Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

日曜日の朝寝がよい

2016-12-12 | アウトドーア・環境
またまた自己記録更新である。日曜日の朝はラディオ放送もあり、天気も良くなさそうなので、土曜日の午後の晴れ間に出かけた。日没が16時25分頃なので、それまでに下りたい。久しぶりの午後の頂上攻撃なので記録が期待出来るほか、下りの心拍数を測ろうと胸にバンドを巻いた。気温も摂氏8度を超えている。

自宅で屈伸をしてから出かけたが、駐車場から走り出したときは16時になろうとしていた。十分なウォーミングアップは叶わなかったが、朝とは違い身体が出来ている。走り出しの軽い足取りは人に見せたいほどだった。急坂を9分ほどで乗り越えた。15分台で到達の緑のベンチでも速度を落とさずに第一の合流点に近づく、第二の合流点へも苦しかったが、少し前傾気味にすると心臓がより沢山の血液を送っているのが分かる。残念ながら登りでは心拍数は取れていないが、170越えだったと思う。それでも以前はへたる感じがしたのだが、今は違うのである。健康に良いか悪いかは知らないが、後で疲れが残らないので20年前に走っていたのと比べれば全く健康的だ。

林道の最後のカーヴから平坦へと最初の出だし同様に加速して、山道に入る。天気が良いのでハイキング爺婆も下りて来ていて、すれ違いざまに「ショーツで走っとる」と囁かれた。暖かいとはいっても頂上付近は寒い。そこでも加速して喘ぎながら頂上に到着して、一分ほどかけて心拍計を調整する。休むことにもなるが、タイムをそれだけ損もする。林道に出るまではそれほど飛ばせなかったが、そこに出てからはいつもの波はあるもの高速を保ったまま駆け続けた。最高速時速12㎞には満たなかったが、心拍数164を超え続けた。これが循環器系強化に繋がっているようだ。これを上のスピードの波と重ねると、落ちるときに心拍数も164へと落ちている。そこでピープが鳴るようにしているのもこの波状に関係しているかもしれない。最高が178まで上がっているのでこれをどのように見るかだ。丁度緩やかな下り傾斜を走行中で最高速ではないが、走る負荷が急坂よりも掛かっている。

呼吸は考えていても嗚咽が漏れる。夕暮れが訪れようとするのに急坂を上って来る二人組がいる。何かバンダナをつけて必死の形相で走ってくる奴がいると思っただろう。朝とは異なり天気が良かったので数組のハイカーや自転車野郎と遭遇した。自転車は暗闇が嫌なのか早めに下りて来ていたようで、彼らと競争することはなかった。下りで時速20㎞で走れるようになったら勝負は面白いと思う。上りの34分、下りて来ての54分とも完全記録更新である。

土曜日に走ったので日曜日はゆっくりと起きた。10時過ぎからラディオ番組が始まるが9時でもまだベットにいた。疲れが出たのだと思う。それほどではない筈だが、鼻水が異常に垂れた。量ではなく水が流れるように歩くときに下に垂れた。このようなことは初めてだ。寒い思いをしたわけではないが、積み重ねで名の通りの鼻風邪をひいたようだ。ラディオは2008年7月のバート・キッシンゲンでの音楽祭最終演奏会の中継録音からだった。レーピン独奏のラロの交響曲が二曲目に演奏されて、後半のラフマニノフがYOUTUBEに出ている演奏会の抜粋である。予想以上に面白かった。レーピンはヴェンガロフなどが出てきてあまり名前を聞かなくなったが、後者ほど趣味が悪くない。そしてこの曲はケント・ナガノとの録音など十八番にしているようである。それゆえか中々共演も成功しているように感じた。少なくともこの曲はスターン独奏ぐらいでしか聞いたことがないので、繰り返して聴ける録音が出来た。思っていたよりも興味深い曲である。



参照:
出遅れた朝の記録 2016-11-27 | アウトドーア・環境
糊代を残すストライド走法 2015-12-14 | アウトドーア・環境

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