ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




森川屋。中央区日本橋箱崎町24。1990(平成2)年

湊橋の通りのすぐ裏の路地で、写真左奥が隅田川大橋の通りとその上に高速9号深川線。箱崎町24番地は現在では写真左の23番地と共に再開発されて、「日本橋箱崎ビル」(1996年3月竣工、17階建)という1棟のビルにまとめられた。したがって写真の路地も消滅している。
二軒長屋が一列に並んで建っている。手前は二件長屋の半分が残った形で、取り壊されたのは中田タバコ店だった家。残った一軒の看板を見ると、当地の開発が住友不動産によるもので、ビルの施工はフジタ工業が含まれていることが分かる。森川屋は二軒長屋を1棟使っている。「魚萬」の文字が2階の壁にあって、以前は魚屋だったのだろうか。
下左写真は1枚目の写真の裏側。下右写真の銅板貼り看板建築は三祥印刷。三祥印刷の左隣の家が取り壊されて空き地になっているが、その空き地が下左写真手前の空き地だ。


左:森川屋の裏側、右:三祥印刷。1990(平成2)年



二軒長屋。左:1985(昭和60)年9月29日、右:1990(平成2)年

左写真は隅田川大橋の通りのすぐ西の裏通り。手前の家の横側が右写真左の家で二軒長屋である。出入り口は別だが、1階は共にガレージにしている。この家は1枚目の写真の右端にも写っている。

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