魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

山羊座が近づく

2007年11月09日 | 星の流れに

TVに平尾昌晃が出てきたので、思わず観てしまった。
現存の有名人で、好きな人の一人だ。
この時も話していたが、この人の人生と、それによって学んだ人間性がいい。
苦労すれば誰でも人格が向上するわけではない。
人格向上、三条件として、長旅長病長囚があるが、たとえ、それを経験しても、ただ人格がひねくれてしまう人もいる。
平尾昌晃は歌手としての挫折、闘病をみごとな糧にした。

人生で学ぶ人は、どんな些細な経験からでも学ぶし、学ばない人はどんな体験をしても、どんなに説かれても学ばない。
体験自慢をする人は、「私はバカでのろまな亀です」と言っているようなものだ。たいていの場合、
「それで、これか」と、突っ込まれる

20年程前に、往年のロカビリー三人男、平尾昌晃と山下敬二郎、ミッキー・カーチスが対談をしていた。
いつまでもスターのつもりでいる山下敬二郎に、平尾昌晃が
「敬ちゃんも、もう少し、気持ちを変えていろいろやるといいのに」
と、控えめに言っていた。
頭の良さ、人格、優しさをかいま見てファン?になった。

明るい根暗
平尾昌晃は12月24日生まれで、この前後の生まれの人は、尊敬に値するような人が多いが、笑顔の裏に哀感というか、根の暗さがある。

象徴的な歌「ミヨちゃん」も、陰でこっそり狙っている歌で、これは山羊座に共通する。
29日生まれの浜田省吾、「もう一つの土曜日」なども横恋慕だし、松任谷由実は水瓶に近いが、「待ちぶせ」とか、ほとんどと言っていいくらい横恋慕や三角関係の歌だ。

この横恋慕というものは、単に、他人のものが欲しくなる無い物ねだりと、一度狙ったらあきらめないという執念型とがある。山羊座の場合は執念型だ。

山羊座の執念は、嫉妬と表裏関係にある。
サソリ座の嫉妬は、性(物)的満足が目減りすることを怒るが、山羊座の場合は、権利や立場が奪われることを心配する。
だから、恋愛そのものも、素朴に「あんたを好いちょーよ」ではなく、獲得競争だ。しかも利権?が絡んでいる。26日生まれの毛沢東が先生の娘と結婚したような例もそうだ。羨望の的を射たいと思うのは個人ではなく、社会的価値に恋をしているということだ。

長くなるから解説は省略するが、前記の山羊座の歌詞を良く吟味すれば解る。その人をどの様に好きかという思いの丈ではなく、「こうだから好きで、それが叶えられない」と、シチュエーションを歌っている。しかも、「そのうち必ず」と執念深い。

自作自演の山羊座にはシンガーソングライターが多いから、歌詞で本音がまる見えなのは面白い。

さて、
今年は射手座の木星がキッチリ仕事をした。スケート、野球、相撲・・・スポーツ組織の体質改善を迫られ、宇宙開発競争も華やかだ。
様々な「風」が吹きまくっている。報道や自動車業界、飛行機産業、学校や外国語学校にもメスが入った。
射手座の木星の影響では、双子座のアメリカは交渉相手に振り回され、双子座の小沢もあの通りだ。ほとんどの現象が予想を裏切らなかった。

そして、いよいよ、木星が冥王星とともに山羊座入りする。
山羊座の来年、何が起こるかは天王星・山羊座を参考にすれば予想が付くだろう。


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