きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「消えたママ友」/野原広子さん著

2021-03-17 | 読んだ本

「消えたママ友」/野原広子さん著


4人で仲良くしていたママ友の1人のお母さんがある日いなくなってしまった・・・という事件から始まる。
いつも仲良しだったはずのママ友と子供。その事件をきっかけに(?)という訳でもないけれど、それぞれの家で大なり小なり不満や抱えていた問題が少しづつ出てきながら、話が進む・・・というマンガである。
(主婦雑誌「レタスクラブ」で連載されていたものが元になっているそうだ。)


ママ友かぁ~・・・

もう私の中では「ママ友」という言葉が死語になっている。かつてはkekeに友達を作らねば、と人付き合い苦手なのに、子供向けの催しがあったら行ってみたり、近所の公園でお母さん友達を作ってみたり、幼稚園も近所の同学年のお母さんの動向を見て多数派の幼稚園に入れてみたりと、私なりに努力していたっけ。

「こうしなきゃ」とか「ああしなきゃ」とか、子供がいじめられないようにとか、何だか色々考えていたような気がする。もう一度やり直せるなら、もっとのんびり子育てしたかったかなぁ。。。。
1人で子供を育てるようになってからは、忙しくなってしまって、本も読んであげられなかった。家事に手を抜いて、kekeと遊べるようにはしていたけれど、kekeはあの頃、楽しいって思えていたのかな。

あの子育ての時期にみんながみんなそんなに表からは分からない闇があったようには思えない。
ふと心を横切る闇?それは平和な人がたまに夢見る「波乱な人生」なんですよ。
やはりこのマンガは、平和な主婦がちょっとドキドキしたい類のサスペンス的要素を付加しているのだろう。それとも百人も人がいれば百通りのサスペンスな人生がそこにはあるのだろうか。いや分からないなぁ、私はその中のたった一つの人生しか知らないから。。。。