土曜日に宣戦布告があった。今年も「小バエとの戦い」が始まったのだ。昨年は一月後、2011年とは時期が似ている。とにかく、窓に集り、食物やワインなどに集まってくるのみならず、鼻や耳にまで入ってくるのでおぞましい。通常の蝿と違って、とまられると色が変わるように数が多く、密集する。スーパーに行っても似た様な按配であった。
興味があるのは、昨年との比較で明らかにワインの醸造時期が異なって、それがわく時期が一月異なり、2011年産はやはり摘み取りが早かったのだろう。2014年産の葡萄は過熟成はないと思われるが、小バエだけは早く消えうせて欲しい。
窓拭きが半分済んだ。木曜日に残りが終われば部屋の中が明るくなる。日曜の朝トイレに立つときに電気をつけると、吹き抜けの照明が破裂した。見事な破裂だった。仕方なく掃除機を朝から持ち出した。
昨日の疲れは、やはり今までと異なり残っている。理由は分からないがビタミンか何かが欠けているのだろうか。陽射しが少なくなってのことでもあるかもしれないが、運動量が減ると食事量も極端に落ちるので悪循環の一つである。
昨日の今中哲二の講演と質疑応答の中でもう一つ印象に残った言及があった。それは、避難や賠償に深く関することで、小出氏の主張と同じく「正確な情報と分析で被害者自身が各々決定すること」とすることには違いないが、もう一つ踏み込んだ情報を提示していた。それはセシウムの半減期から三百年相当の年月を復興期とする考え方である。つまり三十年周期の十倍だから2の十乗で千分の一に少なくなる期間を具体化する。
要するに三百年ほど経過しないと原状回復は不可能となるということである。三百年といえば家系でいえば二十世代ほどの年月になる。三百年も我慢するよりも、三百年分の補償金をテプコに請求して逸早く新天地を求めることの方が立派な中興の祖になるという考え方が通るのだ。原状回復に今後二十世代が我慢するよりも三百年分の補償を請求するべきだとする考えがこの的確な情報から合理的に導かれる。
もう一つ同じようにIWJで石狩郡・新篠津からTPP反対の農村ワークショップ中継があった。ここでの山田元農水省の話が素晴らしかった。これまでは氏の話はそれほど説得力があるとは感じなかったが、これほどの情報が飛び交うとは思わなかった。特に遺伝子操作の原料が日本の植物オイルを駆逐して、それが全く表示されていないことから、「選択の自由の無い市場への警告」はまさしく本当の自由市場への賛歌であった。
これは、核汚染などの表示を明確にすることよりも、容易なことなのだ。もし遺伝子操作食品が怖いと思えば選択しなければよく、それが安く得と思えば購入すればよいのだ。つまり、それゆえに安くなるか付加価値が付くかで市場価値が定まるのである。それが市場の淘汰力であることは断るまでもない。
山田氏は、それだけに留まらず日本に輸入される肉類は成長ホルモンが多く含まれていて発ガン性があると警告する。エストラゲンの環境への影響や危険性に関しては改めていうまでもないが、これも放射能と同じで正しい情報に基づき、それをどこまで購買者が許容するかでその市場が定まるのである。明示しないのは犯罪である。
もちろんEU市場も個人的にもほとんどスローフードの方向へと、豊かな社会ではその購買傾向は定まってきているのだが、それを貧しい社会にも押し付けることは不可能なのである。それは最終的には自由主義の精神であり市場原理なのである。
参照:
本当に価値のある商品とは 2012-08-25 | アウトドーア・環境
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
QOLとしての水道水 2005-07-29 | アウトドーア・環境
興味があるのは、昨年との比較で明らかにワインの醸造時期が異なって、それがわく時期が一月異なり、2011年産はやはり摘み取りが早かったのだろう。2014年産の葡萄は過熟成はないと思われるが、小バエだけは早く消えうせて欲しい。
窓拭きが半分済んだ。木曜日に残りが終われば部屋の中が明るくなる。日曜の朝トイレに立つときに電気をつけると、吹き抜けの照明が破裂した。見事な破裂だった。仕方なく掃除機を朝から持ち出した。
昨日の疲れは、やはり今までと異なり残っている。理由は分からないがビタミンか何かが欠けているのだろうか。陽射しが少なくなってのことでもあるかもしれないが、運動量が減ると食事量も極端に落ちるので悪循環の一つである。
昨日の今中哲二の講演と質疑応答の中でもう一つ印象に残った言及があった。それは、避難や賠償に深く関することで、小出氏の主張と同じく「正確な情報と分析で被害者自身が各々決定すること」とすることには違いないが、もう一つ踏み込んだ情報を提示していた。それはセシウムの半減期から三百年相当の年月を復興期とする考え方である。つまり三十年周期の十倍だから2の十乗で千分の一に少なくなる期間を具体化する。
要するに三百年ほど経過しないと原状回復は不可能となるということである。三百年といえば家系でいえば二十世代ほどの年月になる。三百年も我慢するよりも、三百年分の補償金をテプコに請求して逸早く新天地を求めることの方が立派な中興の祖になるという考え方が通るのだ。原状回復に今後二十世代が我慢するよりも三百年分の補償を請求するべきだとする考えがこの的確な情報から合理的に導かれる。
もう一つ同じようにIWJで石狩郡・新篠津からTPP反対の農村ワークショップ中継があった。ここでの山田元農水省の話が素晴らしかった。これまでは氏の話はそれほど説得力があるとは感じなかったが、これほどの情報が飛び交うとは思わなかった。特に遺伝子操作の原料が日本の植物オイルを駆逐して、それが全く表示されていないことから、「選択の自由の無い市場への警告」はまさしく本当の自由市場への賛歌であった。
これは、核汚染などの表示を明確にすることよりも、容易なことなのだ。もし遺伝子操作食品が怖いと思えば選択しなければよく、それが安く得と思えば購入すればよいのだ。つまり、それゆえに安くなるか付加価値が付くかで市場価値が定まるのである。それが市場の淘汰力であることは断るまでもない。
山田氏は、それだけに留まらず日本に輸入される肉類は成長ホルモンが多く含まれていて発ガン性があると警告する。エストラゲンの環境への影響や危険性に関しては改めていうまでもないが、これも放射能と同じで正しい情報に基づき、それをどこまで購買者が許容するかでその市場が定まるのである。明示しないのは犯罪である。
もちろんEU市場も個人的にもほとんどスローフードの方向へと、豊かな社会ではその購買傾向は定まってきているのだが、それを貧しい社会にも押し付けることは不可能なのである。それは最終的には自由主義の精神であり市場原理なのである。
参照:
本当に価値のある商品とは 2012-08-25 | アウトドーア・環境
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
QOLとしての水道水 2005-07-29 | アウトドーア・環境
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