Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

嵐山鉄道~♪⑪

2008-09-29 23:48:34 | 旅・再発見
さくさく進まねば秋の紅葉が始まっちまう~
と、この再発見の旅の行く先は化野へ
関西の鉄道は何でも珍しく、この時に乗った「嵐山鉄道」はまさに目が「らんらん鉄道」になっておりました。(そういえば、伏見稲荷へ行った時に乗ったJR奈良線は懐かしい緑の山手線の車両でしたっけ)思わず、にわか鉄ちゃんに・・・。
向かいのホームに止まっている車両、1両編成(?)です。
           
よく見ると先頭に「映画村」のマークを付けてます。この電車に乗っていくと「映画村」に行けるのでせうか?
  
運転手さんの真後ろに立ってその運転席と線路の眺めを楽しみました。カメラのフラッシュが「auto」になっていたのをうっかり忘れてシャッターを切ったら、しっかりフラッシュ焚いてしまいました運転手さん、吃驚させてごめんなさい!
  
しかし、なんとも人懐っこい、という印象の残った嵐山鉄道~♪でした。
あ~、楽しかったなぁ!
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まるで、絵葉書?!なんちゃって・・・⑩

2008-09-28 23:34:44 | 旅・再発見
これまた中学の修学旅行以来の金閣寺を訪れました
           
やはり、金閣寺は人気の観光スポットなのですね!特に外国人の姿が多くて驚きました。
           
ヨーロッパでは金と言うと「塊り」というイメージなので、金閣寺のような「金箔」を使ってという建物がないのだそうです。へ~!
ゆるゆるその建物を楽しみ、ぐる~りとお庭を巡っていましたら冷たいお抹茶を供しているところがあったので一服しました。
           
美味しかった~
そして、このお菓子を大写ししてみますると・・・
              
おおぅっ!!金箔がひらりと貼られた金閣寺、ではないですか!!
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早朝だと・・・⑨

2008-09-27 23:51:54 | 旅・再発見
京都の宿は、清水寺にほど近い茶わん坂にある「清水YH」を利用したのだが、夜のティー・タイムの折、ペアレントさんに
清水寺は午前6時から拝観できるんですよ。朝早いと、観光客も少なくとても落ち着いてるんですよ」と教えていただき翌朝、早起きして出かけた。
犬と散歩をする人、連れ立って境内を散歩する人、音羽の滝に打たれて修行をする人の姿も・・・。
本堂はこの時間、ひっそり静かに朝の空気の中にあり、その手すりから奥の院を望んでみた。
           
その本堂と舞台。
           
緑の中に静まり返っている清水寺を堪能できた。清水は朝!!ですね~。

子安の塔から三重塔を遠くに眺める。
           
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携帯で写真⑧

2008-09-26 23:48:49 | 旅・再発見
ふと、気付いたらカメラのバッテリーがなくなっていた!で、携帯で写真~
          
中学校の修学旅行以来の『二条城
午後も遅めだったためか、観光客は少なく静かでゆったり見学ができた。
中学生の時の印象は、建物でもなく、鴬張りでもなく、大広間にずらっと並んだ等身大の人形とその装束の色の鮮やかさだったのだが・・・今回、改めてみると、随分その色が退色していたことに驚かされた。
しかし、今回は鴬張りの音もじっくり聞けて「いやはや、こんな美しい音が鳴っていたのか!」と一歩ごとに何だか楽しくなって、一足、踏み出しては、耳を澄まして楽しんでいた。
そして、広大なお庭の造形美と緑の美しさを堪能しながら上っていった「天守閣址」
             
そこから眺めた景色。右手に見えた山に「五山の送り火」の一つである「大」の字を望むことができた。
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JR東海のCMではないけれど~♪⑦

2008-09-20 23:44:50 | 旅・再発見
『そうだ 京都、行こう~♪』
と、再発見の旅は高山から京都へ~!
スペインから持参のガイドブック『Japón』・・・日本を網羅している感のあるこの一冊を見せてもらって日本人である私も思わず「ほぉぉ~」。
と言うわけで、京都で最初に訪れたのは・・・
伏見稲荷大社。実は、私も初めてでいよいよ「千本鳥居」が見られる、とわくわくした。全国のお稲荷さんの総本山であるこの京都・伏見稲荷大社。車が右側通行になっている参道を歩いていくと、堂々とした鳥居が迎えてくれる。
             
