蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

大相撲春場所  (bon)

2024-03-26 | 日々雑感、散策、旅行

 新入幕力士が優勝しました。110年ぶりの快挙だそうです。
先の春場所(令和6年3月場所)で、東前頭17枚目(幕尻)の尊富士が13勝2敗で
幕内最高優勝を果たしたのです。千秋楽の土俵上で優勝を決めた瞬間のなんとも
いえないほころびが、弱冠24歳の若者の喜びの顔がアップされていました。

 この場所前には、元幕内の北青鵬が暴力行為で引退し、その師匠である宮城野
親方(元横綱白鵬)の2階級降格、宮城野部屋を閉鎖するという暗い事案が発生した
ばかりで、そんな春場所は「荒れる春場所」ともいわれていますが、横綱は途中
休場し、上位陣の星も順調ではない、そんな場所を若い尊富士、千秋楽まで優勝を
争っていた大の里(23)らの活躍で、大いに盛り上がった記念すべき場所となった
のでした。15日間「満員御礼」の垂れ幕が下りていました。

         (Yahoo newsより)

 尊富士関・・彗星のごとく現れましたが、とにかく10場所目の優勝で、これは
史上最速だそうですが、これまでの足取りを少し調べました。


 令和4年(2022年) 9月場所が初土俵
    〃      11月場所 西序の口15枚目  7-0  序の口優勝
 令和5年      1月場所 東序二段11枚目  7-0  序二段優勝
           3月場所 西三段目19枚目  6-1
           5月場所 東幕下41枚目   6-1
            7月場所 東幕下17枚目   6-1
           9月場所 東幕下6枚目    5-2
          11月場所 西幕下筆頭    6-1
 令和6年      1月場所 東十両10枚目  13-2  十両優勝 
           3月場所 東前頭17枚目  13-2  幕内優勝
                                                   殊勲、敢闘、技能賞


 初土俵から69勝10敗(10場所)の凄い成績を残しました。

 優勝インタビューでは、『記録も大事だが、皆さんの記憶に残る相撲をとりたい』
というような発言をしていました。
  石川県出身の大の里も含めて、若い力士の今後の奮闘ぶりが楽しみになって
きました。

                    

 アメリカ大リーグの大谷選手の専属通訳をしていた水原一平の賭博事件の展開が
気になるところですが、日本相撲協会の、今回の宮城野部屋での事件に関連して、
宮城野部屋所属のメンバーの行方も気になるところです。

 伊勢ケ浜部屋(親方:元横綱旭富士)は現在最大の隆盛を誇る部屋で、幕内で
いえば、横綱照ノ富士はじめ、今回優勝の尊富士、上位にいる若手、熱海富士、
それに小兵なれども活躍している、翠富士、錦富士そしてベテラン宝富士らがい
ます。

 で、今回の宮城野部屋の事案に関して、宮城野部屋を閉鎖して、親方や力士など
全員の移籍先について、大島部屋(元関脇旭天鵬)や浅香山部屋(元大関魁皇)が
検討されていたようですが、現在伊勢ヶ濱部屋を軸に検討されているそうです。

 一方では、今回の事案(北青鵬が格下に暴力をふるい、親方がそれを見過ごして
いた)からだけで、宮城野部屋を閉鎖するというのは、厳し過ぎではないか・・
などの見方もあるようですが、協会としてどのような判断からの結論か説明責任を
求める意見がここでも出ているようです。

        輪島大雅堂より)

 閉鎖社会の重ぐるしい采配はよく分かりませんが、今回の尊富士の快挙は素晴
らしい記録で記憶にも残るものでした。


 今後は理事会で協議され、結論が出る見通しだとあります。

 

 

 

【会見ライブ】『尊富士 優勝後一夜明け会見』 ──ニュースまとめライブ(日テレNEWS LIVE)

 

 

 

 

コメント
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