妻は胃ろう  手抜かり 老老介護

2007年9月、56歳、アルツハイマー病と診断
2018年1月、胃瘻造設手術
2023年9月、体調悪化

胃ろう

2018-01-06 08:11:16 | 妻の症状
 
  看護師さんから胃瘻の話をされた。

  突然の展開だった。


  昨日、朝から飲み込めなくなった。

  それが昼過ぎになっても続いた。


  言語聴覚士のリハビリさんに電話し、状況を説明する。

  すぐ診に来てほしかったが、

  連休明けに来てくれることになった。


  午後になっても改善しなかった。

  何度やっても口からこぼれ落ちる。


  朝から何も食べていないことになる。


  心配になって、もう一度診療所に電話すると、

  夕方、看護師さんが来てくれた。


  体温37.2度、血圧、肺にも異常はなかった。


  ポカリゼリー、バナナペースト、イチゴペースト、ヨーグルト

  をテーブルに並べて待っていた。


  看護師さんが試してみるが同じだった。


  そのうち、スプーンの丸い方で

  舌をちょっと強めに押してから

  ポカリを乗せるとゴックンしてくれた。


  オーッ、私は声を上げた。

  
  そうやって他の物も少し胃に入った。


  
  ☆ 看護師さんが、胃瘻について話した。

    もう、その時期に来ているのではないかという。


    胃瘻に対する誤った知識と先入観から

    私はすぐに同意は出来なかったが、

    話しを聞いているうちに

    少しずつ傾いていった。


    先生の診察は再来週の予定になっている。

    あるいは来週に早まるかもしれない。

    先生と話し合って決めることになるだろう。


    それまで、再び呑み込めなくなったら

    連絡することにして

    看護師さんは帰っていった。


    ありがたかった。

   
    この件を娘達に連絡した。

    
    電話の向こうで何か微妙な空気を感じたが

    私は乱れないよう、淡々と伝えた。 

    
    二人とも賛成してくれた。

   
    ヨダレや食べ物がこぼれて

    呑み込みが悪くなった時点で

    いつかはその日が来ることは

    想像がついたはずなのに

    全く考えてもいなかった。


    2~3年前だと思うが、

    先生から、「考えていて下さい」、と

    言われていたが、

    まだまだ先のことだろうと封印していた。

    
    突然の展開でうろたえてしまった。

    落ち込んでしまった。

    
    今日は呑み込んでくれるだろうか・・・。                    






        


      
   

  
  


  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする