Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

空中でぶれない体の芯を作る

2010-09-02 | アウトドーア・環境
今年の冬にたてた目標に達しようとしている。昨日も石切り場で三時間以上登っていた。力が入るようになったことは既に触れているが、体の軸がとても安定してきて、危ういバランスを取るときにも十分に対応出来るようになってきた。これはランニングの成果に他ならなく、こんなに早くそれが出てくるとは思わなかった。

プロ野球の投手が走りこめと良く言われているが、その事情はとても似ているような感じがする。やはり足腰が定まって重心の移動が速やかになるのだろう。恐らく今年スキーを再開したとすれば可也外足加重が上手く行くに違いない。これならば全くエッジの切り替えに不安を感じない。

岩登りにおいては、エッジの切り替えが速やかに行くというのは閉脚姿勢に於いて、つまり体を閉じた状態で重心が安定することで、上体が自由に使えるようになり、手掛かりを探すのに大変功を奏する。手掛かりをジックリ探すことが出来れば、最も良い姿勢で課題を越えることが出来、そうなるとまた重心が安定する。相乗効果を生む。

ランニングにおける下半身の強化と呼ばれるものの中に開脚した上体での空での体のバランス感覚が含まれており、出来るだけ歩幅を大きくして走りたいというのは、このバランス感覚を最も容易に養えるからと考えたからである。そしてその効果は顕著である。もう少し走りこみたい。現時点で最も欠けているのは爆発力なのであるが、集中力を絶えず養っているので、恐らく必要なときにはアドレナミンと共に出るだろう。

さて、体を解しに早朝走った。6キロ、五十分、四千七百歩であったが、その中で走った時間全部では二十分ぐらいだろうか。それでも、舗装道路を三百メートルほど、弱い登り気味の道を、何時もの下りを一気に空中でのバランスを考えながら走った。走り始めて三ヶ月ほどしか経っていないのに、内臓の機能強化を目的としてコンディション作りから強化トレーニングへといつの間にか推移して、思いのほか速効が表れた部分がまさにこの点であったとは大変驚いている。心肺機能やその負担はなんともいえないが、呼吸法やテンポ感も大分洗練されてきており、継続性が問われるような厳しいトレーニングではなくても、徐々により大きな負荷に耐えられるようになって来ているようだ。

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