その鳥居をくぐると左右におキツネさんが~。
         
さあ、これから「千本鳥居」へという時に、どんより重たく厚く垂れ込めた雲から激しい雨が降り出した。休憩所のすぐ近くだったので、そのまま雨宿りして雨の止むのを樋から吐き出される大量の雨を眺めながら待つことしばし・・・。
雨に洗われ、その朱色が際立って見えた。この朱色のトンネルは一体どこまで続くのだろうとその長さに吃驚しながら、山道を登って行った。
           
不思議な魅力に満ち満ちた朱色のトンネルに圧倒された。
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吉島家住宅⑥

2008-09-18 00:19:59 | 旅・再発見
日下部民藝館を見学した後、外に出たらその隣の吉島家住宅にも『重要文化財』の表示。どんな建物だろうと続けて入ってみた。ここは代々酒造りをしてきたということで、入口に杉玉が下がっていた。
             
大黒柱、太い梁、そして中空で切り取られた四角の造形。
はるか上に見える窓は明かり取りでもあり、空気の入れ替えの為のものでもあり、そして余程の雨風のとき以外はいつでも開けられているのだそうだ。入ってくる陽の光が白くやわらかい。そうだ、家の中に射しこむ光はこんな風だったと今更ながら思わされる。
        
整然と四角で区切られ、でもそれは組み合わせ方によって様々な空間を創り出す。それは無限に広がっているようであり、向かい合わせになった鏡をのぞくようでもあり。襖の表情に惹かれ、畳に落ちる灯りのぼんやりした輪郭に惹かれる。  
           
どこを見ても、その洗練された美しさに打たれた。庭から見た建物の色、形。
           
2階に上がると、一部屋毎に高くなって、それはまるで部屋が階段になっているようだ。緩やかにカーブする天井に見とれる。通りから見える庇の高さが決まっていたので、大きな家は通りに面したところは決められた高さにして奥に行くほどこのように天井を高くしていったとのことだった。
右下の部屋の中には、蔵の扉があって家の中からそのまま入ることが出来るようになっている。
         
先回訪れた時には何を見たのだろう、と思うくらい何も見ていなかったことがわかった今回の高山だった。
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日下部民藝館⑤

2008-09-17 00:30:25 | 旅・再発見
高山の市街にある『古い町並み』通りの一角にあった『日下部民藝館』、もともとは日下部家の住居だということだったが、大事に保存され見学できるようになっていた。
こういう住居では階段はたいそう急で、手すりを持ちながら上っていった。何とも美しくすっきりとしたデザイン、色も形も・・・。
           
こういう場所に身を置くと、何故か静かな声で話していることに気付かされる。
こうしたちょっとした窓にも、細かい心遣いを感じて・・・。
         
右上の狸は・・・お馴染みの信楽焼きの狸ではなく、形・コンセプトは同じかもしれないけれど剥製の狸が酒瓶と通い帳を持ってぬっと立ち現れたもの。ここは館内の休憩所、ここでは一杯のお茶と、この日は「ふわふわせんべい」が振舞われた。
しかし、何ともリアルな狸くんではないですか!!これに比べれば、信楽焼きの狸くんはいかにも可愛いものだと・・・。
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YH(ユースホステル)④

2008-09-16 00:35:01 | 旅・再発見
学生時代の旅行といえばいつだってYH(ユースホステル)だったのだが、今回の旅行でも利用したのはYHだった。
あの当時、YHを利用しようと思えば会員でないと利用ができなかったし、セルフ・サービスで食事の後は必ず食器は洗い、寝具の使い方・畳み方にも決まりがあった。「来た時よりも美しく~」というモットーの下、掃除もせっせとしたものだった。夕食の後はホールに宿泊者は一同に会しそれぞれに話をしたり聞いたり、或いはゲームをしたりした。ちょっと面倒くさいようで、でもそれがYHだったし、思い返せばそれも楽しかったのだ。

現在のYHは会員でなくても「ビジター」として利用できるようになっている。(会員料金+¥600)そして、家族室或いは特別室などもそれぞれのYHによって用意され随分使いやすくなっている。勿論、料金は「+¥600」であってもとにかくリーズナブル!

