妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

大安

2021-05-24 08:46:58 | コロナワクチン

金曜の夜に診療所からワクチン接種の日程が決ったという連絡が入った。

家で打てるものと安心してしていたが、会場は診療所だという。

ワクチンを無駄にしないことや、副作用があった場合の対応を考えれば

それも仕方が無い。

 

来月から接種が始まるという。

診療所の患者を何回かに分けて打つ日程がもう決まっていて

その中から希望する日を選ぶように言われた。

しかし、あまりにも突然だったので、介護タクシーの手配はどうしようかとか

どうでもいいことが気になって、返事を保留した。

いつもながら決断力がない。

 

電話を切ったあとカレンダーに日程を入れてみた。

「赤口」、「先勝」、「仏滅」、「大安」だった。

次回の電話の受付は火曜だ。

すぐ「大安」に決めれば良かったのに、グズグズしたせいで、

おそらく「仏滅」の日しか残っていないだろうな・・。

 

最近、妻のピクピクの痙攣が多くなってきた気がする。

先週は微熱の日が数日続いた。

神様、仏様、どうか妻にアナフィラキシーが起こらないようお護り下さい。

 

 

☆日曜はいつもの排便と入浴の日。

 朝方はまだ寒いので石油ストーブを点け、ヤカンを乗せる。

 お湯が沸いたので妻の枕元でコーヒーを淹れる。

 最初の香りだけが楽しい。

 あとは雑味いっぱいの苦いだけの適当コーヒー。

 俺は向上心の無い、雑で適当な人間だ。

  

 昼前に処理が終わったので、車椅子に移乗しテレビの前の定位置に。

 録画していた「定年女子」を観ながら遅い朝食。

 おもしろい。毎週楽しみだ。

 妻には胃瘻からお茶と栄養剤。

 俺は解凍した雑炊と鶏肉、人参、玉ねぎの煮込み。

 

 そしておやつ。

 どうも「黒糖かりんとう」には中毒性があるかもしれない。

 一度袋を開けると、最後まで食べてしまう。

 苦いコーヒーに丁度いい。

 サイダーとの相性もいい。

 大量に買って備蓄している。黒糖かりんとう症候群。

  

 テレビのお供、黒糖かりんとう。

 テレビはNHK。

 ワイルドライフ、グレートトラバース、カネオくん、養老先生、やまと尼寺、

 きょうの健康、美の壺、半径5メートル、立花登。

 いつも録画の残時間が綱渡り状態だ。

 

 18:00 やって来たヘルパーさんの介助で入浴。

 無事終了。

 19:00 ヘルパーさん帰る。

 これでやっと1週間が終わった。

 また新しい1週間が始まる・・・。

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一喜一憂

2021-05-13 12:26:47 | 妻の症状

 

妻が38.0度の熱を出してから10日経つが、

まだ、37.3~36.5度の日が続いている。

朝、目を覚ましたときは36.5度でホッとしても昼には37.3度まで上がってしまう。

 

朝方に胸をなで下ろし、夕方にはまた心配するという繰り返しだが、

「微熱」の範囲だし、ストーブを使っているのでたぶん「こもり熱」

かも知れないと思って診療所には連絡していない。

 

昨日はゴックンのリハビリの日。

言語聴覚士さんに、胸の音も聴いてもらったら肺炎を疑わせるような音は

無いとのことだったのでひとまず安心する。

早く平熱の36.5度に戻ってほしい。

 

☆ リハビリさんに飲み込み具合を診てもらう。

 

  トロミをつけたトマトジュース、オレンジジュース、牛乳、

  それとinゼリーの4品。

  最初にゼリーを口に入れるが、舌が動かない。

  「モグモグだよ」、「ゴックンして」と

  スプーンの先で舌を押したり、頬やアゴを刺激してもだめだった。

 

  胃瘻があるので口からの摂取にあまり熱心でなくなった俺だが、

  誤嚥を予防するためにもゴックンがしっかり出来ることが大切だ。

 

  午前は吸引器の出番は少ないが、午後から夕方になると

  痰がらみの咳き込みが多くなり吸引器の側から離れられなくなる。

 

  飲み込みを良くするトレーニング法を教わったが

  すっかりサボっている・・。

 

 ☆ 昔から無知による偏見や独りよがりのところがあって大分失敗してきた。

   歳老いてくれば筋肉なんか必要がないと思い込んでいた。

   キンさんギンさんを見ろ、筋肉なんか無くたって100歳まで元気に

   生きたではないか。

   日焼けしてオイルを塗った老人のボディビルダーを見ると

   何か不自然な気がした。

 

   今、それが間違いだったと思い知らされている。

   妻の体位交換、車椅子とベッドとの移乗など

   筋力の無い俺には重労働で思うように出来なくなっている。

   

   腰痛になったり庭で転んで脛を打ったり

   我が身の安全も守れなくなっている。

   ジョギングも200mで一旦休まないと続かなくなった。 

 

   伊東四朗さんは靴底に重しの付いたシューズを履いて

   ウォーキングをされていた。

   円周率も何百桁まで暗記していたし、身体も頭脳も健康だ。

 

   水野美紀さんが中国に渡って太極拳の老子に教わっている番組を観た。

 

   いつもながらおっちょこちょいの俺は影響を受けやすい。

   「何か始めなくては・・」 という気になった。  

 

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褥瘡再発

2021-05-03 16:27:49 | 妻の症状

 

褥瘡が再発し、2,3日前からパットに血が付くようになった。

 

前の褥瘡箇所が治りかけて皮膚の色がピンク色から肌色に戻るところだったのに、

硬くなった皮膚がひび割れて、そこからの出血だった。

プロペト軟膏よりオロナインの方が薬効があると思い塗ってみたが、

2~3日後にはもう5㎜×1㎝にえぐれてしまった。

何ヶ月振りかでデュオアクティブを貼ってフィルムで保護した。

 

それにしても、完治までもう少しだったのに・・。

再発の原因は何だったんだろう。

 

 

☆ 昨日、妻が38度の熱を出した。

  正午頃、ベッドでの排便処理が終わって車椅子に移乗し、

  胃瘻からの水分補給を始めたときにちょっと熱いなと感じたので

  体温を測ったら37.5度だった。

  

  すぐ38.0度まで上がり、そのまま夜まで続いた。

  酸素濃度は98~95だった。

  

  ヘルパーさんによる入浴も中止し、ベッドで身体を拭いてもらった。

  時期が時期だけに心配したが、ヘルパーさんが帰る頃(19:00)には

  37.4度まで下がった。

 

  今日は、5:30に 37.0度、

      7:00~16:00には 36.9~36.8度になっている。

 

  昨日はオシッコの色が濃かったので水分摂取が足りなかったのかな。

  まだ寒いので、朝晩はストーブを普通に点けているが、

  俺は短パンに半袖という軽装なので、まだ冬物のパジャマを着ている妻に

  とっては、暑すぎる時があるのかもしれない。

  温度管理、水分補給気を付けなくては・・。

 

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