Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

とっても疲れた週末

2014-02-02 | 生活
室内壁、第30日、31日目は疲れた。一つ課題を残してしまったことが余計に疲れを残した。BASFの上海マラソンマンが上手く立てていないのを先週指摘したので、新しい靴を購入して来た。スカルパ社のフェローチェというものだった。ダウントーが欲しかったようなので、また小さな足場に立つことを狙ったのだろう。この靴のことは耳にしていたが、身近で見るのは初めてだった。

それ程特殊な形状ではなく、足入れも良いようなので人気が高いことも、様々なテスト結果を読んで理解できた。さて、今回購入した本人にとってはどうだろうと考えて、コメントをメールしておいた。余計なことであるが新しい靴を買えと言った手前、若干フォローしておきたかった。

結構精妙荷重が出来るようなので、先ずはそうした精妙な足使いを意識するように示唆しておいた。要するに私が昨年イヴォルヴのポンタスIIで以て、駆使するようになった高度な技術に繋がるものである。彼がそれを年内に身につけられるようになるとは思わないので、一言付け加えておくことは重要だと思った。

実際、室内でも靴を上下に振って足元を確かめるような初心者特有の足使いをしたのでそれを指摘しておいたが、そのレベルでは上の靴を使いこなすのはとても難しいと思った。彼が今年目指しているのは、五級の岩場を登ることなので、南プファルツでは摩擦登攀の足遣いが重要になる。勿論好い加減な靴であれば摩擦係数さえ強ければ何とかなるのだが、五級となると普通に立つだけではないのである程度の技術が必要になる。それでも柔らかい靴の方が間違いがなく、安心して登れるのだが、こうした高度な靴を履くとなると間違った足の置き方や動きがあるだけで滑り落ちてしまうのである。

さて、室内壁、彼が参加する南フランスでの春のキャムプの石灰壁でどれほど習得できるだろうか?もし足使いの技術をある程度使いこなせるとすれば、可成り腕を上げることになる。スキーでも同じであるが、子供の時からの長い経験か、余程の努力が無いと、わかればわかるほどますます難しさが見えてくるという好例に違いない。

それにしてもスカルパは、イタリア製なのだろうか材質も良く、造りも良いようで流石である。販売価格も新しく購入した私のイヴォルヴのシャマンよりも若干高価なようである。天然皮を豊富に使っているので伸びてくるだろう。



参照:
笑窪が嬉しいダウントー 2014-01-30 | 雑感
腕がパンパンになる日々 2014-01-25 | 生活

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