『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

心に『空(くう)』というサプリメントで『苦しみ』を癒す方法

2009年07月26日 | 仏教的ものごとの見方・とらえ方
人の心の中にはそれぞれに『目に見えない枠(壁)』があります

それは目で見ることはできないが『ベルリンの壁』よりはるかに堅固なもので。

『目に見えない枠(壁)』が

自分自身が勝手に作り出している幻想にすぎず

自分自身が出口のない苦しみの世界で右往左往している

ことにすら気付かない我々自身が

『目に見えない枠(壁)』の存在に気付き

それを取り除き

最高の幸せな境地の中に生きる

それがブッダ『仏教』の願いです




『目に見えない枠(壁)』とは?

「○○は△△である」という、物事を断定する心・決めつける心です

しかしこの世で断定することができるものはこの世界・自然界の法則だけです

それを『真理』と言いますが。

それ以外は常に変化し続けています



そんな『目に見えない枠(壁)』だらけな心の私たちが

その『目に見えない枠(壁)』が仮のものである(非想非非想)と知り

そこから心身ともに抜け出た時

『一切皆空』

『空』が心に訪れます

この世のすべてのものが全部『空(くう)』の境地です



すべてを嫌わず

すべてを受け入れて

ただただ水の流れの中に

身を任せ

自分自身が流れるべきところに

自分自身が流れていくように

ブッダの教えに舵取りを任せ

生きる



それが最も幸福な道で。

『仏教(ブッダの教え)』の中に生きている時、まさに最高の幸せの中に生きています


『目に見えない枠(壁)』「○○は△△である」という、物事を断定する心・決めつける心を癒すブッダが教えてくれた修行をしてみませんか

合掌

仏教の世界観

2009年07月23日 | 仏教とは
仏教は世界観の話でもあります

我々が今生きるこの世界を

何を基準にどのように見ていくかという



仏教は

無常・無我・縁起という真理を基準に

この世界で生きることが苦しみであると見ます


そこでその苦しみを乗り越える智慧が説かれています

智慧を実践する境地には

平安で清らかな世界観が生まれます

『思考回路』の存在を知り、『思考回路』を見つめ正すことがその人の人生を左右する

2009年07月14日 | 仏教的ものごとの見方・とらえ方
人には様々な『思考回路』がある

『思考回路』がその人その人の行いの舵を取り、それに応じた報いが訪れる



『思考回路』が理にかなった健全で正しいものであれば、その人はまことに幸福であり

『思考回路』が理にかなわぬ不健全で間違ったものであれば、その人は不幸の道に突き進む



『思考回路』はその人の本能・無意識の領域に忍び込み、その人の心に浸透していき、その人の存在を形成している

『思考回路』を常に見直し、正してくれるのがブッダの教えである


『思考回路』とは?

ブッダの『業(行い)』においての教え

2009年07月10日 | 業(カルマ・行い)
業(行い)は自らがこの世界に植え付ける『種』です

その『種』は芽を出し、成長していきます

そして必ず、自分のもとへ帰ってくるのです

だから



日々の瞬間瞬間に

善い『種』をまき続けよ

そうすれば善き報いを受けます

悪い『種』をまいてはいけません

いずれ自己を苦しめる報いを受けることになる



というのがブッダの業(行い)の教えです

命は縁起

2009年07月01日 | 仏教的ものごとの見方・とらえ方
ブッダは智(し)っていたのです

すべての命が繋がっていることを

すべての命が繋がっていることを智れば

すべての命は、命に対して優しくなることができます

命がお互いに慈しみ合えば

命は、命の、尊さを智り

命の舞台を楽しみます