『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

子どもを正しく、健やかに、幸せに育てる方法

2009年02月05日 | 子育て・育児の悩み解決法
子どもを正しく、健やかに、幸せに育てたい時、最初に考えなければいけないのは何か?

それはまず『子どもをどのように死なせたいか?』です

その答えは人によって違うかと思いますが、結局納まる所は

『仲の良い人々に囲まれて安らかに死なせたい』

といった所ではないでしょうか(そう思えない人がいたらそれは仏教的には心がまだまだ未成熟といった所かと思われます)

それでは『仲の良い人々に囲まれて安らかに死なせる』ためには?

わがままを捨て、人に親切に思いやりを持って生きる人間に育てることです

社会の中で全ての生き物に慈しみを持ち続けて生きる人間に育てることです

そのように育った子どもには善き人々が沢山子どもに近づいてきます

善き人々が周りに沢山いる人生は豊かで穏やかで幸福です

『どう死なせたいか?』または『どう死にたいか?』に目標を置けば

どう生きなければならないか

どのような人間に育てなければいけないか

それが見えてくるのです

その為には結局、仏教の教えに従って生きることが最短の近道なのです


子育て・育児の悩み解決法

2009年02月05日 | 子育て・育児の悩み解決法
子育て・育児に途方に困っている、悩んでいるという話をよく聞きます

苦しみ・悩みの解決法として

仏教には『四聖諦』という教え・智慧があります

あらゆる苦しみを解決するためのものです

その方法とは次のようなものです

①悩んでいるその『苦しみ』を見つめます

②その『苦しみ』の原因を突き詰めます

③その『苦しみ』が無くなった状態を想定します

④『苦しみ』が無い状態に向かうための道を決めて実践していきます

それでは子育ての苦しみは何ですか?という話ですが



いろいろな形の悩みはあるでしょうが、子育てに関しての悩みのもとは一つ

自分の思った通りの子供に育っていないという現状だと思います

しかしその『自分の思った通りの子供』というのがくせ者です

子どもというものを、自分の所有物と無意識的に考えているところから起こる間違った考え方です

仏教的には考えれば、子どもの遺伝子自体をありのままに受け入れることが大切です

障害児という言葉がありますが、障害という言葉を使っている時点で間違いです

子どもがもった特性と考えるべきです

まあ理屈はこの辺にしておき

子育ての苦しみ・悩みの仏教的解決法を回を重ねて伝えていきたいと思います