高山では「高山天照寺YH」、ここは学生時代にも泊まったことがあったのだが、その時よりもずっときれいで大きくなっているように(当時の記憶はもうかなり薄れてしまっているのだけれど・・・)感じた。宿泊者も多く、外国人の姿も多かった。
京都では今年の4月にオープンしたばかりという清水寺にほど近い茶わん坂にある京町屋のYH「清水YH」を利用した。ここは夜にティー・タイムの時間が設けられており(自由参加)宿泊者同士そしてYHのペアレントさんと貴重な時間を過ごすことが出来るようになっていて楽しい時間を過ごすことができた。ここで、懐かしい「三虎YH」(真鍋島)の名を耳にし、またペアレントさんから「かぶとYH」(能登・穴水)の話を伺うことができたのも楽しかった。そうしたYHの名前を聞いただけでその当時を思い出し、その一瞬、時間と距離を飛び越えた気がした。
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青海波@高山陣屋③

2008-09-15 00:15:13 | 旅・再発見
日本の様々な「文様」の中でも私が特に好きなのが「青海波」。それが高山陣屋の玄関を一歩入ったところに「わぁ~っ」という感じで目の前に現れました。うっ、美しい~
            
隣に置かれた火鉢(?)の灰にも同じ青海波が描かれていました。
            
日本の庭園というのは、座った時に一番美しく見えるようにしつらえられているということで・・・座ってみた目線からお庭の写真を撮ってみました。室内のうっすらした暗さに慣れた目に輝く緑がまばゆく映りました。
            
ふと目を上げた時に気が付いた、いや何ともおしゃれな「釘隠し」。豚ではないです、兎です。この建物内の釘隠しはすべて同じこのデザインでした。
            
初来日のスペインからの客人も大感激~!そこにある洗練されたデザインに圧倒された高山陣屋でした。
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高山再訪②

2008-09-14 00:25:20 | 旅・再発見
上高地から車で約1時間半走ると、そこは飛騨・高山。
学生時代に一度訪れたことがあるのだけれど、再訪した高山はその時とは全く違う別の街のように思われました。あの時は「古さ」がとって付けたように感じたのが、今回はたいそうしっとりした雰囲気に満ちた落ち着いた街という印象を持ちました。小さな街ながら、見所満載~!こんなに見るべきところがあったのかと(失礼)驚かされました。
市内を流れる何本かの川にかかる大小様々な橋。大きな橋だけではなくこんな風な小さな水のある風景にも惹かれました。
        
街角にあった灯りと小さな表示にも高山という街が感じられるよう・・・。
           
そして、古い町並みにあった不思議な「?」、多分明かり取りのためのものなのでしょうか。こうした屋根の上に設置されたガラスの部分にいたく興味をそそられました。
           
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遅ればせの夏休み、の巻①

2008-09-13 00:28:11 | 旅・再発見
何年かぶりかでちょっと旅行に出かけました。まさに、遅ればせの夏休み!8月の終わりは雨続きだったのだけれど、ずっと天気にも恵まれ非日常の世界に遊ぶことができました。

高山に行くついでに寄った上高地、河童橋の上からの景色。思わず、深呼吸をしたくなる。初めてこの目で見られて、いたく感激しました~!
           
