妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年、56歳の時アルツハイマー病と診断される。
2018年1月、胃瘻造設手術。

アリの侵入

2016-05-31 23:47:16 | 日記


    ソファーでは昨日よりは

    前傾が少しだが持ち直したので

    食事は食べさせやすかった。


    何年かぶりにスプーンを持たせようとしたが

    これはまだ無理だった。


    パット交換のため

    立たせたが

    こちらは昨日と同じく安定しなかった。

    
    両手で支えないと倒れそうだった。


    毎日の症状に

    一喜一憂するのは良くないと

    わかっているつもりだが

    つい比べてしまう。

    
       

   ☆アリの侵入場所は大体目星が付いているが

    まだそこから出てくるところを目撃はしていない。

    
    見かけるのはガスコンロの周りだ。

    シンク付近まで来る奴もいる。


    流し台と壁との隙間が進入路とにらんでいる。

    そこにノズルを差し込んで

    噴射する。


    ガスコンロ周りにも

    数か所に吹き付けて

    待ち伏せる。


    こちらは食べ物を扱う場所なので

    量を控える。


    シンクの手前で止めておく。


    侵入したアリは

    コンロの付近で息絶えて

    死屍累々となっている。


    最初の頃は数十匹もあったのが

    今は十匹ほどに減ってきた。

    
    ピクピクと苦しんでいる奴がいる。

    武士の情け、

    ティッシュでつまんで

    介錯してやる。


    屋外からは基礎の通気口に

    「蟻コロリ」を置いて

    巣ごと壊滅させようとしたが

    まだ効果は出ていないようだ。

     
    長い火箸でも使って床下の奥に置けば

    元から絶てるのかな…。


    
    ☆ アリのせいで

      流しがきれいになった。


      ガスコンロ周りには

      物を置かないようにし、

      使った鍋などは

      その都度洗うようにしている。


      食器も(なるべく)食べたら

      すぐ洗うようにしている。 


      
      死骸の数も減ってきたので

      薬の量を減らしたら

      リビングに2匹来ていた。

    
      近くにティシュッがなかったので

      素手でつまんで洗面台まで行って

      流してやった。

      水攻めの刑だ。


      寝床の近くでクモやアリを見ると

      異常に嫌悪する。


      眠っているときに

      顔の上を這いずり回られることを

      想像すると
    
      ブルブルッ

      となる。      

    
            
     


        

      
      
      
      
























前傾とヨダレ

2016-05-30 23:35:43 | 妻の症状


昨日今日と前傾が強く
   
    ヨダレがひどくなっている。

    
    ソファーに座っていると

    腰から直角に折れるように

    前かがみになる。


    いくら起こそうとしても

    すぐ元に戻ってしまう。


    覗き込むように

    口を確かめながら

    スプーンを運んでいくが

    うまくいかない。


    半分以上こぼれてしまう。  


    つぶしたバナナが一番うまく

    飲み込んでくれた。


    それ以上ゆるいとこぼれるし、

    固すぎると口に入れてくれない。

      
    ヨダレとこぼれた食べ物を

    受けるため

    タオルを何枚も使っているが

    すぐ、びしょびしょになるので

    何枚も替えなければならない。

    
    ひどい時とそうでもない日がある

    何が原因なのか

    神のみぞ知る、か…。


    

    

  
    

  
    
    








