『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

人、人間とブッダ

2009年09月06日 | 真理
人とは?

人は人間とも言う

人間、人の間?


人間は動物に属する

動物は野で生きる、野生である

野生動物はおのれが置かれている状況をもとに生きる

自己の欲望を最優先に物事を判断選択していくのである


そんな人間が動物の域を超える場合がある

動物の域を超えている人間がいる

動物の域を超えるとは?


『知る』ということである

おのれが『生かされている』

無常という法則の中で…

『食物連鎖』という関連性の中で『生かされている』という『縁起』の事実を


ビックバン辺りから始まった世界とする科学者たちの仮説から考察すれば

我々は『命』の中で『生かされている』ちっぽけな存在

それを人は『欲望・煩悩』にとらわれ、『自己』の存在を無意識に過大評価してしまっている


『生かされている』という客観的事実からすれば

我々は自然の摂理の中のほんの一部


そのことを認識した人類最初の『野生』を超えた人間

それが『ブッダ』です

『欲望・煩悩』を制御し、苦しみを超えた人


『ブッダ』は『人』という領域を超えた

最初の『人』です


多くの人を苦しみを超えた世界に導いた存在

偉大なお方であります


合掌

『枠』を離れれば幸せが訪れる

2009年06月22日 | 真理
人は『枠』無き状態で生まれ

人は『枠』をつくり続け

人は『枠』の盲点に惑わされ

人は『枠』に無意識に苦しめられる


ブッダはそれに気づき


『枠』を見つめ

『枠』がもたらす苦しみを見抜き

『枠』から離れるすべを習得し

『枠』を手玉にとり

『枠』に苦しめられることなく

『枠』を離れ

幸せに至る


『枠』とは仏教でいうところの『想』である

主観的なイメージであり

一方的に決め付けたものの見方である


そこを離れれば

ブッダが説いた真理

『縁起』が生ずる

すべてが繋がっているという『縁起』という真理が


『縁起』を持って全てを見つめ眺めていけば

幸せの内に生きることができる





『悟り』とは?

2009年05月06日 | 真理
『悟り』とは

『真理』を体で理解するということです



この世の真理にしたがって生きる

それが『悟り』を得た人の生き方です

『真理』とは

2008年12月11日 | 真理
ブッダは『真理』を説きます

『真理』とはこの世界において『永遠』なるものです

絶対不変のものです

この世界で生きているのが人間です

その絶対不変の『真理』を知り

その『真理』に基づいた生き方をする

そこに本当の人間としての『幸せ』があるのです

その真理とは『無常』『苦』『無我』です

物質観

2008年04月10日 | 真理

ブッダに引っ張られた時、物質が集積・離散し続けているあり様が見える

悪魔に引っ張られている時、物質が時間に逆らって止まっているあり様が見える


諸行無常・一切皆苦・諸法無我

2008年03月12日 | 真理
全ては物質の集積
無常という性質が創り出した世界
全ての原子・粒子がそれぞれ自然の法則に従い
止まらずに働き続ける
それが我々が生きている世界

我々はその無常の性質でできた世界の中で
誕生し、生き、死ぬ
そして生への執着・こだわりが
輪廻転生に我らを導く
我々は輪廻転生の中でただ一つだけ
来世に持っていく事ができる
それはこの世での業・行い
それが次の命への行き場を選ぶ
業・行いに沿った命が与えられ
無常・苦・無我の真理の世界を覆った
常・楽・我の虚妄の世界を生きさまよう

夢から現実に目覚めなければ夢を見ていたと気付かないように
虚妄から真理に目覚めなければ虚妄の世界に生きている事に気付かない
真理の世界へ引っ張ってくれるのがブッダの教え・仏法
虚妄の世界へ引っ張るのが欲望・煩悩の悪魔

ブッダに引っ張られた時、物質が集積したり、解け散ったりし続けている様が見える
悪魔に引っ張られている時、物質も感情も時間に逆らって止まっている

真理の眼が開眼される時まさに
あるがままに世界を見ることができる別人に生まれ変わることができる

ブッダの基準と私の基準

2008年03月05日 | 真理

ブッダには真理以外に基準がありません

物事の側面で物事を推し量る基準がありません

私には基準だらけです

物事の側面で物事を推し量る基準だらけです

私の基準は私の偏見・思い込みとなって私から発せられ

私自身に苦しみを引き寄せるのです

非『手づくり』

2008年03月02日 | 真理
自然の恵みが奇跡的でいつも新鮮に驚きを感じれる自分でありたいと思います

例えば『みかん』
果汁を一つの粒にして
その粒を寄せ集め
その寄せ集めたものを白い皮で包み
更にそれらを円形に配列させて
また更にそれらをしっかりと分厚いオレンジ色の皮で包む

普段何気なく皮をむき食べているミカンは
実は我々が手づくりでは到底無理な
まことに有り難く、奇跡的な自然の産物であることを
ブッダは教えてくれました


みかん








人間











太陽




人間の手創りなんて一つもありません
全てが奇跡であり
全てがかけがえのないものであるということを
いつも感じれる自分でありたいと思います

真理への目覚め

2008年03月01日 | 真理

心は見えないからとても厄介です
体は見えるから直し方が分かりやすいけど
心は見えないから直さなきゃいけないことすら分かりにくい

夢から覚めなければ、現実を離れて夢を見ていた事に気付かないように
虚妄から目覚めなければ、真理を離れて虚妄を見ていた事にも気付かない

早く虚妄から目覚めて、真理に目覚めよとブッダは教えてくれる


他人事

2008年02月29日 | 真理
他人事を他人事で受けとっている時は
虚妄・幻を求めている時で

他人事が他人事でなくなった時が
ブッダの心を受けとった時

ブッダの心とは
真理であり智慧である

真理とは無常・苦・無我・縁起であり
智慧とは中道であり四諦八正道であり三十七覚支であり戒定慧の三学である