Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

栗鹿の子

2022-08-24 22:22:23 | 海外に荷物を送る&受け取る@郵便局

賞味期限が今月8月31日に迫っている栗鹿の子の缶詰を開けた。

ごろりと栗が入った栗鹿の子、美味しい

しかし、今なぜこの缶詰を開けて食べているかというと、実はこの缶詰去年のクリスマスにスペインに送ったもの。

大抵はすんなり届くのだが、クリスマスシーズン、ウクライナ戦争という状況の中で時間はやはりかかるようになっていた。

心配だったので荷物の追跡ができる書留郵便にして送ったのだが、目的地の郵便局に止まったまま動かなかった。

どうなってるんだろう?

不在連絡票は届けられてないのだろうか?

など気をもんでいるうちに・・・なんとっ!「保管期間が過ぎました」と戻ってきてしまったのだ

え、ええ~!そーんなあ

送り先に尋ねると、不在連絡票は届かなかった、とのこと。

どうなってんの?

しかし、そこでめげない私。

もう一度小包を作り直し、ただこの栗鹿の子の缶詰は賞味期限が半年以上あったのでそのまま入れて送った。

ところが・・・再び・・・やはり2か月くらい過ぎた頃・・・戻ってきちゃった!

理由は前回と同じ、「保管期間が過ぎました」

ど、どうなってんの?なんだけれど戻ってきたものは仕方ない。

ということで、未練がましくとっておいたこの缶詰だが、賞味期限が迫ってきたので泣く泣く食べたという次第。

美味しかったけれど。

次回、送るときは何とかして届くような方法を考えなくては。

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カマキリのいる夏

2022-08-15 10:29:00 | 自然

暑い夏の日盛りに、まだ小さな緑のカマキリが木の枝につかまってじっとしていた。

2~3時間後、もういないだろうと思ったら・・・あにはからんやいた~!!

向きは変えていたけれどね。

こちらに顔を向けて、「呼んだ?」って。

暑い日、カマキリのいる夏の一日。

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夏だ!冷製トマトのスープ、ガスパチョだ!

2022-08-12 21:33:41 | 食・その周辺

去年の7月から使い始めた調理器具”ハンドブレンダーマルチクイック5”→記事こちら

年間を通して色々な場面で便利に使っているのだが、ここへきて、この夏の暑さに

「トマトもたくさん出てきたし、ここは冷たいガスパチョの出番!」

とゴーゴーと材料をかき混ぜてせっせと作って食べている。

トマトを主に手元にある夏野菜を適当に入れてブレンダーで混ぜ合わせ、味を整えて冷やしていただくのである。

ちなみに今回のガスパチョに入れたのは

トマト・きゅうり・玉ねぎ・カラーピーマン・にんにく・レモン・白ワイン酢・パン・塩・オリーブ油・冷水

私がレシピの参考にさせていただいたのは

スペイン小料理ア・ラ・ウルコ』よりガスパチョ☆夏定番!冷製スープ”です。

 

さあ、ガスパチョ飲んで、♪~のりきろう、ことしの夏(へい)~♪ (「夏だ!チーム・カブトムシの歌」より)だ!

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本についての本が集まった夏

2022-08-07 20:50:40 | 

暑い、暑いと過ごしている今夏だが、気付けば7日は立秋。

また明日から暑さが戻ってくるようだけれど。

最近読んだ&続けてこれから読む本(左端)を並べて見た。

偶然なのだけれどすべて「本」についての本でそれが3冊集まっていたことに驚く

ひとり出版社・夏葉社の島田潤一郎さんの「あしたから出版社」では本を出版するために出版社を始める決心をし、その経緯とその時々に抱いた心模様、葛藤が綴られる。

それは決して声高な起業物語などではない。

著者が自分と向き合い周囲の人と誠実に接し、懸命に「この本」を出版したいという思いを一冊一冊に込めて作り続けてきたという一貫した思いが、その思いの強さとは逆に(だから余計にその思いの強さが胸に響く)静かな声で語られる。

時に迷い、彷徨いながら、そこに描かれる青春の日々と自分と人と文学、生活というか生きていくということに誠実な姿勢に打たれる。

そして、読んでいる私自身がいつしかそっと背中を押され励まされていることに気付き温かな思いに包まれる。

内田洋子さんの「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」はイタリア・トスカーナの山奥から行商に行くモンテレッジオの人々が背中に担いでいったのは「本」であったという物語である。

本の行商、そして露天商、それから町の本屋へと変化しながらイタリアの時代とともに重い本とともに「文化を届ける」という気概を胸に村から山を下りていくモンテレッジォの人々の話が豊富な写真と丁寧な文章で紹介されている。

本屋さんは大好きな場所の一つであるが、こんな風にして本屋さんが登場してきたのかと感動する。

物語の終盤にイタリアの出版社の名前がたくさん出てくるのだが、須賀敦子さんの本でお馴染みの名前が幾つも掲載されていて、Γああ、この出版社の名前!」と彼女の本を思い出しその存在を近くに感じられたようでわくわくする。

左端の本屋図鑑編集部 編、得地直美さんの絵による夏葉社の新刊「定本 本屋図鑑」

「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」はイタリアの本と本屋の話だったが、こちらは日本の本屋さんの話。

<登場する書店は76店。全部で400ページ。
「本屋本」の決定版と宣伝したい、大ボリュームの1冊です。~夏葉社HPより>

こちらは未読なので、これから大いに楽しみだ!

 

あしたから出版社:著者/島田潤一郎 出版社/ちくま文

本当は就職をしたかった。でも、できなかった。33歳のぼくは、大切な人たちのために、一編の詩を本にすること、出版社を始めることを決心した―。心がこもった良書を刊行しつづける「ひとり出版社」夏葉社の始まりから、青春の悩める日々、編集・装丁・書店営業の裏話、忘れがたい人や出来事といったエピソードまで。生き方、仕事、文学をめぐる心打つエッセイ。~筑摩書房HPより

モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語:著者/内田洋子 出版社/方丈社

イタリア、トスカーナの山深い村から、
本を担いで旅に出た人たちがいた。
ダンテ、活版印刷、禁断の書、ヘミングウェイ。
本と本屋の原点がそこにある。~方丈社HPより

定本 本屋図鑑:著者/本屋図鑑編集部 編 得地直美 絵 出版社/夏葉社

2013年の夏、弊社は『本屋図鑑』という本を刊行いたしました。・・・その発売から9年、『定本 本屋図鑑』を刊行いたします。・・・
『本屋図鑑』に収録された内容はそのままに、あらたに8店舗の新規取材を加え、
「本屋さんの歴史」を大幅に改稿しました。
(「スリップの歴史」と「本屋さんの一年」という新しい原稿もあります)
さらに、2014年に刊行し、品切れになっている『本屋会議』から評判のよかった記事を
6本加えました。
登場する書店は76店。全部で400ページ。
「本屋本」の決定版と宣伝したい、大ボリュームの1冊です。~夏葉社HPより

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