妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

キムチで

2016-09-29 22:42:12 | 日記


デイの日。


   久しぶりの歯の治療。


   歯周病の治療には違いないが

   具体的に何をどう治療しているかは

   分からない。


   言われるままに口を開けているだけで、

   あえて質問もしない。


   削ったり磨いたりしてもらったが

   それほど痛みもなく

   軽い治療だった。


  
   ☆ まだピンクの雑炊が残っている。


     スーパーでキムチを見つけ、

     これだ、と思い、買ってきた。


     成功だった。

     キムチを乗っけて喰うと

     大丈夫だった。


     やっと全部片付けることができた。

     
     トマトの缶詰があと1個ある。

     味噌味だけは止めよう。



   ☆ 浴衣をガウン代わりに使ってみたが、

     紐がない。


     「帯」はあったが

     家でするわけにはいかない。


     タンスを探してみたら

     何とか使えそうなのが出てきた。


     紐で締めて台所に立ったが、

     今度は袖が邪魔になった。 


     タスキをしようと思ったが、

     これも紐が無い。


     子供の頃、

     タスキを早くかける練習をしたことがあった。


     一方の端を口にくわえ、

     もう一方をぐるぐるっと

     たすき掛けにする。


     多分、時代劇で、

     堀部安兵衛が

     高田馬場に駆けつける場面だったか、

     大川橋蔵の新吾十番勝負だったか、

     タスキをささっと掛ける場面が

     カッコよかったのだろう。


     何十年ぶりにやってみた。

     うまくいかない。

     たすき掛けにならない。


     2回目は成功した。

     
     そして、裾を尻っぱしょりにした。

     江戸っ子になった気分。


     その格好で茶碗を洗った。     







   






     

   
     







     












     




   


   



    





    


 

    

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インスタントラーメン

2016-09-28 20:03:27 | 日記


    ピンク色の雑炊を何とかしなくてはと

    思いついたのが

    インスタントラーメンに

    混ぜるという案だった。


    あの美味く濃いスープなら

    失敗作のトマト味+味噌味をも

    包み込んでくれるはずだ。


やってみた。


    チャルメラの鍋にピンク雑炊を

    放り込んだ。


    しかし、トマト味噌連合軍は強かった。


    結局、不味いラーメン雑炊が出来ただけだった。


    私は責任を取ってラーメン雑炊を完食したが

    そのせいで昼食、夕食とも食欲が無かった。


    調子が悪いと妻の食事にも力が入らない。


    バナナヨーグルトで我慢してもらう。    




    ☆ 昨夜の下剤14滴が夕方になっても

      効いてこなかったので、

      浣腸で出すことにした。

      
      早めにトイレに座らせると

      やがて出てくれた。

      
      一度出血させてからは

      摘便はやりたくなかったので良かった。

    
      そのまま浴室でシャワー、シャンプー。


      最初は湯船に入れるつもりで

      久しぶりに15kgもあるバスリフトをセットしたが、

      直前になって

      何となく面倒くさくなってシャワーにした。


      今日も風邪を引かせずに済んだ。


      
      



      

      

      








