Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

信頼と期待のライフスタイル

2012-12-24 | 
買い物を済ませた。今年は資金を考えずに買いすぎの傾向がある。あとが怖い。やはり景気の良さが連邦共和国に満ち溢れているようで、クリスマス商戦は可也の経済効果が見られたようである。皆それほど収入が上がっているわけでもないだろうが、なんとなくの財布を緩ませる雰囲気があるように思われる。それはドイツ社会の経済の将来への信頼と期待が小さくないからであろう。兎に角、この季節にしては異常に春らしい趣である。そうした環境も購買力に繋がるのだろう。

レジの前に並んだおっさんは初めからなんとなく無愛想な雰囲気であった。そして最後に更に決定的に無愛想になった。なるほどと思った。モスリムである。必ずしもクリスマスに敵対するものではないはずだが、あそこまで拒否感を持っているというのは可也の原理主義者に違いない。今までそうしたことを見聞きしたことがなかったので、些か驚いた。本来ならば月曜日であるから祝祭日に関係無しに仕方無しに買い物に来たのだろう。アンチキリストと言っても差し支えないような雰囲気が溢れていた。なるほど同じ社会にああした原理主義的な態度が充満するならばやはり期待は膨らまない。

右上腕が痛い。今冬シーズン初めて腕に筋肉痛を感じた。二回続けて七級上で力み過ぎたのだろう。やはり技でこなすにはまだ欠けているものが少なく無い証拠であろう。今年は、初めての大転落を経験したが、それを含めてクライミングでは最も充実していた。仕事やその他のことでの充実ではなくスポーツでのそれとはとも思うが、他のことは気力と体力さえあればなんとかなるのだが、これだけは最後のチャンスと自覚しているから最優先である。今年よりも来年の方が更に活動的となるだろうが、ここまで辿り着ければあまり焦る必要は無い。

毎年のことだったか記憶に無いが、クリスマス商戦の影響で、荷物のパッケージなどが溢れた。そこで紙類のゴミを収集する車が特別に土曜日中走り回っていた。若しそれが無ければクリスマスは町中段ボール箱などで溢れかえっていただろう。日本の正月とは些か異なるが、やはり片付いていないと落ち着かないのであろう。



参照:
降誕祭前の髪結い風景 2012-12-20 | 暦
遠くなりつつある二十世紀前衛 2012-12-19 | 文化一般

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