10:30 今日も看護師さんが来てくれ
抗生剤と生理食塩水の点滴をする。
6:00 38.2度、
9:00 38.6度、熱で苦しいのか、ウー ウー と
うなされる。
診療所に電話し、出来れば早く来てほしいと
無理を承知でお願いしてしまう。
インフルエンザの検査はマイナスだった。
口からはまだ無理だった。
ゴックンどころか、モグモグもせず口を開けたままだ。
ポカリゼリーをスプーンの先にちょっぴり乗せて
舌に乗せたが、ダラダラとこぼれ落ちる。
無理をすれば誤嚥性肺炎の危険がある。
この点滴がしばらく続く・・。
生きるためには胃瘻しかないと決断したのに、
まだ、揺れ動いている。
起こるはずのない奇跡をどこかで願っている・・・。
☆ 明日は脳のCTだ。
変なもので、硬膜下血腫を願う気持ちも少しある。
それを取り除きさえすれば、
元通り口から食べられる、というのであれば、
胃瘻をしなくて済む・・。
まだ、目の前の現実を
受け入れられないのかもしれない。