妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

手術前、手術後

2022-03-08 11:36:50 | 日記

 

  手術前は妻にスプーン半分ほどの量だけど口からも食べさせていたが、

 退院して在宅介護を再開してからはずっと胃瘻からだけで、口からは

 摂っていない。  

  誤嚥性肺炎が怖い、というのが大きな理由だが、もう一つ

 私の気力・体力の衰えも理由だ。

  介護食の準備、後始末、また吸引器の消毒などが今の俺には荷が重い。

  妻から、甘いとかスッキリしたとか美味しいといった食べる楽しみを

  奪ってしまったのは申し訳ないと思う。

 

 ☆ 手術前もトイレは近かったが夜間に起きた記憶はあまりない。

  それが、入院中から夜に何回かトイレに起きるようになって、

  退院した現在も続いてる。

   さながら砂時計ならぬ膀胱時計といった感じで、丁度2時間で膀胱が

  満杯になる。

   1回目が1時なら次は3時、1回目が2時なら次は4時といった具合に

  尿意で目が覚める。

   大動脈解離の手術で血管の一部が人工血管に交換されており、

  人工血管は血液が濃くなると血の固まりを作りやすくなるので、

  水分を多めにとるよう指導されている。

   2時間おきに目が覚めるので慢性的な寝不足感があるが、

  最近ではそういう睡眠リズムに身体が馴れてきた気がする。

 

  ☆ コーヒーの淹れ立ての香りが好きで、手術前は豆を挽いて飲むことが

   多かったが、カフェインは動脈硬化を促進し、血栓を生じやすくする

   というので退院後はコーヒーを控えてきた。

    しかしこれには諸説あるようで、1日4杯ほど飲んでる人の方が

   全く飲まない人より健康であるという研究結果もあるらしい。

    1日1杯なら問題ないと思うので今後は豆を挽いて飲もうと思う。

    妻も飲むことは出来なくても嗅覚はまだ残っていることを信じて

    妻の近くでコーヒーの香りを漂わせてみよう。

    

   

    

  

コメント
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