妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

ワクチン接種

2021-04-17 12:23:11 | 日記

市役所から届いたワクチン接種の通知文書は

全体の流れが具体的にどうなっているのかよく分らなかった。

 

副作用も心配だし、手続きが面倒なら無理して打たなくてもいいかな

とも思ったが、これからずーっと娘や孫たちに会えないのも寂しいし・・。

 

疑問点を先生に質問すると、

 ・先生が我が家に来て打ってくれる

 ・副作用の心配も、まぁ大丈夫だろう

 ・接種後も15分は先生がそのまま待機してくれる

という。

それなら打ってみてもいいかなという気になってきた。

 

千葉の娘家族と会えなくなって2年が経つ。

この4月、孫娘が小学一年生になった。

 「ワクチン打ったから、安心して遊びに来て」となるのかどうか?

 

志村けんさん 3月29日。

岡江久美子さん 4月23日。

 

 今も怖い病気であることに変わりはない。

 

 

☆ 観測史上最も早く桜が満開になったという。

 

  この前まで朝晩が寒く、雪がちらつく日もあったりしたので、

  桜なんてまだまだだろうと気にもしなかったが、

  家の前の道路に出て、児童公園の方に目をやると、満開の大きな桜が見えた。

  

  例年、妻の車椅子を押して家々の庭の花々を覗きながら

  児童公園まで散歩するのが妻の春のスタートだった。

 

  桜は満開になったが今日も雨模様で寒い。

  妻の初散歩ができる頃にはもう葉桜かもしれないな。

 

  家の花壇では黄水仙があちこちに咲いている。

  チューリップも赤いのが数本咲いてきた。

  ムスカリもその数が増えてきた。

  (ムスカリは土筆の頭みたいな形だけどもあれも「咲く」というのだろうか)

   

  サラリーマン時代から、冬から春への変わり目の時期になると、

  何故か憂鬱な気分になってしまう。

 

  それでもいろんな花々が咲き出すのを見ているうちに、

  いつの間にか沈んだ気分から脱出している。

 

 

 ☆ 3.11の特集番組を何本か録画したが、

   ようやく1本、また1本と観るようになった。

 

   NHK クローズアップ現代

    「行方不明の娘捜して海に潜る父・何を支えに毎日を」。

 

   やはり、悲しく切ない。

   涙が出こぼれる。

   

   残り最後の1本は「母と震災遺児の10年」。

   もう少し時間をおいてから観よう。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜の夜、月曜の朝

2021-04-07 16:57:17 | 公的支援

日曜の昼に排便処理(下剤+摘便)を済ませ、夜の入浴介助で1週間が終わる。

 

そしてまた月曜から身体リハビリが始まり、1週間がスタートする。

妻のベッドは6畳の和室にあるので、その周りは吸引器、パットとオムツ、

物干しスタンドなどでごった返している。

 

リハビリさんが施術のためベッド周りを移動するので、

邪魔にならないよう片づけなければならない。

 

隣のリビングに移動させるだけだが、リハビリさんは10:00に来るので、

掃除機をかけたりと結構忙しい。

 

やっと終わったかとほっとする日曜の夜。

また始まるかと気持ちを切り替える月曜の朝。

 

 ☆「やまと尼寺」の真似をして干し野菜を作ってみた。

 生協のカタログで注文した「干し籠」を天井から吊して少量ずつ試してみた。

 人参と大根と玉ねぎはうまく乾燥してくれたので、次は

 ほうれん草をやってみたがこれもまあまあだった。

 

 しかし、バナナは何日経ってもパリッとならず、ネチネチしたままだったので

 しびれを切らしてそのまま食べてしまった。

 長芋もスライスして籠に入れたが切り口が黒ずんできたので、

 カビかもしれないと思い、捨ててしまった。

 吊した場所が良くなかったのだろうか。

 

 ただ、今思うに、1週間に1回は宅配も来るしスーパーにも足を運ぶ。

 店では切り干し大根も高野豆腐も他の乾物類も売ってる。

 

 「尼寺」さんみたいに大量に頂くわけでもない。

 敢えて我が家で干し野菜を作る必要があるか・・?

 また、骨折り損のくたびれもうけをやってしまったか。

 

 

 ☆家族を介護する中高生などの若い人を「ヤングケアラー」というらしい。

 

  NHKで、共働きの両親に代わって祖母の介護をしている女子高生が

  取り上げられていた。

  県外の大学へ合格したが、介護を続けなければならないので、

  本来の希望学部ではないが自宅から通える県内の大学に進学したという。

 

  「おばあちゃんのことは何とかするから、お前は自分の道を進め」

  とはならないのが今の日本の現実か。  

  

  「公助」を利用し、いろんな人に相談し、

  介護のために大学を中退することがないよう祈るしかない。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする