Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

浴室のカビ取りのあじ

2015-08-17 | 生活
浴室のカビ取りをした。二十年ほど前からタイルの目地や防水シリコンなどに黒かびが生えていたのだが、ワインを保存するには温度が高すぎる。そのような冗談では済まないのは、ここ一年ほどで天井や壁にカビが生えだしたからだった。視覚だけでなく健康上も悪く、何よりも増殖するので放って置けなくなった。どうせ業者に遣らせても多大な技術料と称して、業務用の薬品を使うだけとは知っていたので、その薬品を探した。するとアマゾンで、直販でないにも拘らず400件以上の評判がそれも五つ星として輝いている商品があった。迷うこと無しに発注して、使ってみたのだ。

試しにスプレーして十五分もするとその部分から完全にカビが消えていた。使用前の写真を撮り忘れたが、表面的ながらとても簡単には拭えるようなものではなかったので驚いた。更に試しているうちに、着ていたTシャツに滴が落ちていた。天井の作業だから当然だった。注意書きを読んでよく室内にある衣料は除去していたのだが、灯台下暗しで着ているものには気がつかなかったのだ ― ハンテンと称する足痕のブランドがあったが。そこではたと気づいて、眼鏡を取り替えて、白衣を着て作業を続けた。

踏み台に立って天井に近づくと思っていたよりも小さなカビが広がっていた。結局天井の五分の四ほど、壁の二割ほどの場所に塗布すると、塩素の入った液体が床に壁に垂れてきた。垂れた痕跡は残ったが、白い壁ではあまり目立たないので助かった。使っていたタオルも白く新たな絞り模様になった。洗濯するときも別に分けて回さないといけない。白い下着などを白衣と一緒に洗おう。

カビが見えなくなったところで水で拭き取らなければいけないのだが、天井を拭くのは思ったよりも労働である。肩が殆ど直っていて助かった。眼も痛くなったように、霧が飛び散り、喉もやられた。塩素の濃度はそれほどではないようで、通常の漂白剤に比較するとそれほど強くはないようだが、それでも調子が悪い。

コーヒーを飲むと味がおかしいと思った。しかし改めて味を確かめると、安売りが買えたと思ったダルマイールのプロドーモが、どうもミックスが違っていて、味が水臭い。カルタカフェーの銘柄も最近は見かけないので、やはりコーヒー豆の供給不足で、色々と事情がありそうだ。安売りなのでそれほど文句は言わないが、通常価格なら苦情したくなる。

久しぶりに風呂に浸かった。前回は何時になるだろう?五月頃だろうか?頭の上もカビが生えていたのだった。この一年ほどで急激に増殖しだした原因は、風呂場にヒーターをつけなくなった事によるようだ。つまり冬季は窓を締め切りにしていたので、蒸気が徐々に冷えていって、水分が壁などに凝着したのだろう。嘗ては窓を開けてヒーターを使っていたので、乾くのも早かったのかもしれない。天気の良い日に小まめに窓を開けるのも一つだろうが、ヒーターをどのように使うかも考慮すべきだろう。



参照:
熱いシャワーの美学 2014-11-12 | アウトドーア・環境
漂白したような肌艶 2007-04-02 | 暦

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