ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




万世橋駅遺構。千代田区神田須田町1-25。2006(平成18)年4月18日

神田須田町にあった交通博物館が2006年5月14日で閉館したが、それに伴い、さよならキャンペーンの一環として「旧万世橋駅遺構特別公開」が行われた。その遺構公開の様子はネット上にたくさんの報告が公開されている。万世橋遺構の整備が完了しそうな今になって、ぼくが付け加えることもないのだが、前回の交通博物館に続いて、ということで。見学したのは2006(平成18)年4月18日、14時のツアー。
「万世橋駅」といえば、普通は1912(明治45)年に開業したときの、辰野金吾の設計した豪華な駅舎を指すが、その建物は関東大震災で焼失した。万世橋駅遺構として見られるのは高架のホーム下の空間とホーム、ホームに出る階段など。
万世橋側のアーチの2つが万世橋駅遺構として公開されている部屋。窓をふさいで看板がかけられている。




左:「平面図で見る万世橋駅の変遷」。『 aki’s STOCKTAKING 旧万世橋駅遺構』より転載。特別展示「万世橋・失われた幻の駅」のパネルと思われる。
右:左図の右下「3代目万世橋駅」の右部分に、下の写真の番号を推定して入れたもの。


1:特別展示室を通って奥へ。2:写真1の奥の突き当たりの右にドアがあって、入るとこんな廊下。写真奥の左から入った。


3、4、5:まずこの部屋に来る。ここがたぶん「3代目万世橋駅」の駅事務室だったと思われる。


6:改札口前の仕切り?
7、8:ホームへの階段。


ホームには出られない。ガラス越しに見るだけだ。ホームの両側の線路を中央線の電車が通る。

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