ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



杏雲堂病院。神田駿河台2-2。左:1988(昭和63)年1月15日、右:同年6月5日

杏雲堂病院は明治15年に佐々木東洋が杏雲堂医院として開院したのが始まり。「財団法人佐々木研究所」というのが組織の上にあるらしく、「佐々木研究所付属杏雲堂病院」が正式名称。
写真の建物は、設計=山口孝吉、施工=大倉土木、竣工=昭和4年。
ぼくが山口孝吉について知ったことは、明治30年に帝国大学工科大学造家学科を卒業している(同期に武田五一、森山松之助)、東京大学理学部化学館(大正5年竣工、レンガ造り風の建物)の設計者、ということだけ。


佐々木東洋の胸像。1988(昭和63)年1月15日
病院敷地の北隅に四角い小屋のようなものがあった。記念碑かあずまやのようなものだろう。木と重なって見にくいが、道路の方を向いた中央に佐々木東洋の胸像がある。

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