妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

手術から1年

2022-09-12 11:46:44 | 大動脈解離で入院

  

  大動脈解離で手術・入院した日が去年の9月2日のことだった。

早いもので、あれから1年が経った。

 その日のことは全く記憶から消えているのだが、後で聞くと最初はお腹が痛いと

訴えたという。

 救急車で搬送された日赤で診察したが、どうも様子が尋常ではないということで

医大に運ばれ、手術となったらしい。

 担当医から、手術が成功し、無事生還出来たのは運が良かったと言われた。

 

☆ 退院後も強く「死」を意識するようになった。

 しかし、意識したからといってどうなるものでもない。

 妻の介護も含め、一日一日を穏やかに過ごせればいいなと思う。

 

☆ NHKの 「妻の介護を18年 84歳男性に密着」 という番組を観た。

   ・奥さんの陽子さんは8年前から胃瘻で1日3回栄養補給をしている。

   ・今年になって陽子さんが書いたメモを偶然見つけたという。

      そこには 「助けて下さい」と書かれていた。

    そして夫のユキオさんが

      「私にひと言『寂しかった』って言ったことがあるんですよ。

      その時初めて気が付いたんです、遅かったね。 可哀想で。」

    何度もハンカチで涙をぬぐいながら話されていた。

     陽子さんが病気になったのは自分が寂しい思いをさせたからではないか、

    そんな思いが今もユキオさんの頭から離れないという。

 

    1日6回オムツ交換をしているという。

    痩せ細った陽子さんの体重は28㎏。それでもその身体を持ち上げるのは

   84歳のユキオさんには重労働だという。

 

   ☆ 妻は1日5回オムツ交換。3回はヘルパーさん、2回は俺がやっている。

     妻の体重は34㎏。それでも72歳の俺には重労働。

      出来ることは出来る。

      出来ないことは出来ない。

コメント
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