ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




模型くらぶ。葛飾区柴又4-7。2006(平成18)年5月5日

柴又駅前の広場から南へ、「柴又親商会」という商店街がある。逆に北へいけば帝釈天参道につながっている。親商会商店街は京成金町線の踏切までの間の200mと東の2本の横丁。この道路は踏切の先はそのまま京成の線路に沿うようにゆるくS字型にカーブしながら南西に延びて「さくらみち」(旧佐倉街道)にぶつかる。佐倉街道から柴又帝釈天へ向かう「帝釈道」の古道である。この古道はさらに南西に延びて「諏訪野の渡し」で中川を渡り、葛飾区立石8-38の「帝釋天王/文政三庚辰歳四月」の道標に至る。

柴又親商会の中程に「模型くらぶ」という模型店がある。HPを持っていて、そこには「昔ながらの模型屋です、古くて小っちゃいです宜しく」とある。『Bizloop>模型くらぶ』によれば創業は1976年という。店内を探せば古いストックがありそうな感じだが、店主は自分でも模型を作る人らしく、完成品の販売もしているということで、店の在庫品くらいは頭に入っている様子だ。

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