Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

早く走ってみる意味合い

2013-03-29 | 生活
アーモンドの花が一部咲かけていた。初めて気が付いたときである。パン屋に行って少し走るつもりで出かけたら気が付いた。峠まで走り抜け、駐車場まで走り下りた。登り24分、全体でも40分もかかっており不甲斐ないのだが、完走を心掛けたので仕方ないだろう。水溜りが凍っていたのに驚いた。通りで手が冷たくなった。しかし、ジョギングテムポで気軽に走り通せるようになったのを喜びたい ― 一つの願望だった。

強く締めた靴でのつま先立ちの下りのつま先の蹴りや着地の音に惚れ惚れして、左右のバランスは悪かったが満足していたので16分も掛かったことに驚いた。しかし、今後どのような方向で走るトレーニングをするか、どのようなトレイルランニングシューズを購入するかの基本となる考えに至る。

ハーフマラソンを目標としている訳ではなく、ジョギングを楽しむのでもなく、目的はつま先立ちでの足の筋力の強化と心肺機能強化、そして体幹強化でしかないから、今後無闇に距離を延ばす方向でもないだろう。

テムポを一定させながら、ピッチを伸ばしていくのも一つで、上り下りともそれだけで時間短縮でき、更に体幹の強化にもなるだろう。要は、あまり無理せずに気楽に頻繁に走る習慣をつけることで、30分ぐらいの距離をもう少し伸ばしたい。矢張り軽いシューズが必要ではないか?一度試してみよう。

先日、モスバッハー醸造所でプロヴァイン前の試飲をした。ソヴィニオンブランは黄味が勝った味筋で緑臭さが少なく、その一方香りは良かったのだが、早飲みであることを確認した。これはピノブランも同じで、酸が弱いので甘い感じになってしまっている。今年最初のカベルネ・ブランが最も青臭い。さて、グーツリースリンクも同じように早い出来で、柑橘系の味筋が明らかに2011年産よりも良かった。早飲みで香りが高いうちに楽しんでしまえる。その割に価格が高騰しているのが辛いところだ。2011年がなかなか難しかったのと若干異なって、本当に早飲みの年なのかもしれない。

買い物ついでにトレールランニングシューズを試してみた。初めて足を入れるマムートのそれは大変走りやすそうで、タグを見るとライケルとなっている。なるほど足に合う筈だ。サイズは41もしくは7.5となるようだ。そのあとでマインデルやローヴァを二種類試してみたが、走れるのはマムートだけである。マインデル社のものは足形が鈍く、今まで好印象を持ったことが無い。恐らく今後ともお世話になることはなさそうである。ローヴァの一つ目はつま先にヴォリュームがあり過ぎで鈍くて仕方がない、その反面踵の収まりは良かった。二つ目は殆ど今履いているものの改良品で、メッシュを使い心持軽くなっている。ENDURO LO MEN GTXと言う商品のようだ。とても良いのだが、今まで使っていたものと殆ど変らず、早く走ることなどは出来ない。重めで、分厚過ぎて、それでいながらアルプスのそこでもグリップが効かなく、スニーカーのように分厚い分だけ使い難いことは百も承知である。要するにハイキングシューズとの混合なのだ。もはやこうした靴で走るつもりもなく、岩場の上や下で使う気もない。やや中途半端な選択で、長い距離を歩くときには良いのだが、早く通過する靴ではない。

しかし、マムムートの試したMTR REMOTE程度では底が弱すぎて、素材もゴアテックスでないので駄目である。そうなると探す方向は徐々に決まってきた。重要なのはクレッターシューではないが、つま先の感覚が鋭く、蹴りに無駄の出ない靴である。



参照:
トレイルランニングに使える靴 2010-10-29 | アウトドーア・環境
久しぶりの寒いランニング 2013-01-15 | 生活

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