プロフェッショナル

2016-05-28 22:17:55 | 日記

NHKの「プロフェッショナル」をいつも観ている。


   毎回、すごいなぁ、と感心して観ているが、

   今回は介護の食事に関するものだったので

   大変参考になった。


   看護師 小山珠美さん。

   食事介助のスペシャリスト。


   車椅子やベッドの角度、

   肘の位置、

   スプーンの形、

   口をしっかり閉じることにより
   
   呑み込みがしっかりできる、

   ということなどを教わった。


   スプーンをいっしょに持ってやって
  
   口に運んでいた。

   自分で持たせることで

   食べるということを脳に

   思い出させるのだという。


   私の妻も手は使えないので

   私が口に運んでやっている。


   小山さんは、

    「出来ないと思わない」、

    「患者の持っている力を諦めない」

   ともいう。


   脳梗塞の患者さんと認知症では

   別なのかもしれないが

   私は妻の症状が進行するたびに

   「仕方がない」

   と諦めてきた。


   ちょっと、試しにスプーンを持たせて

   みるかな。

   柄の長いスプーンがいいのだという。


   テレビでは、

    80代の女性患者さんが、

    誤嚥が見られるので

    胃瘻にするかどうかの

    判断が迫られていた。


    次の検査の日まで小山さんが

    トレーニングをする。


    口をしっかり閉じさせることで

    口内の圧が高まり

    誤嚥が防げるのだという。

   
    検査の日、造影剤を見ながら

    食事をさせる。

   
    誤嚥は起こらなかった。


    胃瘻はしなくてもいいことになった。


   いつか妻にも同じような

   時期がくるのだろう……。



   ☆ ヘルパーさんの日。

     今日も28度まで上がった。


     プールは混雑が予想されたのと

     時間があまりないので

     ウォーキングにした。


     杖をついた老婦人が前を散歩している。

     私は彼女に追いつけなかった。


     ジョギングができるようになる日は

     来るのだろうか。


     太陽の下、うっすら汗をかくのも

     気持ちがいいものだ。


     遠くの山の残雪も

     溶けて白い点のようになってきた。


     あと2~3日で消えてしまうかもしれない。


   

    ☆ 秋に強く剪定されて

      まるでオブジェのように

      なっていた街路樹から

      若い緑が生えてきた。


      生命力は大したもんだ。


      毎年花を買ってきて

      植えていたマリーゴールドだが

      今年は初めて

      去年に取った種を

      蒔いてみた。


      2週間ほど経って

      芽が出てきた。


      この生命力も大したもんだ。


      

      







   

  
    



   












     

     


冷房と暖房

2016-05-25 23:41:40 | 妻の症状


    2~3日前には30度近くまで上がり

    クーラーや扇風機を点けたが

    今日は最高が21度と下がった。


    妻がくしゃみをしたので

    カーディガンを羽織らせ、

    ストーブを少し点けた。



    夕方、5日ぶりの浣腸をした。


    先生から処方された60ccものだが

    今日は摘便が必要だった。


    便座から立たせて摘便をするものだから

    どうしても付近が汚れてしまう。

    
    急きょシャワーで汚れを洗い流す。


    60ccでもなかなか一発で決まってくれない。

    もう少しトイレで長く待てばいいのかもしれない。



    ☆ 花壇の雑草が伸び放題となってきて

      ジャングルみたいになってきた。


      どこからか種が飛んできたのか

      去年あたりから知らない草花がたくさん

      白い花を咲かせている。


      雑草のようでもあり、

      名のあるれっきとした花のようでもある。


      そこに混じって明らかに見覚えのある

      雑草が生えている。

      引き抜こうとすると花の咲いている草までも

      一緒に抜いてしまいそうになるので

      慎重に手を根元まで伸ばし

      一本一本抜くことになる。


      花が咲けば抜かれない。

      花が咲かなければ抜かれてしまう。

      
      これは雑草に対する差別か…。

      

      ☆ 久しぶりにユーチューブから

        ICレコーダーに録音した。


        テレビを見ていたら偶然、

        坂本冬美特集をやっていて

        猪俣公章さんが、

        この曲は冬美がもっと大人になったら

        歌わせようと残していた曲だと紹介されていた。


師匠の最後の曲となった「船で帰るあなた」。

        さっそくユーチューブから録ることにした。


        ついでに、藤圭子を開くと、

        川中美幸の「二人酒」をカバーしていたので

        それも追加で録音した。


藤圭子と川中美幸とは接点がないと

        思っていたので、意外な気がした。


        そして嬉しかった。        

        


        

        


      





    


    


    

    