目にしみる緑と、白樺の白、小道の色の対比の美しさ。
そして、いかにも冷たい水と水中にゆらゆら揺れる水草。

これは、「しみずばし」からのぞいた流れの様子。
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所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」~②

2008-09-03 00:16:41 | 展覧会・建築・器
会場受付でもらった、展示作品の展示場所と作家名の書かれた一覧の上半分。

展示会場が広いのでこの一枚の案内図はたいそう役に立ちました。
様々な作品が展示されていたが、平面作品より、立体の方が断然多かった。受付で伺ったら撮影してもよいとのことだったので、撮ったうちの何枚かをアップしてみます。そうそう、会場内でのパフォーマンスの一つとして『公開制作』も見られます。(時間が決められていますが・・・)
  
展示順序とは関係なく画像を並べてみます。
     
上の左の作品は鏡を使った作品で、見方によって色んなものが映ります。
             
不思議な森に迷い込んだような・・・。集めると一本の木になるそうです。
             
何だか、ふとこの間のダ・ヴィンチのお辞儀する絵葉書を思い出して、思わずふふっとしてしまう。
             
音楽パフォーマンスが行われた作品。中に3本の譜面台が立てられているのがわかるでしょうか?これは「ただ今、舞台のセッティング中」のところを撮影しました。
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所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」~①

2008-09-02 00:27:33 | 展覧会・建築・器
7月31日にこちらの記事で紹介した『所沢ビエンナーレ・プレ美術展「引込線」』が(会期:2008年8月27日(水)~9月12日(金))いよいよ開幕しました。
8月31日は展覧会とともに同じ会場で「音楽パフォーマンス」があるということでそれも楽しみに行ってきました。

音楽パフォーマンスは午後3時~4時という予告で、作曲:小林聡、フルート演奏:妹尾寛子による2作品、”Moonlight" for flute,"Spark for Flute"がパフォーマンスされました。ゆったりした響きを楽しむ1曲目と様々な要素が錯綜するような2曲目、予定では1時間とのことでしたが演奏そのものは10分強、そして作曲者とインタビュアーの話が挟まれた20分弱のパフォーマンスでした。

いつもは灰色の長い壁の向こうに見ていた西武鉄道旧所沢車両工場に初めて入ったことで、もう実はそれだけで心は躍る~♪上をふっと見上げると・・・
             
思わず、もう、きょろきょろしてしまう。まるで、作品の一つのようにも見えるパレットの積み重ねられた壁の整然とした美しさ・・・。

天井の高い、その空間の広がりに吊るされる灯りと縦横に区切られる空間の織りなす不思議なリズムに心躍る。

今は使われていない器具に染み付いた時間。
  
消火器の一箱の目を射る赤の美しさ。
       
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ラ・クカラチャ

2008-09-01 00:28:04 | 音楽
初めてメキシコ民謡の『ラ・クカラチャ』を聴いたのはNHKの「みんなの歌」だった。うろ覚えなのだけれど、いかにものどかな田舎の風景を思い浮かべさせる副題『車にゆられて』というのが確か付いていたように記憶している。

♪山の麓まで、続いている道、
森の外れには、サイロが見えるよ、
車に揺られて、仕事に出かける、
僕たちの顔に、朝日がまぶしい
♪~ラクカラチャ ラクカラチャ
ゆらゆらゆれて
ラクカラチャ ラクカラチャ
牧場(まきば)の中の
ラクカラチャ ラクカラチャ でこぼこ道を
ラクカラチャ ラクカラチャ 車がゆくよ~♪

ところが、こののどかな歌が実は・・・
先ず、ラ・クカラチャがゴキブリだったということをこの度知ってとにかく吃驚
で、教えてもらったのが下記の歌詞、♪~・・~♪の部分。

♪~La cucaracha La cucaracha:ゴキブリ、ゴキブリ
Ya no puede caminar:もう歩けない
por que no tiene:後ろ足が
por que no falta:足りてない
la patita de detrás:後ろ足を持ってない~♪

♪~La cucaracha La cucaracha:ゴキブリ、ゴキブリ
Ya no puede caminar:もう歩けない
por que no tiene:後ろ足が
por que no falta:足りてない
mariuana pa fumar:マリワナも持ってない~♪

マ、マリワナ!ですかいっ!!
だったんだけれど、子どもには1番の歌詞だけしか教えない、との話です!ふぅぅ~!大人は2番まで・・・ね♪

しかし、こういう歌詞が何で、日本語の歌詞が付いた時に、妙にというか180°全く違う風に訳されたのか・・不思議だ!!ってか、こういうのって、あり?
まあ、実のとこ、こういうことって面白くって、好きなんだよね~
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