Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

シャワーの喜びに濡れる

2016-06-09 | 生活
十日ほど掛けてシャワーシステム交換を行った。25年も経つと痛みが激しくなってきたからだ。ネジの取り付けなどに時間を掛けて、週末を挟んでドリル開けなどの準備を着々と進めてきた。最後は一発10㎜径の穴を開けるだけだった。それでもネジを挿し、奥で挟まった締め金を開くなど壁の向こう側で見えないものを感じながらの作業で、時間は掛からなかったものの最後の最後までしっかりとねじ止めするまでは注意が必要だった。しかしこれで完璧にバーが設置されて、何とか念願が叶ったのである。それほどこの薄い中空の壁には設置固定が難しかったのだ。バーにぶら下がるまでの強度はないが、通常の使用範囲では問題が起こるようなことはなく、足元が悪くて手掛かりにしても緩むようなことはないと思う。

最後の最後まで苦労した。長いネジを探して出向いても、太さ5に対しては長いものが無いのである。強度の問題もあるのかもしれないが、普通にボルトで締めるタイプのものは長さに限界があるようで、店頭で一時間ほど探して漸く見つけたのが、5㎜だけ長い50㎜超のネジである。組物でも売っているのは同じ50㎜までだ ― その後60㎜のものも家具金具として発見した。しかしそれらは通常のねじ回しでは締められない。但し比較的頭の小さな四角い頭のもので、それならばなんとか留め具の中にもねじ回しが入る。それ以上に長いのは丸い頭の回せないものでこれは使いようが無かった。長さが不安だったので、予備に長いネジ部分を切って使うように購入して、途中でボルト止め可能な頭も購入しておいた。結局は50㎜で何とかねじ止めできたので長いものは返品したのだった。

序にバーに設置する石鹸置台などを発注しておいた。更に本当はゴムチューブの差込口のキャップの色合いが今までの白からメタル塗装にしたいのだが、それを購入すると15ユーロから30ユーロも掛かってしまう、いろいろと探しているのだが必要なキャップだけがなかなか見つからない。実はネジを返品しに行ったときにそこでも探したのだが、思っていたようにバッタものの使えるものは見つからなかった。特許も無さそうなのになぜないのかは分からなかった。その蓋も中の壁に取り付ける方と一緒にしか販売していないのだ。見た目だけのことであり、尚且つ不必要な金具までついているので、必要な化粧キャップだけが欲しいのである。

色だけのことであるから、また着色スプレーでメタル色にしてしまおうかとも考えたが、スプレーの価格も馬鹿にならない。それに白色が綺麗にメタルシルバーになるかどうかも分からない。メッキとは違うので見た目で満足が行く成果は得られにくいか?

届いた石鹸置台を取り付けようとして少し汗を掻いた。理由は、パイプの裏と台を挟むことで固定するのだが、その裏側のくさびを一度試しに入れると抜くのに苦労をする。小さな引っかけを外してやればよいのだが、設置されたバーにつけたまま間違って捻じ込むと、バーを一旦外さなければ外せないほど作業が難しくなった。

そこで下の留め金を外して序に、ネジの楔を入れ直して、石鹸置台を設置し直した。ネットに批評にあるように下の留め具に乗せる形なので上下にスライドさせることは出来ないが、思ったよりも小ぶりで邪魔になることはない。但しシャムプー二種類と液体石鹸と石鹸を置くには十分な面積はなかった。加水分解で壊れるまでどれぐらいもつだろうか?12ユーロもするので数年はもってもらわないと合わない。



参照:
シャワーにフライパン? 2016-06-03 | 生活
まったりとした聖体祭 2016-05-28 | 暦

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