センターに感謝

2016-05-21 09:35:19 | 日記
 
   昨日、消費生活センターから電話が入った。


   一昨日、相談に行ったときの

   担当だったAさんからだった。

  
   私が「光コラボ業者(代理店)」に

   「転用手続き」の

   キャンセルを申し入れたが、

   それが間違いなく

   社内的にそういう扱いになっているのか

   Aさんが業者に確認の電話を入れてくれた。

   
   結果は、

   間違いなく「キャンセル」に

   なっているという。


   ほっとした。

   何度も何度もお礼を言った。


   Aさんは

     「仕事ですから」と言い、


     業者が何か言って来たら

     連絡してください、とも言ってくれた。


   ありがとうございました。
   

   
   しかし、今思っても

   あれは不思議な時間だった。


   操り人形のように

   本当に相手の言うがままだった。


   判断力、注意力が衰えているということか。

   ひょっとして、認知症の初期症状か。


   また同じことをしてしまわないか

   ちょっと不安でもある。  



   ☆ 何ヶ月か振りで中学、高校と同級生だった

     友人が

     訪ねて来てくれた。

     
     私には唯一の友人だが、

     二人で酒を飲んだり、

     どこかへ行ったりということは

     ほとんどない。


     彼は明るく人柄も良く

     交友関係も広い。

     
     昔からしっかりしていて

     大人びていた。


     私とは大違いだが

     今も、こうやって気にかけて

     家に来てくれる。


     お互いの近況を話しながら

     囲碁を打った。


     楽しかった。

     無心の時を過ごした。



   ☆ 先生から処方された浣腸を使ってみた。

      
     15センチというノズル(チューブというらしい)の長さに

     まだ慣れない。


     注意書きに

       「6~7センチ挿入すると

       腸のカーブしている部分にぶつかります。

       7センチを超えてのチューブの挿入は危険です。」

     とあったので、

     ストッパーの位置を確認して実行。


     10分ほどすると効いてきたので

     トイレに誘導。


     すでにパットに出ていたので

     床にこぼれないように気を付けて歩く。


     トイレでゆっくりズボンを下し、座らせる。


     20分ほどして立たせる。


     はっきりとは確認できなかったが

     ある程度の量は出ていたようなので

     摘便はせず、そのままで終わりにした。   


   
     ☆ 好事魔多しというか

       塞翁が馬というのか

       いいことばかりが続かない。


       「転用」の件でほっとして、

       友人といい時間を過ごし、

       無事浣腸が終わって、

       気が緩んだのか

       夕食後いつのまにか

       眠ってしまった。

      
       目を覚ますと

       妻がソファーから落ちて

       倒れていた。

    
       目を開けたままじっとしていた。

       落ちた時に音がしたはずだが

       気が付かなかった。

     
       右がわの頬全体に擦り傷が

       出来ていた。


       謝りながら抱き起した。

       
       もう何回目だろう。

       同じことを繰り返している。


       訪問診療の先生から毎回、

       「何か変わったことはありませんでしたか?」

       と訊かれる。


       「また、落としてしまいました … 」


       言いずらいな … 。


         ♪ バカだなぁ  バカだなぁ


        
        ・治らない 三子の魂 いつまでも   
     

          
     


     


    



   

   

   


   




   

   

小粒からひきわりへ

2016-05-20 05:13:28 | 日記

    納豆はほぼ毎朝食べるようにしている。

ネギを刻んで温泉卵を落とすのが定番だ。

    
    辛子は使わない。

    仕方ないので捨てている。


    食べ物を捨てるなんて

    おれの流儀に反するが仕方ない。

    
    ずーっと「小粒」だった。

    なるべく県産を買うようにしているが

    賞味期限の先のものに手がいってしまう。

    最近、歯がほとんどなくなった妻だが

    納豆を食べさせていると

    豆が口から一粒二粒とこぼれ落ちることがある。
   
    上下とも歯がない正面から落ちてしまう。

    歯止めが利かないとはこのことか。


    最近は「ひきわり」に切り替えた。

    これだと今のところこぼれることなく

    食べてくれる。

    ただ私の好みでいえば

    あのベッタリした感じがあまり好きではないが

    やむを得ない。


    
    ☆ フレッツ解約の件で消費生活センターに

      行ってきた。


      気持ちの整理をつけたかった。


      担当は女性のベテラン相談員。


       ・代行業者に手続きの中止を申し入れ、

        電話では了解した旨の返事だったこと。


       ・それでも、そのとおり手続きが

        取り止めになっているか

        不安であること。

     
       ・言われるままに従ってしまった

        自分にも落ち度があると

        反省していること。


      などを話した。


      相談員さんは、

       やはり、勧誘方法に問題があるという。


       皆さんの声が法律を作り、

       変えていく原動力となるので

       あきらめないでほしいという。


      全国でも同様なケースが発生していて、

      近々法律が改正になり、

      契約書を取り交わすことが義務付け

      られるようになるとも話していた。


       相談員さんが業者に

       手続きの停止を確認してくれることになった。

       
       その場で電話をかけたが

       会社が休みだった。


       明日、電話をして、

       結果を知らせてくれるという。  


      
      ☆ 私が日記を見ながら説明しているのを見て、
      
        「5年日記ですか」と聞かれた。


        「ええ、女房が認知症なので

         この日記に様子を書いているんです。

         これだと去年とか過去の症状が

         すぐ分かるので…」


        相談が終わってほっとして

        少し饒舌になってしまった。


        相談員さんから、妻のことを尋ねられ、

        9年になること、

        だんだん進行してきて

        今は要介護5であることなどを

        話してしまった。


        いつものことだが、

        みなさん、「大変ですね」とおっしゃってくれる。


        いつものことだが、優しい言葉に弱い。

        涙目になる。
     
        
        必死に立て直そうとするが

        すぐには治まらなかった。

      
        その状態でお礼を言い、

        外へ出た。


        最後ちょっと恥ずかしかったが

        まあ仕方がない。

        
        それにしても、

        妻の介護があるのに

        不注意でこんな面倒を

        引き起こしてしまった

        自分が情けない。


        

