2012.4.10. Tue.
連れが食事を軽く済ませて帰宅したので、軽いおつまみと軽いワインで。
先日安売りをしていて(¥525)買い置きした 2010 のAOCコルビエールのお味をみたくて1本開けてみる。
Château Scalis 2010 Corbières
シラー50%、グルナッシュ50%
まだまだ若くてがちがちだろうといきなりポアラーをして、大きなグラスに注ぐ。
思いの外チョコレートや赤い果実の熟した甘いアロマがたっぷりでびっくり。
いきなり一口目から飲み頃で、今風の少し粘度のある濃厚なジュース風。 お味は今系南ローヌ風(?私の独断的な表現です)。
コルビエール(Corbières)は、フランス南部ラングドック=ルシヨン地域圏オード県にある人口わずか26人の村だそうで、コミューンの南はピレネー・ゾリアンタル県との県境となるようだ。
なるほど、熟した甘さ加減が、ローヌより南っぽい。 (最初はボトルの形からボルドー系かと思って飲み始めてびっくりした。 品種を確かめて納得。)
気軽なテーブルにはもってこい。 合う料理の守備範囲が広そう。 このお値段なら飲み応えもあってコスパ高し。
ただ、もっと固いと思って来年が飲み頃かと思っていたが、早く飲んでいった方が良さそう。 ちょっと予定外…
今日はハムやソーセージやチーズ、等と合わせたが、よく合う。 〇。
ハム類って意外と古風なワインとは相性が良くないので、今風のワインが出てきたのかも。
私はたらことご飯をメインにしたのだが、当たり前だがたらこには合わなかった。 ☓。 口の中が生臭くなる。 試さない方がいい。
追記: 連れが終盤歯に絡みつくような渋味になったとのたまう。