劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

1分58秒

2017-07-31 07:06:10 | 演劇
以前、劇団ぷにぷにパイレーツ史上最短の作品作りを目指していることをお知らせしました。
それが、ついに完成しました。
上演時間は、僅か1分58秒!
本当に短いですね。
でも、短いからこそ、表現できる世界があります。
また、短い方が、多くのことを描けたりするものです。
上演終了後、あなたの中で新たに物語が始まるような作品です。
深い余韻が残ることと思います。
8月20日(日)の第35回公演「夢のあとに」で上演します。
ご期待下さい!

「夢のあとに」まで3週間

2017-07-30 07:30:11 | 演劇
第35回公演「夢のあとに」を開催する8月20日(日)まで、きょうでちょうど3週間となりました。
稽古は順調で、たとえきょう公演があったとしても、お客様には十分ご満足頂けるレベルになっていると思います。

でも、ここからが本当の稽古なんです。
毎日、稽古の中で何十、何百もの発見があり、どんどん作品の密度が上がっています。
1週間たつと、まるで別の作品のように見えてきます。
自分が急速に成長しているのが、はっきりと分かります。
この自らが伸びている感じを味わえるのが、演劇最大の楽しみだと思っています。

本番まで、まだ3週間もあります。
この期間に、僕はどれだけ作品を充実させることができるのでしょうか?
自分自身、ワクワクしています。

会場の下見

2017-07-29 07:20:45 | 演劇
8月20日(日)の第35回公演「夢のあとに」に向けて、日々、地道に稽古を行っています。
それと同時に、年末年始辺りに開催を考えている第36回公演の準備も進めなくてはなりません。
公演準備のうち、最も重要かつ大変なのが、会場選びです。
公演の経費の大半を占めますし、会場によって相応しい作品や演出が違ってくるからです。

最近、いくつかの会場を下見に行ってきました。
しかし、どれも帯に短し襷に長し!
何かしら、課題を感じてしまうものです。
利用料が高すぎる!
舞台面が狭い!
客席の設営が大変!
座席がショボくて、お客さんのお尻が確実に痛くなる!
会場内が汚すぎる(特にトイレ)!
音響・照明の設備が立派過ぎて、扱いきれない!
立地が駅から遠い上に、分かりにくい!
会場の担当者の対応が悪い!
などなど、さまざまな問題があるものです。

我々の要求をすべて満たす会場など存在しません。
どこかを妥協しなくてはなりません。
それを何にするか判断するのが、本当に重要です。
そもそも、観客動員数を的確に予測し、それに見合った場所を選ぶこと自体、本当に難しいんです。
最後は、勘に頼って、一か八かの賭けに出るしかありません。
その賭けに、大概、負けてしまうのですが…。

そんなわけで、いくつかの候補の中から最終選考を行っています。
早めに会場を決めて、その場所に見合った作品を考えていきます。
そして、「夢のあとに」の公演が終わり次第、第36回公演の稽古に入っていきたいと思っています。

一瞬の70分

2017-07-28 07:21:03 | 演劇
あくまで自己評価になってしまいますが、第35回公演「夢のあとに」は本当に面白いと思います。
始まってから終わるまで、ずーっと面白い公演です。
つまらない瞬間が一秒たりともありません。
恐らく、70分の上演時間が一瞬で過ぎ去ったように思われるはずです。
それには、絶対的な自信があります。
なぜなら、演じている僕自身が、その70分を一瞬にしか感じないからです。
上手くいってない箇所があると、長く感じてしまったりするものです。
しかし、今回の公演に、そんなところは一つもありません。
だらけた場面や、カッコ悪いシーンが、まったくないといっても過言ではありません。
絶対に、退屈させません。
ぜひ、皆様にご覧頂きたいと思っています。

比べ物にならない

2017-07-27 07:42:32 | 演劇
最近、稽古をしていて思うんです。
「この1年半で、僕は相当上手くなったなあ」って!

去年1月の「天使の組曲」でも、お客様から高い評価を頂戴しました。
僕自身も、「これ以上のことはできない」と思っていました。
しかし、今振り返ると、当時はまだまだ稚拙だったんですね。
現在の方が、遥かに豊かな表現ができます。
まず、単純に、できることが多くなりました。
また、深みが全然違ってきました。
そして、最も変わったのが、パワーです。
全身から発散するエネルギーの量が、去年とは比べ物になりません。
自分でも驚くほどの変わりようです。

一人芝居って、大概、スカスカな舞台になりがちです。
しかし、僕の場合は、あの”あかいくつ劇場”の巨大な舞台が小さく感じられるはずです。
むしろ、僕の発散する”気”が舞台をはみ出して、客席にまで襲い掛かっていくことでしょう。
悪夢にうなされているかのような、濃い1時間になることをお約束いたします。
ぜひ、生で味わって頂きたいと思います。