        


        







        




        
       







      





      



      

      

      













   
    

    

    
    

残る不安

2016-05-17 23:59:02 | 日記
  

     まだ不安が残る。


     相手は悪名高き業者だ。

     電話1本でそんなに簡単に

     済むはずがない。


     まずは、断りの電話は入れた。


     あとは相手がどう出るかだ。


     手に余るときは

     消費生活センターに相談しよう。



    ☆ 訪問診療があって

      浣腸を処方してもらった。

     
      とりあえず10本だけ。
   
      週2回として1ヶ月分だ。


      できれば摘便はしたくないので

      60ccで一発で効いてくれればいいが。



    ☆ 班長の仕事でいちばん気が重かった

      町内会費の集金を済ませた。


      事前に伺う日時を回覧板で

      回していたので

      当日都合が悪い2軒は

      前日に我が家に支払いに

      来て下さった。    


      14戸廻ったが2軒は不在だった。


      初めて顔を見る旦那さんもいた。


      間近でお顔を拝見して

      ああ、こんな顔だったんだと

      再認識した奥さんもいた。


      80過ぎのご夫婦の家では

      おばあさんが出てきたが
      
      耳が遠かったので苦労した。
      
      
      不在の2軒も翌日訪ねて集金した。

      まずは一つ山を越した。


     ☆ 毎月1回、市の広報を配っているが

       各戸の郵便受けにも特徴がある。


       ほとんど30年以上の家ばかりだから

       リフォームした家を除けば

       郵便受けもゆがんだものや

       壊れかかったものや

       小さいものなど様々だ。

    
       広報のサイズがA3に近いような大きさなので

       縦半分に折って無理やり

       押し込まないと入らないお宅もある。


       なかには、郵便受けの下に

       大きなプラスチックのケースを置いていて

       そこに入れるようにしている

       お宅もあって

       そこは楽だった。


       あと残る大きな山場は

       夏祭りだ。


       妻に大きな変化が無いように、

       私も健康でありますように。

       















     


     

     

     


         
     

     

     



     

    


     

     

少し安心?

2016-05-16 23:40:21 | 日記
  
    
    ネットからNTTの相談窓口を探して

    何か所かにメールや電話で相談した。

   
    最初の電話相談の担当者から、

      今日中に相手業者に解約する旨を

      電話するように、

   と強く指示された。


   
   代行業者に電話すると担当はまだ出社しておらず

   折り返し電話が来た。


   私を担当した人物ではなかった。

   もう少し若い声だった。


   解約したい旨を伝えると、理由を聞かれた。


   何があっても解約したいと伝えると、

   向こうも諦めてくれた。


   これからどのような手続きをとればいいか聞いた。


   すると相手は、「この電話で承ったので、他にはない」

   という。


   私は違約金のことが頭にあったので

   ちょっと拍子抜けした。


   最初に私に申し込みを誘導した人物は、

   私がすぐ解消を申し入れたが

   もう契約が済んだので解約は難しいと言った。


   今日、その人物は不在だった。


   本当にこれで一件落着なのか

   まだ心配だ。


   あとで何か請求が来るかもしれない。

   
   それでも少しは前進した気がする。



   ♪ …

     バカだなぁ  バカだなぁ

     だまされちゃって

     夜が冷たい 新宿の女



   ☆ 「とと姉ちゃん」を観ている。

     朝ドラは「あまちゃん」以来だ。

    
     主題歌を宇多田ヒカルが歌っている。


     藤圭子ファンとしては、

     娘さんが歌うお母さんの曲を

     聴いてみたいと思う。


     それにしても大地真央のおばあさんは

     いくらなんでも若すぎやしませんか。


     あの白髪のかつらも立派すぎやしませんか。


     まあ、あれくらいはっきりバレバレなのも

     いいのかもしれない。

     

   

     



     
     

   
   


   

   

   






   


    