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初診から9年

2016-09-27 21:12:50 | 妻の症状

   今月で、妻がアルツハイマー病と

   診断されてから9年が過ぎた。


   妻の姉に何回も説得してもらって

   やっと、渋々ながら病院に連れていくことができた。

   
   先生の質問には

   一つか二つしか答えられなかった。


   というより、

   たぶん、質問の意味も理解できなくなっていた

   と思う。


   CT画像を見せられて

   全体が委縮していると云われた。


   56歳だった。


   あれから9年。

   あっという間だった。


   本に書いてある症状を全て経験し

   今に至る。

   
   先生からは

   終末期に入っていると言われている…。



   ☆ 曇っていたが明日は雨の予報だったので

     散歩に連れ出した。


     髪の乱れを隠すため帽子を被せた。


     歩き始めてやがて

     トンボが妻の帽子に停まった。


     あまり揺らさないように車椅子を押した。

     
     すると横の家から幼稚園児らしい女の子が

     飛び出してきた。

     手に白い補虫網を持っている。


     こっちに気が付くと

     子供らしい好奇心の眼差しで

     妻を見つめている。


     私が声を掛けると

     笑顔を見せた。


     妻の帽子のトンボを捕まえて

     女の子にやろうと手を伸ばすが

     逃げられてしまった。


     すると女の子は

     「私が捕ってあげる」と言って

     道路脇の草に停まったトンボを

     2回目で捕まえた。

     
     女の子は、「どうぞ」、と差し出したが

     私は手を振って辞退した。


     「ゴメンね、ありがとう」


     女の子は、「バイバイ」と言って

     白い網を持って駆けて行った。


     妻を見るとヨダレを流していたので

     ハンカチで拭き取ってやる。


     あの、「ど根性コスモス」たちが

     いっぱい咲いている。

     きれいだ。



     ☆ ヘルパーさんの日。

      
       ウォーキングした後スーパーで買い物。

       
       夕食の支度。


       冷凍していた鮭入りおにぎり2個で

       雑炊を作る。


       そこで終わっていれば無事だったが。

       賞味期限が不明のイタリア製のトマトの缶詰を

       入れてしまった。


       昔、「相棒」で鈴木砂羽さんが作った

       「微妙な味」の料理みたいなピンク色になった。


       ここで固形スープでも入れればまだ挽回できたと思うのだが、

       私は、味噌を入れてしまった。


       卵、とろけるチーズ、ふりかけ、も

       入れたが、

       トマト味と味噌味には勝てなかった。


       「びみょー」を通り越して「まずい」、だった。


       タッパ3個分出来た。

      
       何とか俺一人で1個食べたが

       あと2個 残っている…。


       


       

       

       




     


     


     


     

   

    
   


   


   
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ベッドで2回、トイレで1回

2016-09-25 21:34:49 | 妻の症状
 
   昨晩、下剤を15滴飲ませた。

   こぼれることなく全量飲んだ。(と思う)


   前回は効かずに浣腸だったので

   今朝ものんびり構えていたが

   6:00前に目を覚ましたと思ったら、

   すぐ出た。


   仰向けになっていたので

   立たせると汚れが拡散すると思い、

   そのまま替えることにした。

   
   まず身体を横向きにしようとするが

   すぐ戻りそうになるので

   枕を持ってきて背中に当ててキープする。


   ベッドでの本格的な交換は初めてなので

   手間取ってしまう。


   止水シートとバスタオルは敷いているが

   念のため

   お尻に新聞紙を敷こうとしたが

   半分ほどで止まってしまった。


   まあ、いいか。


   周りに、新聞紙、トイレットペーパー、お尻ふき

   を置いて作業開始。   


   処理が終わって新しいパット、オムツを穿かせる。


   ここでどうしてトイレに連れて行かなかったのか…。

   何故か、これで終わりと思い込んでしまった。


   替えて間もなく、1分もしないうちに第2弾が来た。

   さっきよりユルかった。
  
   (シマッタ、あーあ)


   何とかパットだけの交換で済まないかとやってみたが

   オムツも汚れてしまった。

   
   身体の下になっているオムツのもう一方のサイドを

   破いて取り外す。


   処理が終わり、

   今度はトイレに連れて行った。


   期待していなかったが、

   しばらくして見ると、第3弾が来ていた。


   良かった。


   パットとオムツを穿かせて

   部屋に戻りソファーに座らせる。


   まあ、それなりの量が出たので

   スッキリしただろう。


   

