ブッダの『業(行い)』においての教え

業(行い)は自らがこの世界に植え付ける『種』です

その『種』は芽を出し、成長していきます

そして必ず、自分のもとへ帰ってくるのです

だから



日々の瞬間瞬間に

善い『種』をまき続けよ

そうすれば善き報いを受けます

悪い『種』をまいてはいけません

いずれ自己を苦しめる報いを受けることになる



というのがブッダの業(行い)の教えです

泥棒をして幸せになれるのは漫画の中のルパンだけ

人が幸せになるも不幸せになるも

すべては業(行い)によって決まります

行いが縁を引き寄せ、結果を生むのです

善き行いは善き結果を招き

悪い行いは悪い結果を招きます


時に人は

あり得ないことを期待します

悪い行いをしているにもかかわらず

善き結果を期待するのです


泥棒をして幸せになれるのは漫画の中のルパンだけです


幸せになりたければ善きことを行いなさい

そうすれば善き結果が訪れて

幸せを引き寄せる

ブッダは教えてくれています

業(カルマ・行い)が導く来世

業(カルマ・行い)は輪廻転生のルートをつくっているものです

善き行い(善業・功徳)を積めば積むだけ来世は善き所に生まれ変わります

悪い行い(悪業)を詰めば積むだけ来世は悪い所に生まれ変わります

善き所とは天人(神様)の住む世界か、平和で幸ある人間の世界です

悪い世界とは地獄、餓鬼、畜生の世界です

命は『業(カルマ・行い)』によってつながれている

全ての生き物は『業(カルマ・行い)』を持っています

それはその人の『行動経歴証明書』みたいな感じです

前世にもわたって過去の全ての行いを引きずっているのです

その人の過去の行いがその人の存在を保っているのです

この人といると何だかわからないけど、楽しい・面白い・気持ちいい・いいことがある…と言う人がいます
それは善い『業(カルマ)』を持った人です
そんな人といると幸せになれるのです

逆に何故かわからないけどこの人といると、苦しい・面白くない・気持ちが悪い・悪いことが起こってしまう
それは悪い『業』を持っている人なのです
その人といるとどんどん不幸になってしまうのです

ブッダは
『善き人と付き合え、そしてその人と友になりなさい
　悪人と付き合うな、悪友と離れなさい』
と教えてくれています

そういって『業(行い)』をただす大切さを教えてくれているのです

善いことを一杯して、悪いことを止めなさいと

今の境遇は自分の『業』の結果です

それは個人を否定する差別心ではありません

不満をあきらめ、未来の幸せを築いていくための『説明書』です