妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

ワクチン接種

2021-03-30 22:45:32 | 日記

コロナウイルスワクチンの接種券が届いた。

予診票が入っていて、

 ・血液をサラサラにする薬を服用しているか

 ・けいれん(ひきつけ)を起こしたことがあるか

の質問があった。

 

俺は高血圧の薬が該当しそうだし、

妻は時々、発作(けいれん)の症状がある。

アナフィラキシーも心配だ。

医師の記入欄もあることだし、先生としっかり相談して決めよう。

 

 

 ☆録画していたが、観ることをためらっていた松坂慶子さんのドラマ

  「流れ星」を観た。

 

  震災関連と思ったのは俺の勘違いで、  

  魔法使いの少女(黒島結菜)が登場するファンタジックで

  悲しくも切ない夫婦の物語だった。

 

  夫(船越英一郎)に対する不満を述べる妻(松坂さん)の一言一言が

  心にグサリと刺さった。

  思い当たる内容だった。

  

  ドラマでは魔法の力で、過去に戻って、亡くなった夫に

  感謝の言葉を言うことができたが、現実の世界ではそれが叶わない。 

 

  松坂さん、ザ・ベストテンでの「愛の水中歌」は衝撃的だった。

  「篤姫」以来のファンだ。

  その魅力は衰えることがない。 

 

 ☆玄関前のミニミニ花壇では、冬の寒さに耐えたビオラが

  再び元気な姿を見せている。

  チューリップやムスカリももうすぐだろう。

 

  庭の花壇では一番早く咲いた紺色のクロッカスがしぼみ始め、

  続いて白いクロッカスが咲いている。

  黄水仙ももう少しで咲きそうだ。

  

  なにしろ、その都度、思いつきで空いてる場所にいろんな花を

  植えてきたのでまとまりのない乱雑な花壇になってしまった。

  言いようによっては 「野趣溢れる花壇」と云えないこともないが・・。

 

  秋にカタログを見て注文した球根を2~3種類植えたはずだが

  花の名前と場所を忘れてしまった。

  どんな花が咲くか楽しみだ・・。

 

 

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介護ロボット

2021-03-22 23:41:48 | 妻の症状

 

 70歳になってから急激に体力の衰えを感じるようになった。

 この前テレビで介護ロボットについて放送していたが、

 今一番欲しいのは腕力が強力になる装置だ。

 

 妻の体重は32㎏だが体位交換や車椅子からの移乗が辛くなってきた。

 腕に装着すれば軽々と抱き上げることが出来るマシーンがほしい。

 

 気力も衰えてきた。 

 流しは食べ終わった食器で溢れる日が多くなったし、

 口腔ケアを始める時間が遅くなり、妻をベッドに寝かせるのが

 22:00を過ぎるのが当たり前になってしまった。

 

 心も体も元気でないと良い介護は難しいが、

 心と体の元気を保ち続けるのが難しい。

 

 

 ☆前回の排便は、下剤の量はいつもと同じだったのに

  妻の体調のせいかユルユルが第三波まであって大変だった。

 

  一昨日は地震の後に栄養剤の投与を始めたが、つい「蝉しぐれ」を観ながら

  横になってしまったらいつものように眠ってしまい、

  気が付くと零時を過ぎていて、滴下が途中で止ったままになっていた。

  滴下を再開し、終わってから下剤を注射器で入れたのが1:00頃になった。

 

  昨日、昼過ぎに下剤が効いてきたので、排便処理を開始した。

  摘便後の第二波なく、処理は1回で済み、夕方の入浴時も問題なく終わった。

 

  気持ち良かったのかヘルパーさんに髪を乾かしてもらっていると

  妻がウトウトしてきた。 

  

 

  ☆ 前回から1ヶ月も経たずにまた震度4の地震が来た。

   ちょっと強いなと思って、車椅子の背後から妻の身体を押さえた。

   ピアノの上やテレビの前に置いてあった小物が二つ三つ落ちたが

   割れるようなものではなかった。

 