   ☆ 夕方、シャワーとシャンプー。


     湯船にお湯を張ろうかと思ったが

     暖かかったのでシャワーにした。


     シャワーの方が後片付けが楽でいいと

     いうのもあった。


     浴室で髪をカット。


     大抵のところは指で挟んで

     出たところを切ればいいが、

     もみあげはそれが出来ないので難しい。


     ハサミの先でちょんちょんと切るが

     上手くいかない。


     まあ、仕方がない。

   
     風邪を引かせないよう、

     しっかり拭いてバスタオル2枚で巻く。


     足元がおぼつかない妻を

     後ろから抱えて

     押すように歩かせて部屋に戻る。


     いつかは俺一人の手に負えない時が

     来るのだろう…。


     
     ☆ 種を蒔いたコスモスが

       何とか咲いてくれているが

       もう終わりに近づいてきた。


       見た感じがどうにも貧弱だ。

       倒れそうなので支柱で支えている。


       よそ様のは茎が太く、がっしりしている。


       側溝に溜まったわずかな土からさえ

       しっかりと成長した茎がいっぱい花を咲かせている。

       ど根性コスモスだ。


       毎年同じ場所で咲いている。


       これは一体何なんだろう。

       まるで多年草のようだ。


       こぼれた種が自然に発芽し

       しっかり根を張っているということか。


       我が家のコスモスは来年はどうなる。



       玄関前のマリーゴールドは、まだまだ持ちそうだ。

       
       庭の花壇の百日紅は

       葉っぱが病気で白くなっているが

       赤紫のチリチリの花をたくさん付けている。


       ムクゲはそろそろ終りを迎えつつある。

       白の方はまだまだ咲いているが

       赤紫の方は数えるほどしか残っていない。

       
       毎日、落下した花を拾うのが日課だ。


       ようやく、

       アスターの先端が少し色づき始めてきた。


       秋の花、もっと増やしたい。

       雑草を抜けば、少しはスペースが確保できそうだ。


       


       




       





     
       
   


   


   








   

   





   


   


   
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母、藤圭子

2016-09-24 22:24:59 | 日記
 
   立たせると自立できなくなった。

   支える腕に全体重がかかってくる。


   調子のいい時は

   軽く手を添えるだけで良かったのだが。


   これまでもこういう波を繰り返してきたが

   またいい日が来てくれるのだろうか。



☆ NHKのSONGSという番組で

   宇多田ヒカルを観た。


   別人かと思うほど変わっていた。


   どうしても藤圭子の娘さんとして観てしまう。


   あの身体をくねくねさせながら歌った

   ヒット曲も私にはその良さが分からなかった。
  


   「とと姉ちゃん」をほぼ毎日観ているが

   その主題歌は

    ♪ はーざまーで


   というところだけは分かるが

   あとは、よく内容が聞き取れないまま

   半年が過ぎようとしている。


   それが「SONGS」で、

   歌詞が字幕で流れ、

   初めて全体が分かった。


   母、藤圭子さんへの想いだという。


   言葉では言い足りない思いがある、

   だから花束を贈ろう、ということのようだ。



     ♪ 普段からメイクしない君が 

       薄化粧した朝


       始まりと終わりの狭間で

       忘れぬ約束した


       花束を君に贈ろう

       愛しい人 愛しい人


       どんな言葉並べても

       真実にはならないから


       今日は贈ろう 

       涙色の花束を君に

    
           「花束を君に」  詞・曲 : 宇多田ヒカル

    

