Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

先週末の雪の余韻など

2012-09-18 | アウトドーア・環境
秋が少しづつ深まりつつある気配だ。晩夏と初秋の天候を繰り返しながらの朝晩の冷え込みが嬉しい。

先週山に降った雪はもう消えただろうか?ドイツ語には「昨日の雪」という言い方があるが、時は流れていって済んだことにはもはや関心が無くなっていく。同時に新たな刺激が欲しくなる。

それとは反対に余韻というものもある。身近な週末旅行であったが、ここ一年ほどは高い山に上がっていなかったので、2000M級でもそれなりの高度に上がると清々しい高度順応の感覚を感じた。

パンを取りに行く序に沢沿いの道を走ったが、往復17分ほど掛かったどころか、平地が坂道に見えるほど調子は悪かった。

旅行の初日はなぜか車の中でも腸の調子が今一つで、小屋に上がるのも日差しが強く暑く可也汗を掻いた。それでも当日午後の容易な岩尾根のルートでは全く疲れは無く、その後の二日目も体調は良く、核心部超えと頂上稜線に出てからの一部で若干息が激しくなっただけである。そうした体調だからか、肉体への負担が少なかったのか、懸案の三日目の調子も若干の疲れを感じただけで、壁の上部の核心部でも全く息が上がらなかった。

やはり平素の鍛錬成果が出ているのだろうが、来年は更に高い場所で更に難しいルートを登るためには、最近始めた爪先ジョギングとクライミングの練習が欠かせないだろう。

今回期待されていた若い仲間が、結局は小柄で体力もまだ弱く、更にクライミングの技術上の余裕が無いので、十分に登りきれていなかったことをみれば分るように、特別体力があるか、クライミング技術的に訓練を積んでいないと、難易度でかつかつのルートを登れないと言うことでもある。

体力と技術を自分自身において考えると、どちらも特に優れている訳ではなく、比較的中庸なので、どちらも底上げが必要ということである。また今回は、60Mのハーフロープを使ったので、懸垂下降は比較的上手く進行した。しかし、嘗てのドッペルザイルテクニックとは異なり、微妙な壁ではその扱いなどは若干不利で、その重量を含めてどれほど微妙な場所を登るかに依るだろう。


写真:頂上付近から眺めるフッセン郊外ノイシュヴァンシュタインの湖



参照:
自主練成の方向性の正しさ 2012-09-17 | アウトドーア・環境
永いフィットネスの精華 2009-07-17 | 生活

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