   3.11の特集番組を録画したが、いまだに観れないものもある。

   「震災遺児の10年」

   「何が生死を分けたのか」

   「娘を探して海に潜る父」

   「映像記録・発災からの3日間」

   「映像記録・1年の苦闘」

 

   辛くて悲しい内容だというのは想像がつくので、

   なかなか簡単には観ることが出来ない。

 

   昼に観る気にはならないが、かといって夜に観るのも

   いろんな感情のまま寝られそうにもないし・・。

   

 

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妻の誕生日

2021-03-11 21:53:57 | 日記

妻が70歳の誕生日を迎えた。

 

娘達からLINEでお祝いのメッセージが来たので、

妻の写真を撮って返信した。

こういう時はスマホにして良かったと思う。

 

二女からはバラの花も贈られてきた。

真正面に置いて「おめでとう」と声を掛けた。

 

今日も痰がらみの咳き込みがあり、吸引器の出番が多い。

咳き込みの声を聞いてから吸引器まで駆け寄ってスイッチを入れ、

チューブで痰を吸引するまで多分10秒ほどかかっているかもしれない。

 

妻がせっかく頑張って口まで出してくれた痰なのに

モタモタしてると吸引する前にゴックンされてしまうことが多い。

 

吸引器のホースというかチューブが2mくらいあって、

そのさばき方を工夫すればもう少し時間短縮が出来るかもしれない。

 

 

 ☆ 外出時はもちろん、家でもヘルパーさんやリハビリさんが来る時は

   マスクを付けるので、多少の無精ヒゲでも大丈夫だろうと思って

   四~五日も剃らないことが多くなった。

 

   俳優の古舘寛治さんは日本の俳優さんでは珍しく

   役柄に関係なくいつもヒゲを生やしている俳優さんだ。

 

   その古舘さんが出ていた「ハルカの光」が終わった。

   「照明」がメインテーマという変わったドラマだったが

   毎回、古舘さんと黒島結菜さんとゲストとの三人芝居が良かった。

 

   黒島さんは印象に残る女優さんだ。

   これまで大河や朝ドラにも出演していたらしいが、

      いつもボーッと観ているので今回初めて名前と顔を覚えた。

   

   「突撃カネオ君」の日直アシスタントの田牧そらちゃんが

   黒島さんの少女期役で出ていたのでびっくりした。

   女優さんだったんだ。

   テレビばっかり観ているが、時々こういう発見があるのも楽しい。

 

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妻のひな人形

2021-03-02 22:32:51 | 日記

 

朝、突然そんな気になって2階に上がって人形の箱を開けた。

カビを心配したが大丈夫だった。

買った時からおひな様を包んでいたパラフィンのような紙の効果だろうか。

 

箱の内側に、「昭和57年(1982年)」 と俺の字で書いてあった。

 

長女が産まれた翌年の春、雛人形を買いに妻と二人で

文房具店のようなおもちゃ屋さんのような小さな店に入った。

 

その後、次女も産まれ、毎年飾っていたが、中学生頃になると

飾ることも少なくなっていったように思う。

 

妻が病気になってからは出すこともなくなった。

今回、本当に俺の気まぐれでしばらく振りに出して見た。

 

テレビの前の定位置に車椅子を停め、妻の真正面に置いた。

おひな様は妻の目にはどう映ってるのだろうか。

 

「買ったあの店、覚えてるか?」

そんな思い出ばなしをしてみたかった。

 

 

☆ 車椅子の妻に夕食の栄養剤を投与してたら、

  痰が絡んでゼロゼロゼイゼイが始まった。

 

  吸引器を使っても上手く痰が取れなくて

  酸素濃度が91~92から上がらない。

 

  投与を中断し、ベッドに横にして吸引すると、

  やがて95に上がって胸の音もしなくなった。

 

  再び車椅子に乗せ、2/3以上残っていた栄養剤の投与を再開した。

  95より上がることはなかったが、雑音も聞こえなくなり

  呼吸も楽になったのか、妻は眠りに入ってくれた。

 

  30分ほどで目を覚ますと、酸素は98になっていた。

  一安心。

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