   やはり、藤圭子ファンとしては

   宇多田ヒカルに藤圭子の歌を歌ってほしいな。



    ☆ ヘルパーさんの日。

      堤防ウォーキング。


      快晴。

      遠くの山々がくっきりと見える。


      何故かパークゴルフ場に4人の1組しかいない。

      珍しく全員女性だ。


      右足の付け根が痛い。

      
      私の秘かな夢は

      開脚して胸をベターっと床に着けるようになることだ。


      時々、寝る前に

      柔軟体操の真似ごとみたいなのをやっているが、

      昨夜はちょっと無理してしまった。



      歩くだけで

      左は親指の付け根、

      右は股関節が痛い。


      向こうから中年男性が

      軽快なピッチで走ってくる。

      
      スロージョギングでもいいから

      出来るようになりたいものだ。



     ☆ 半袖を仕舞おうとしたら

       来週はまた暑くなるという。


       ただでさえ、ゴチャゴチャしているのに、

       夏冬物が入り乱れて

       部屋のあちこちに積まれている。


       まだ裸足で過ごしているが

       掃除をサボると

       足にいろんなものがくっ付く。


       ヘルパーさんが来る前に

       掃除機をかける。


       今日はSさん。

       もう3年以上になる。


       最初の頃は何となく

       相性が良くないかなと思ったが

       今では歌を歌ってくれたり

       いい関係が出来ているようだ。


       そのSさん、

        「やはりお家のほうが表情が

         いいですね。」

       と言う。

       
       デイサービスの連絡帳には大抵、

       「今日も笑顔が見られました」と

       あるので、安心していたが

       暗い表情の日もあるということか。


       行きたくない日もあるのだろう。

       意思表示が出来ないのが不憫だ…。
       

       


   
   

   

     





   







   








  ☆ 私も妻と同じものを食べているので

    すりつぶした柔らかいものが多い。


    どうもそれでは歯やアゴに良くないと思って

    何か固いものを食べなくてはと

    選んだのが

    柿ピーだ。


    これが美味い。


    夕食後だというのに、ボリボリやってしまう。


    小袋を何個も開けてしまう。

    腹いっぱいになるまで止まらない。



    チョコとサイダーから脱したと思ったら

    今度は柿ピーだ。


    度し難き愚か者め。






    



   
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寒い

2016-09-23 08:53:02 | 日記
 

    点滴をしたばかりだが、

    妻の立位は改善しないままだ。


    もうこのままなのか…。

    
    
    朝、起きると冷やっとする。

    パジャマも長袖にしよう。


    2階から暖房機器を下した。


    オイルヒーター2台、
 
    石油ファンヒーター2台。

   
    階段を踏み外さないよう

    ゆっくり降りる。


    灯油も今シーズン初めて

    2缶買ってきた。

    52円/ℓ。



   ☆ 昨日は古着の回収日。

     迷った末、断腸の思いで

     妻の衣類を出した。


     夏物の肌着やTシャツ等10枚ほど。


     最初は捨てないで、

     バラしたり縫ったりして

     再利用と考えたが、

     妻のものを

     切ったり汚したりするのも

     気が引けた。

     
     もったいない症候群と

     この感情との間で

     思い悩んだが、

     そのまま回収に出すことにした。


     回収された衣類は、

     何らかの形で再利用されるのらしいので

     良しとしよう。

     

