんの姿が心に残っているのでしょう。
「おばあちゃん、喜んでいるよね。」
「うん。間違い無く。」と答える私。
それから母は孫の前ではエーカッコしいの所もあった。旅行のおみやげも、孫に好かれんがために、孫が寝ている時にはあえて渡さず、孫が見ている前でわざと、「ハイ、おばあちゃんがおみやげ買って来たよ。」と渡すような母でもあった。
不敵な猛者の割には、このように見栄えを気にする一面もあった。
今でも生きていたら、この孫からの「おばあちゃんのようになりたい!」と言う言葉は、最高の賛辞になったであろう。母の喜ぶ(それはそうでしょうよ!と言わんばかりの)顔が目に浮かぶようである。
それにしても、これがあの『隔世遺伝』と言うものなのだろうか。
メロンは久しぶりに食べて最高においしかったです!!
もちろん子供もペロリと食べました。
おじいちゃんは、高級品を買ってきて、お供えしたのかと、勝手に「いい話」を想像しました。
お供えは昔はよくまっさきにしていたけれど、今はどうなんでしょう??妹がいるから、してるかな?(結構クールな家族です)
実は頂き物で済ませてる・・って感じです。
実家の母も「スイカ半分持っていく?メロン持っていく?」と聞きますよ。
あまりいつも言うもんだから「食べるから買ったのに・・いいから食べなよ!」って言ったんですよね。
ちょっと寂しそうだったけど、そばで聞いてた父が「オレに食わせないうちにみんなやっちゃうんだから・・」って言ってたので、どうやら”あげる”ってことが好きみたいです。
具合を悪くしてから特に。
最近は頂き物の梨を毎日美味しく頂いてますよ~!!(←買えよっ)
何だかいつも果物あるような感じじゃないですか!^o^
上げることが好き・・・そう言えば父の具合が悪くなった始めの頃は、よく小遣いもらいました。(言われればそのまま貰う娘)
今、梨がおいしそうだよね~!^o^
おいしそうだなぁ~と思いながら、子供が食べるかどうか分からないから、やっぱり通り過ぎてしまう私です。