劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

宇草選手

2019-10-28 10:20:31 | スポーツ
きのうの日曜日は、東京六大学野球・秋季リーグの東大vs法政戦を観戦してきました。

お目当ては、広島カープからドラフト2位指名を受けた法政大学の4年・宇草孔基外野手です。
この日、宇草選手は2番ライトで先発しましたが、3打数無安打と快音を残せませんでした。
それどころか、1点差に迫った7回2アウト二塁のチャンスで、代打を送られてしまったのです。
第2打席、第3打席ともに、東大の小林大投手のワンバウンドするチェンジアップに空振り三振を喫していたためです。
まったく同じ低めのボール球に手を出すあたり、調子の悪さを感じました。
実際、この秋は打率1割で絶不調に陥っています。
さらにレベルの高いプロ野球に進んで上手く対応できるのか?不安を残す最終戦となっていまいました。

しかし、報道によりますと、カープの苑田聡彦スカウト統括部長は次のように語ったそうです。
「こういうときはヒットが出ない方がいい。一からやり直せるからね」
「タイミングがズレているだけだと思う。変なクセとかではない」

この悔しさをバネに、宇草選手がカープで飛躍を遂げるのか?
今から、春のキャンプが楽しみでなりません!

梁塵の歌

2019-10-28 09:51:38 | スポーツ
一昨日の土曜日、北村明子 Cross Transit Project「梁塵の歌」の公演を拝見してきました。
Cross Transit Projectは、日本とアジアのアーティストによる国際共同制作プロジェクトです。
日本のコンテンポラリーダンスシーンを牽引してきた、振付家の北村明子さんが4年前にスタートさせたものです。

今回の公演は、南アジア、東南アジア編の集大成で、どこの国ともつかない荒野で出会った人たちの様を描いているそうです。
互いの言葉もわからず、頼りとなるのは身体同士の対話とリズムのみ!
身体が生み出す震えやリズムを分かり合う中で、奇妙な共同体が生まれていきます。
歌や音楽に導かれて混ざり合う、土地の記憶への哀悼、そして祝祭の時空間が展開されていきます。

とにかくパワフルでカッコ良かったですね。
大地のエネルギーや、空気に潜む妖気に満ち満ちていました。
プリミティブでありながら、まさに今を切り取ったダンス作品だと思いました。

こうした素晴らしい作品を見ると、舞台の持つ力を再認識することが出来ます。
創作意欲を大いに刺激されました。
僕も、さらなる高みを目指して頑張らなくては!

幻想曲

2019-10-24 08:46:43 | 演劇
きのう「第166回・中原区役所コンサート」に行ってきました。
隔月、無料で開催されているイベントで、今回はピアノ連弾の「Duo A&K」が出演しました。
約1時間のコンサートでしたが、特にシューベルト作曲の「幻想曲」が良かったですね。
こうした長めの曲は、自宅では、なかなか集中して聞けないものです。
生演奏で聞いて「こんなに凄い曲だったのか!」と驚かされました。
言い古された言葉ですけど、やはり、芸術は生が一番ですね!

大学ナンバーワン投手

2019-10-21 09:46:53 | 野球
きのう、神宮球場で、東京六大学野球を観戦してきました。
延長12回の熱戦となった第一試合は、早稲田が立教を5-2で破りました。
第二試合は、慶応が明治に2-1で勝って開幕8連勝を果たし、3季ぶりの優勝に王手をかけました。
両試合ともに手に汗握る投手戦で、あっという間の6時間でした。

僕の注目は、明治の先発・森下投手です。
先日のドラフトで、広島カープから1位指名を受けた「大学ナンバーワン投手」です。
最速153㌔で、いつでも150㌔を超える速球を投げ込みます。
ボールにロケットがついているみたいに、途中から加速するような球質でした。
その快速球で、きのうは三振を11個奪いました。
球が速いので、打球が全然前に飛びません。
ファールが非常に多いため、自己最多となる159球を投げてのサヨナラ負けとなってしまいました。
三振ではなく、簡単に凡打が取れる変化球があれば、プロで大投手になるのは間違いありません。
来シーズンの活躍が今から楽しみです。

ラグビーW杯観戦記

2019-10-10 10:47:42 | 演劇
きのう、熊谷ラグビー場で、ラグビーW杯1次リーグの「アルゼンチン対アメリカ戦」を観戦しました。
両チームともに決勝トーナメント進出の可能性はなく、いわゆる消化ゲームでした。
しかし、どちらも一切手を抜かず、まさにプライドをかけた熱い試合となりました。
展開はアルゼンチンがアメリカを圧倒する形になりましたが、あっという間の80分でした。

やっぱり、スポーツは生で見ないとダメですね。
細かいことはTVの方がよく分かるかもしれませんが、見えないことが多すぎます。
選手の気迫とか、試合の流れなどは、生観戦じゃないと伝わってきません。
選手同士がぶつかる音の迫力は、現場でなければ体感できません。
感情を共有できるのも、生観戦ならではです。
今回のW杯でラグビーに興味を持った方は、高校でも大学でも社会人でも良いので、ぜひ一度、競技場でご覧下さい。

きのうの試合に関して最も印象に残ったのは、熊谷市や市民の皆さんのW杯への想いです。
JR熊谷駅のロータリーや会場周辺には、祭りの山車がいくつも出ていて、笛や太鼓の生演奏で来場者を歓迎!
駅とラグビー場を結ぶシャトルバスがものすごい数用意されていて、スムーズかつ快適に移動できます。
沿道をボランティアの人たちが埋め尽くし、笑顔で手を振り続けてくれます。
きのう僕は、何人のボランティアの方とハイタッチしたか分かりません。
スタジアムへの入場に時間がかかると聞いていましたが、熊谷では非常に円滑で、ノー・ストレスでした。
他の会場では幾つか問題もあったようですが、熊谷はソフトパワーで上手く対処していたようです。
どんなに試合内容が良くても、周辺部分が今ひとつだと、印象が悪くなります。
来年の東京五輪に向けて、熊谷がひとつのモデルケースとなるようです。
これぞ「お・も・て・な・し」といえる、素晴らしい運営だったと思います。

ムム!これらはいずれも、演劇の公演にも共通することでは?