     ☆ 3.11の大震災の後、

       買い揃えたものの中に

       カセットコンロがある。


       一緒にガスボンベも3本買ったが、

       5年以上使っていないことになる。

    
       消費期限は表記されていないが、

       いつかは缶が腐食して危険になるはずだ。


       そうなる前に使い切らなくては。


       埃をかぶっていたものを

       引っ張り出して、

       ガスコンロの脇の狭いスペースに

       置いて使うことにした。


       最初、ボンベのセットがうまく出来なかった。

       切り込み部を合わせるのを忘れていた。


       点火すると、「ボッ」と音がして

       思ったより勢いが強くてびっくした。


       爆発しなくて良かった。

       
       毎日使って、早く3本を消化しよう。



       ☆ 昨日はデイの日。

         いつもなら買い物やらで出歩くのだが

         祝日ということで、

         人混みを避けて

         ウォーキングだけにした。
        

         祝日の午前ということで

         いつもとは風景がちがう。


         子供連れの若いお父さんお母さんが多い。


         石畳の広場では、

         パパがよちよち歩きの女の子の手を引いている。

         ママがその後からベビーカーを押している。     

         
         別の通路では、

         自転車の練習をする女の子とお父さん。

         その様子をビデオに撮ってるお母さん。

     
         パークゴルフ場も混んでいた。

         ご婦人たちの衣装がカラフルだ。


         ラジコン場では

         飛行機を飛ばしていた。

         見るのは久しぶりだ。


         野球場では試合が行われていた。

         応援する父兄の声が賑やかだ。

         ベンチにはユニフォーム姿の

         長い髪の女の子が二人いた。


         空は黒い雲に覆われていたが

         雨にならなくて良かった。


         堤防の草も

         刈られてすっきりしていた。 


         若い二人連れ(夫婦か恋人か単なる友達か)や

         年配のご夫婦ともすれ違う。


         私は路面に目を落とし

         腕を大きく振って歩く。       


                  








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久しぶり浣腸

2016-09-21 23:07:55 | 妻の症状

    水曜日は、排便とシャワーの日。


    昨晩、下剤を15滴飲ませた。

    ちょっとこぼれたが、いつも追加して

    失敗してしまうので

    そのままにした。


    午前は無し。


    午後は訪問看護で点滴。


    点滴中に出られたら困るな、と

    心配したが、

    それも無かった。  


    夕方、諦めて

    浣腸する。

    久しぶりだ。

  
    ベッドで横にし、浣腸したが、

    ちょっとトイレに行くタイミングが遅かった。

    その姿勢のまま出てしまった。


    量もユルさもそれほどではなかったので

    その姿勢で応急処理した。


    初めてのことだったが

    衣服も身体も汚さないで済んだ。

  
    それからトイレに連れて行ったが

    それっきりだった。


      ♪ もう これっきり これっきり

        こっれきりですか 


    今、顔を見たいのが

       山口百恵、

       西田佐知子 だな。
    
       
    まあ、いいっか。


    摘便はしないで、浴室に行く。


    本当は湯船にするはずだったが

    時間が遅くなったので

    シャワーにする。


    前回、風邪を引かせたので
    
    洗面所のストーブを点ける。


    髪をカットしたかったが

    これも止めて

    手早く身体と髪を洗って終了。


    まず、タオルでしっかり身体を拭き、

    バスタオル2枚でぐるぐる巻きにして

    部屋に戻る。


    ソファーに座らせ、パジャマを着せる。

    今日は鼻水を流すことはなかった。




     ☆ 今日の訪看さんは

       久しぶりにTさん。


       明るくて元気のいい人。

      
       血管が見えにくくて

       いつも皆さんが苦労する注射も1発で成功。


       点滴が終わった後、

       靴下を脱がせて

       むくみ のチェック。
 
    
       大丈夫そう。

  
       私からは、この3~4日、

       前傾が強いことを報告。


       ソファーから立たせて様子を見る。

     
       最近、妻の足首が固くなってきた気がする、と言うと、

       次回、リハビリ担当を連れてくるとのこと。


       

       
             








    


    

    
    












    
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下駄と浴衣

2016-09-19 08:07:12 | 日記


    この夏、下駄を履いてみた。


    多分、結婚当初、妻が浴衣と一緒に

    揃えてくれたのだと思う。


    1~2回使ったきりで

    その後、下駄箱の隅っこで

    眠っていたが、

    数年前に下駄箱を処分してからは

    物置小屋と化した2階の部屋の片隅に

    妻の靴や草履と一緒に置かれていた。


    春先に、

    部屋を少し片付けていた時に目に入り、

    今年は履いてやろうと思った。

    
    多分、30年以上になるはずだが

    桐下駄は新品のままだった。


    履き始めは指が痛かったが、

    花に水を遣ったりするときに

    履いたりしているうちに、

    だんだん馴染んできた。


    ただ、どうしても音がしないように

    気を遣うので、

    そろりそろりと歩いてしまう。  


    寒くなり、そろそろ下駄も仕舞おうかと

    思ったとき、ふと思い出した。


    そうだ、浴衣もあったはずだ。

 
    タンスを見ると

    それらしきものが3枚あった。


    いずれも白地に紺色の模様が

    描かれている。


    1枚は蝶の模様だ。

    これは妻のだろう。


    あとの2枚は細かい柄で俺のだろう。


    30年ぶりだが、

    かび臭くはなかった。

    
    もう、浴衣を来て外出することは無いだろうが、

    このまま捨てられるのも可哀想だ。


    さっそく洗濯をした。


    寝間着代わりに使おう。

    寝間着なんて今は死語か。
    

    ガウン代わりにも使えるか。



    タンスには妻の着物が何枚かある。

    
    1回くらいは着たのだろうか。



    娘たちは着てくれるだろうか。
   
   


    
     ☆ 日曜は排便とシャワーの日。

       前の晩、下剤を15滴。


       午前中、トイレに2回連れて行ったが

       ウンともスンともなし。


       浣腸を覚悟していたら

       14:00頃 ソファーで出た。


       やはり1~2滴多いのか、

       ユルかった。


       裾からこぼれないでくれと

       祈りながら       

       トイレまで連れて行った。


       毎度のことだが、

       ズボンを下す時、

       どうしても太股あたりが汚れてしまう。


       量は多くなかったが

       結局、移動中に出尽くしたようで

       トイレでは出なかった。


       浴室で下半身だけ洗う。


       これから寒くなると嫌だな。


       
       夕方、シャンプーと全身を洗う。

       
       暖房を点けていたが、

       浴室のドアを開けると

       冷気が入り込んできた。


       浴室が35℃、洗面所が25℃。

       部屋に戻ると

       鼻水が出ていた。


       温度差がよくないのか。


       夏の間は、

       シャワーで済ませてきたが


       そろそろ湯船に入れて

       身体を暖めてやらないといけなく

       なってきたか。


       また、バスリフトを取り付けるか。



      



      

       


   






       


       

       

       



















        

    

       

    

       
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トイレ修理

2016-09-17 23:01:20 | 日記

  
    10年ほど前に

    水回り関係をリフォームしたが、


    2年前にガスコンロが点火しにくくなり、 

    去年は洗面所の蛇口が水漏れし、

    それぞれ新品に替えた。


    今回、トイレがダメになった。


    リモコンの「流す」を押すと

    便器の電源が切れてしまう。


    とうとう来たかと思ったが、

    手動でも流せるので

    のんびり構えることにした。


    しかし、

    もし、全面的改修工事が必要になったら

    冬は嫌だなと思った。

    
    年末には孫たちも来るし、

    早く直すことにした。


    昨日メーカーに連絡したら、

    今朝、修理業者が来てくれた。

    
    不具合を確認すると、

    タンク内のモーターを交換すれば直るという。

    
    タブレットのようなものにデータを打つと

    見積もりが表示された。


    「1万余円ですが、交換されますか」と訊いてきた。


    私は「お願いします」 と即答した。

    
    さっそく作業に取り掛かり、

    30分足らずで終わった。

    
    さっきの機器から

    領収書と明細書が

    プリントされて出てきた。


    さすが大手メーカーは違うな、

    と感心する。


    ホームセンターのチラシには

    全面改修だと15万円以上と載っていたので

    1万円余りで済んで良かった。

    
    何か得をした気分。



    ☆ 妻は今日も前傾が強かった。

      パット交換時も手を離すとよろけてしまう。


      腹部に左腕を回し、

      右手1本でパットを交換しようとするが

      なかなかうまくいかない。


      態勢を入れ替え

      背後に回り

      両手できちんと装着する。


      前傾が強い時は、

      よだれも多くなり

      タオルもすぐ汚れてしまう。


      食べたものをすぐ飲み込めないので

      ヨダレと一緒にこぼれて出てくる。


      姿勢を保てないというのは、

      骨か筋肉の衰えなのか、

      脳の命令系統の不具合なのか…。



      ☆ 夕方に眠ってしまい、

        目が覚めると19:00前。


        慌てて夕食の支度。


        朝も昼も同じ。

  
        雑炊とマーボドーフ。

        二つを混ぜて食べさせる。


        妻の口があまり動かない。

        ヨーグルトをちょこっとスプーンに乗っける。


        少しずつ飲み込んでくれる。


        おやつの残りのティラミスも口に運ぶと

        こちらは飲み込んでくれた。


        しかし、やはり絶対量が足りないよな。

        
        こっちの体調も良くないと

        妻への食事内容も影響する。

        








