今日20日、土星が山羊座に入った。今日は月も山羊座で、22日から太陽も山羊座に入り、
冥王星は10年前から鎮座している。
一方、木星と火星がサソリ座にいて、天・海・冥を除く旧惑星だけを観れば、星が集中している。水星、金星がまだ射手座にいるが、これも山羊座に加わり、ほとんどが、女性星座になる。
女性星座は、理想や情熱より、情緒や打算が強く働く。粘っこく重苦しい雰囲気が世界を覆う。
「セクハラ」でも触れたが、セクハラをその場で訴えられなかった人には、「それを言えば職を失う」など、自分の立場に対する無自覚な欲が無かったとは言えない。
それを、社会的にそういう環境だから言えなかったと、「しかたがない」の論理で正当化し、社会もそれに納得し、英雄のように祭り上げている。情緒に流されるとはこういうことだ。公平で客観的な視点が飛んでしまうのだ。
アメリカのように、セクハラ問題をおこせば、政治生命を失う社会は、一見、健全なように見えるが、「女は弱者」という大前提が、自分たちの中にあることに気づいていない。つまり、それこそが男社会なのだ。もし、真に女が強い社会であれば、「なぜ、その場で言わなかったのか」の方が、問題になる。
「守るべき男」が卑劣なことをしたから許せない。それがアメリカであり、欧米の欺瞞なのだ。
こうした、「立場」や地位がハッキリしている社会ほど、司祭や先生など「立派」なハズの人の犯す性犯罪が多く、聖職は生殖になり、しかも、それがバレれば大騒ぎになる。
女性星座に覆われた今、世界中で、このような力と立場の葛藤が起こる。隠れた欲望が、表に裏に、あらゆる場面で争い始めるのだ。男性星座のようにアッサリした、論理闘争ではない。「言うに言われぬ」ドロドロとした原始的な欲が、泥仕合を始める。
アメリカと中国の対立も、経済を依存し合う夫婦喧嘩のような、「おまえが悪い」「あんたが悪い」の泥仕合だ。中国の連れ子の北朝鮮に、米国の養子の台湾や韓国。そこに隣の親父のロシアが口を挟み、出戻りの日本が加わって、もう、何が何だか解らなくなる。
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