まだ悔しい

2016-05-15 23:58:36 | 日記
     
    昨日のことがまだ悔しい。

   
    まんまと餌に食いついた

    愚かな老人を

    演じてしまったことが悔しい。


    「30分後に担当から電話させます」、

    と言われた時が

    思いとどまる第一のチャンスだった。

   
    電話が来た時に出なければ良かったのだ。


    「子機はありますか、

     パソコンを操作してもらいます」


    ここでも、疑問を抱くべきだった。


    まるで振り込め詐欺の被害者が

    ATMの前で操作させられたのと同じだ。

    
    操作した画面が

    「NTTのホームページ」だったことが

    私の油断につながった。


    たぶん、電話だけだったら

    断れたと思う。


    パソコンに誘導された時点で、

    敵の術中にはまってしまってるのだろう。

    申込書の画面に誘導されて、

    銀行名、支店名まで入力した。


    まったく思考停止に陥っていた。

   
    画面の内容などじっくり読む時間など

    なかった。


    言われるまま、次々と入力していった。


    入力が終わると、

    NTTから番号が割り振られていた。

    
    相手から、その番号を言うようにいわれ、

    俺はすなおに、何の疑問も抱かず

    読み上げてしまった。   
 
    
    この番号が重要だった。


    この個人番号をもって、

    相手は私の名でNTTに

    「転用」を申し出た。


    NTTはこの番号があるということは

    私の意思であると判断するだろう。


    この番号を聞き取ってすぐ、

    相手はNTTに「転用」手続きを済ませたのだろう。


    魔がさす、とはこのことか。

    
    おっちょこちょいな愚か者だ。


    痛い目に合わないと分からない。


    相手業者は、

    光電話もパソコンも今までと同じ環境で使え、

    ただ料金が安くなるだけだ、

    と言う。

    
    たぶん、相手は、

    きちんと内容を説明して

    納得して申し込んでもらった、

    というだろう。


    騙したわけでも

    強要したわけでもない、

    というだろう。
 
    
    あのパソコンで誘導されて

    入力画面を操作しているときは

    今思えば、まるで催眠術にかかったように

    言われるがままだった。


    NTTからこの業者に変更したことで、

    たぶん説明されていない

    不都合な事態が

    生じるかもしれない。


    まだわからないが、

    仮に、金銭的被害は少ないとしても、   

    自分の意思にそぐわない契約を

    してしまった悔しさが残る。


    いくら反省しても

    後の祭り、

    ということか ……。



    ネットを見ると

    この業者の悪評判が

    多数載っていた…。  




    

   




    





   
   





俺が悪い

2016-05-14 22:15:30 | 日記
  
   登録していない番号だったが出てしまった。


   いつもなら出ないのだが、
   
   班長になってから、

   町内会の誰かが用事で

   かけてくるかもしれないという

   考えにとらわれてしまった。


   NTTフレッツ光の変更の電話だった。


   今の料金が1000円ほど安くなるという。


   以前にも、「プロバイダを変更しませんか、

   料金が安くなります。」

   という電話があったが、

   煩わしいので断ったことがあった。


   今回はそうは言わなかった。

   あくまでNTTの代行業者と言い、

   共同事業者(?)と言った。

   
   NTTのホームページの

   「光コラボレーションに関する手続き」に

   誘導された。


   これで信用してしまった。

   あくまでNTTが相手だと思い込んだ。


   画面上で誘導され、「転用手続き」を

   最後まで

   入力してしまった。


   結果として、プロバイダーが変更になった。

   プロバイダー料金が0円になった分、

   料金が安くなったのだという。


   電話を切った後、

   何となく騙された感がしたので

   こちらから電話して

   取り消したい旨を話すと、


   入力が終わった時点で

   契約が成立したという。


   書類を送るので

   口座番号を書いて送り返せという。

   
   まだ騙されたと決まった訳ではなく、

   本当に料金が安くなっただけかもしれない。


   いつもなら、こういうことには

   断固として断ってきたのに。


   相手の思うとおりに動いてしまったことが

   悔しい。


   情けない。   

   
   今思えば、

   途中、何度も断るチャンスはあったのに

   ズルズル最後まで言うとおりに

   やってしまった。


   馬鹿だなぁ。

   俺が悪い。


   
   ☆ 沈んだ気分で妻に夕食を

     食べさせる。


     バナナ、ヨーグルト、

     きな粉、ゴマ、

     プルーン、卵ボーロ。


     プリン。


     俺は食欲がなかった。


     妻の食事も

     手抜きになってしまった…。