     
      




    


    


    


    

    
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前傾で車椅子

2016-09-16 18:35:01 | 妻の症状

   今日も前傾が強かったが

   食事が出来ないほどではなかった。


   午後散歩に出かけた。

   曇り空で丁度良かった。


   90度近くまで前傾するので

   枕を膝の上に置いて

   バスタオルで巻いた。


   途中、枕が落ちそうになったりして

   よっぽど引き返そうかとも思ったが、

   姿勢を直したり、

   ヨダレを拭きながら

   いつもの30分コースを廻った。


   家に着いて、タイヤを洗って中に入る。

   毎回、これが面倒だが仕方がない。


   
   ☆ 朝から料理作りだった。


     本当は昨晩の予定だったが

     睡魔に負けてしまった。


     まず、お粥。

     冷凍ごはんをチンして鍋で煮込む。

     
     マーボドーフ作り。

     豚ひき肉をネギ、ニンニク、しょうがのみじん切りと

     炒め、既製品のタレを入れて豆腐を投入。


     タッパ3個分出来た。

     豆腐だけは冷凍すると不味くなるので

     これから毎日3食、

     食べ続けることになる。


     ほうれん草のおひたし。

     ゆでた後、妻が食べやすいように

     みじん切りにしてからタッパに入れ

     冷凍する。


     6:30頃から始めたが、

     9:00までかかってしまった。

     私は手際が悪い。


     朝食。

       お粥(梅干し、玉子、海苔佃煮)、

       納豆(ネギ、温泉卵)、

       マーボドーフ、

       大根おろし(なめ茸)。

       牛乳。


       いずれも、3~4口。


       ヨダレと一緒に食べたものもこぼれてしまう。



       今のうちに、

       妻に美味いものを食べさせてやりたいな。

       
       寿司は、ネタを細かくしないと駄目だし…。

       やはり鰻かな。

       
       専門店の鰻丼なんて美味いんだろうな。

       持ち帰りの出来る店があるらしい。

      
       老舗の格式ある店なんて

       苦手だが、

       妻のために勇気を出すかな…。




      ☆ 「必殺仕事人」をBSで偶然観ていた。

        大分、昔の映像だ。

     
        お決まりの結末の後、

        エンディングテーマが流れてきた。


        ん?

        どっかで聞いたような…。


          ♪ 恋だって  命だって

            終わるときがくる

            あなたとの しあわせも

            終わるときがくる
            

            時の流れに 勝てるものはいない

            別れましょう  あきらめましょう

            忘れましょう


            いとおしくて たまらない今

            愛し足りない うちが花



        私がほぼ毎日聴いているというか

        ラジカセに入れっ放しにして

        漠然と流している川中美幸の

        CDの一番最後の曲だ。

          「愛は別離」

           作詞:なかにし礼、

           作曲:浜 圭介 

        
        なんというか、なかにし礼さん

        らしいというか、

        強烈な内容だ。

     
        「必殺仕事人」にふさわしい

        せつない、暗い歌だ。

        
        男女の機微に疎い朴念仁の私は

        いつも最後の一行の意味が

        分からない。


        もちろん、川中美幸さんは

        情感たっぷりで上手いのだが

        どうも好きになれない歌だ。  


        が一度聞くと耳に残ってしまう歌だ。




        ♪ 別れましょう  諦めましょう

          忘れましょう



        嫌いだが、口ずさんでる自分がいる。


        私にとって、別の意味で不吉な歌だ。

   
        

    





          
       

 

        

       





     







   

   
   


   
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