初来日のカンテ・フラメンコのアルカンヘル(カンタオール)/Arcángel(Cantaor)、ミゲル・アンヘル・コルテス(ギター)/Miguel Ángel Cortés(Guitar)による演奏会を聴く。
プログラムは当日の発表(↓)
カンテとギター、そしてピト(指鳴らし)、パルマ(手拍子)によってホールがフラメンコの世界に~!!
囁くように歌い始められたカンテは自在にギターと共にそこにフラメンコの世界を構築してみせる。歌も勿論だが、あのフラメンコ・ギターに泣けた。
感情の赴くままに歌われているようにみえて、私が強く感じていたのは、自身の感情というよりはそこに下りてきた「音楽」を歌にしているのだ、という感覚。それは、音楽に対して常に抱いている思いを現実のものとして眼前に見ているような・・。そこに舞い降りてきた音楽に打たれ続ける喜び!そしてとにかく、音楽の軸が絶対にぶれないことに感動する。
アルカンヘル、東京でしか公演のないのをうらめしく思ってました(関西在住なもんで)。
フラメンコ歴4年のアマチュアバイラオーラです。
そうですか、関西では公演がないのですか。せっかくの初来日ですのにね・・・。
カンテとギターのみのとてもシンプルな構成の舞台で、フラメンコを聴けた濃い一夜でした。
私は聴く一方ですが、canonさんはその音楽に乗って踊られるのですね~!!