Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

今年最後の試しごと

2016-01-01 | 
今年最後の走りだ。今年は良く走った。去年より一回一回の距離が伸びているので、生涯で最も距離を走った年だったろう。大晦日に最後日程があるので、前夜から天気予報を見て、雨雲の通過する時刻を予想していた。八時過ぎには戻ってきたいのだ。

すると朝七時ごろには出かけなければいけないので、夜中に目が覚めてから二度寝出来なかった。外は雨で雪もちらついているかもしれない、それでも予想通り七時過ぎには小ぶりになって、七時半には完全に上がりそうだった。それより少し前に出かけて、七時半過ぎから走り出すつもりでパン屋に向かった。霧が深くフォグランプが必要なぐらいで、漆黒だ。

四十分に駐車場に着いたが森の中は真っ暗だった。仕方がないので目を透かして走り始める。折り返し点に着いてもまだ暗い。息は上がり苦しいが、時間の事もあるので先を急ぐ。戻って来て、車に乗ると八時九分の天気予報が流れていた。帰って暫くすると雨が再び降り出した。

歯ブラシの替えブラシが必要なので発注する。無料配達のために、先日からウィッシュリストに加えていた、スピーカーのインシュレーターやスパイクを序に発注してみる。これも先日のスピーカーコードの時に気が付いたあんちょこのバナナ差し込みなどと同じで1990年以降に商品として一般的になったようなので、名称すらほとんど知らなかった。

ゴムのインシュレーターの方は付属していたものを使っていたり、またLPプレーヤーなどのそれは昔から一般的なものだったが、スピーカー用のスパイクは使ったことも見たことも無い。パチンコ玉を挟むとか、その手のノウハウは聞いたことがあるが、オーディオ趣味もデジタル化で弄るところが無いと思うと、そうしたところに商品開発が向かうのかとも思った。

どちらも大した価格ではないが、両方を購入したので最低無料注文額を10ユーロほど超過してしまう。あまり音質的には期待はしていなくとも、特に「サブウファーの振動が制御されるので階下の住民などにも好評だ」と読むと興味が湧く。コードを変えてから、中低音のバランスが変わって、逆に超低音の抜けの悪さが目立つようになったので、もしかすると効果があるかもしれない。とは言いながら、超低音の再生は生擬きの再生なので、本当にあまりにすっきりすると、益々大劇場や大ホールの原音に近づいて今度は聴視音量が上がりそうなのでこれも怖いのである。ピアノでもフルコンサートのスタインウェーなどが生擬きに流れるとなるとやはり近所迷惑である。

そもそも超低音などは、オーディオ趣味の専売特許で、スタディオモニタースピーカーのJBLなどではあまり出ていないので、会場暗雑音と同じく、録音上十分に計算されているものとは言い難いが、その倍音成分が与える影響が音質全般に影響する。

ゴムの方は、ネットであまりに評判が良いので、箪笥の上に乗っている小型のアクティヴスピーカーの足にしてやろうかと考えている。これも以前からすると整備して大分聞けるようになっているのだが、大きな音になると箪笥全体が共鳴していて、鮮明さが無いのである。もし少しの投資でよくなるなら面白いと思って発注したのである。



参照:
おとなしいグレードアップ 2015-12-03 | 音
ネットで耳のチェックをする 2015-12-02 | 生活

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2 コメント

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平成28年初の書き込みですが (Saar Weine)
2016-01-01 08:51:28
pfaelzerwein様、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


確かにアナログプレーヤーだと水平調節をするのが面倒だったりしますよね。


日用品などもインターネットで購入されているようですが(何という店名かは忘れましたが)ダイデスハイム駅の踏切すぐ近くのルッパーツベルク方面に行く途中にあるスーパーに行かれた事はありますでしょうか。


ワイン街道にしては結構品揃えがいい印象がありまして・・・・
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専門的な観点からの情報と反対の市場の反響 (pfaelzerwein)
2016-01-01 22:29:11
今年もよろしくお願いいたします。

プレーヤーは、トーレンスの中級製品なので、そもそも雑音が多めで、ハウリングは抑えても、雑音が残っています。ですから、それ以上のことは無駄なので純正品以上には殆どやっていません。デジタルのスタディオ水準を知ると方法如何に拘わらずアナログには戻れません。HiFiとは別の領域です。

スーパーは行きつけ以外は回りませんので、その相違も分かりませんが、得手不得手があるのは分かります。ネットの良さは、アマゾンに拘わらずありとあらゆる商品を比較できることで、専門的な観点からの情報も吟味できるので、商品開発と同等の知識を比較的容易に得れることです。

もう一つそれはと反対に、市場の反響と言うか、購入者の批判を吟味できるので、とてもいろいろなことが分かることです。ネットでショッピングしないととても重要な情報を逃すことがあるぐらいです。残念ながら店頭でそれ以上の情報を持ち得る人材や、情報を得るのはますます難しくなっています。ものによっては世界中探しても数少ない情報しか載っていないこともあるのですが、そのような貴重な情報を行きつけの店頭で得られることなどはないですよね。
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