ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



神田消防署
千代田区神田淡路町2-12
2005(平成17)年4月1日

外堀通りの昌平橋の南の橋詰め(神田郵便局前交差点)にあった神田消防署。2004(平成16)年7月に、現在の外神田4丁目の神田青果市場があったところにビルを建てて移った。したがって、撮影時にはすでに引っ越しをした後である。
神田消防署は関東大震災後の1925(大正15)年7月に開設された。写真の庁舎がおそらく二代目と思われる。昭和40年代の建築かと思われる。3階建ての建物本体の倍ほどの高さの望楼が立ち上がっている。火事の発見を消防署自身がやろうとしていた時代があったのである。

下写真は神田郵便局の南、やはり外堀通りで、左から、大塩医院、フジモト(自然食品の店)、シャピロビル、東京グリーンホテル。現在は、東京グリーンホテルが撤退し、周囲の建物をもまとめて、新たなビルを建築した。大塩医院はそのままだが、その右に写っている建物はなくなった。2011年5月に竣工した「神田淡路町2丁目ビル」がそれらしい。
フジモト商店は壁をタイル張りにした看板建築。かつては「藤本牛乳店」だ。


フジモト商店。神田淡路町2-6。2006(平成18)年10月25日

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