2013.8.11. Sun.
連れが昨日、大掃除中に裏山の崖から2m程を転落。 尻持ちを付いてから落下したようで、大事には至らず、昨日からお尻が少し痛いだけ、と笑っていたのだが、どうも今日になってなお痛むよう。
明日、病院だな。 開いてるかしら?
私の方も、どうもストレスが溜まると寝ている間に歯ぎしりするのか、歯をきつく噛み締めるのか、起きると相当ひどく肩こりして歯が痛む。
鎮痛剤で収まるのだが…
一応明日からお盆休みだし、ちょっとゆっくりしよう。
昼:
連れ:鶏唐とご飯 私:クリーム・リゾット←(歯痛+残り物の片付けのためだったが、これが美味しかった。笑)
潮汁(鯖のアラで)
『天平庵』 葛桜
夜: ちょっとずつ残った食材を活用して色々。
例のHP情報によると、お好み焼きにはやはり、豊かな樽熟成赤(マルベック、ラングドック・ルシヨン)ということだが、これはすでに検証してみて同感。
シーフードだとフルボディ白(コート・デュ・ローヌ、エルミタージュ)、樽熟成ソーヴィニヨン・ブラン、 やや辛口リースリング、やや甘口ロゼとある。 確かに合いそう。
イカや海老を入れて試してみることに。 やや辛口リースリングが無くて、やや甘口しか無かったので、思いの外甘い時に備えてフォワグラを用意。
MOF熟成チーズ + ソーシッソン
きずし (甘めの二杯酢)
ミニ・フォワグラのソテー (グラン・マニエのソース)
鶏胸肉の竜田揚げ (大蒜・生姜、レモン)
お好み焼き イベリコ豚、ラングスティーヌ、イカ
1枚目は豚&イカでフォワグラの焼き脂を利用して。 2枚目は豚、イカ&海老。
Dr.Heidemanns-Bergweiler Bernkasteler alte Badstube am Doctorberg Riesling Spaetlese 2009 ドイツ・モーゼル地方 リースリング100% Alc:8.5%
「リースリングの聖地・ドイツ最高の銘醸地、中部モーゼル地方の中でも特に歴史が古く有名なベレンカステル村で16世紀から続く伝統あるワイナリー。 中部モーゼルといえば、いまだにフィロキセラ被害がなく、自根の古樹が多く残る地帯。 まさに、本物のリースリングの味が残っている地方です。
このワインも平均70年以上の樹齢と大変古く、ワイン名の中の【アルト】とは【古い】を意味していることからも、古樹の貴重なブドウから造られているワイナリーのトップキュヴェ!!
さらにこのワインはドイツの格付けの中で【シュペートレーゼ】=遅摘みで、あまり数量がとれない上級クラスなんです!! つまりしっかりと熟してたっぷり凝縮した果実になった黄金色の美しいリースリングを使用しています!!
アメリカの有名評価誌、ワインスペクター誌もオーストラリアの人気赤ワインよりも高い評価で95点をつけ、堂々1位に。 『今から飲んでも美味しいが、2035年までは飲み頃が続く』と言っています。
ワイナリーを経営するピーター氏は農学博士の資格も所有しており、灰色スレート土壌に広がるブドウ畑を適切な状態で栽培、管理を行っているのです。 そんなピーター氏は古典的なスタイルの醸造を行うところが多いこの地方において、初めて近代的なワイン造りの製法を導入したワインメーカーの一人。 温度管理されたステンレスタンクで発酵されたワインは大変フレッシュでクリーンな味わいと評判です。
2009年は比較的温暖なヴィンテージだったため、寒冷地モーゼルではブドウがしっかりと熟し、凝縮感のある味わいとなり、まさにグレートヴィンテージです。
『可憐な小さな白いお花の香り、白い桃やアプリコット、やや蜂蜜を思わせるような凝縮感。まさにしっかりと熟したリースリングの魅惑のアロマに溢れています!!
味わいもほのかに優しい甘さはあるものの、凛とひきしまった酸味と美しいミネラル感に支えられて、全くベタつく印象はありません。
一口、二口飲むにつれて、より複雑な味わいに引き込まれていきます。余韻は果てしなく長く、古樹の持つ深さ優しさに包まれるようです。』
ほのかな甘さもありますが、やや甘口、という表現が合うと思います。 夏場はきりっと冷やして食前酒にもおススメですが、この上質な味わいはあまり冷たくしすぎない方がいいかもしれません。」
グレープフルーツやオレンジのピール、シロップ、樹脂香などが顕著。
やっぱり、ドイツのシュペートレーゼ、説明文から受ける印象より甘い。 でも爽やかな酸味があるので、飲みやすく、上品でとっても美味しい。
チーズ2種とも〇。 デザートとしてぴったりな合い方。
〆鯖も結構甘めの味付けだったので〇。 龍田揚げも無難に〇△。
フォワグラと◎ 久々の感動のマリアージュ。 グラン・マニエ、オレンジがリースリングの中のオレンジの風味と絶妙にマッチしていた。
お好みは豚、烏賊とは〇△、海老が入ると〇。 海老のお味でこうも変わるのね。 もう少し辛口のリースリングも試してみたい。
Côtes du Rhône 2010 Chemins Cathares (A.O.C コート・デュ・ローヌ) シラー50%、グルナッシュ50%
「チェリーやカシスのような果実の香りに、土や、スミレのような花のニュアンス、ドライ・ハーブなどの印象か感じられます。 味わいにも、香り同様の印象の果実味に、イキイキとした酸味と、程よい主張のあるタンニンが、適度に引き締まった印象を与えています。 まだ若いながらも、育ちの良さを感じる美味しさです。」
こちらはワン・コインのワインで、まとめ買いして1年半寝かせていたもの。 ぼちぼち飲み頃だろうし、ソースに合うかな?と開けてみる。
赤や黒の熟した果実のアロマ、スミレや何かスモーキーなアロマも。
いかにもシラーな果実味たっぷりでスパイスの風味ありのお味で、飲み頃もどんぴしゃ。 とっても美味しくローヌらしい濃厚な風味を感じるのにボディがすごくライト。
これは日々のお食事に重宝しそう。 飲み頃も今がピークっぽく、そう長持ちしそうに無いので、どんどん飲んで行かなきゃ。 まだ8本有るのです。
お好みのソースは実に良く合った。 それでも海老が入るとリースリングの方が良く、豚・イカが〇、海老が入って△〇。
竜田揚げも大蒜のふうみがあるので、いけなくは無い。 △〇。
今日のソーシッソンはポワブルが良く効いていたので、凄く良く合った。 ◎。
チーズもペコリーノ・ペパートが◎。 羊乳+ペッパーだもの、合って当然。
カマンベールも豊かな果実味が良く合って〇。 私はやっぱりチーズにシラーを合わせるのが好きだな。
今日はゆったりと時間をかけてマリアージュを楽しめて幸せ。