Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドギマギで水浸し

2024-04-10 | 雑感
前日になってドギマギした。ブラームス弦楽四重奏曲二番イ短調は記憶通りで、此処まで分かっている作曲家の労苦のありどころで、演奏者がそれを身を以て意識するかどうかは直ぐに分かる。その対位法的な扱いもどのように解決するかで演奏者の知能程度が分かる。

そのように上からの目線で初めて聴く四重奏団の腕を見ようと思ったのだが、知っているとと思っていた三番目の四重奏曲変ロ調調で挫けそうになった。これは創作家の又別の書法である。不覚であった。

資料を見ると1875年にハイデルブルクに近いネッカー流域で過ごして民謡などを採取した様であって、丁度マーラーの「不思議な子供の角笛」にも似た話しとなる。ラーデンブルクかどこか分からないが、演奏会前のレクチャーで話題になるのは間違いがない。

ネットで資料などを読んでいると名が出てくる先日もレクチャーで話していた教授は私の友人の大学では部下になるようなのだが、ブラームスの専門家らしい。自らも祖父はミュンヘンの音大の創始者だと自慢をしていたぐらいだ。

兎も角、残された時間で三番と同時にブラームスのソナタ一番の勉強も初めておかないと、金曜日に直ぐ近くで聴いて、こちらの表情も演奏家本人にみられる聴衆としては正しい判断を下さなければいけないと必死になる。

水圧が上がって、予想した通り地下のボイラーのタンクへの取水口が破裂したようだ。なぜか夜中から前夜の便器の浮きの水漏れ以上におかしな異音がしていた。地下が水浸しになっていたということで、お湯の配管から水が抜けていたのだろう。個人的には浮きの為におかしな異音を夜中にさせて修理の必要を迫られていた。

それを修理してシャワーでも浴びようと思っていたらお湯が出ていないことに気が付いた。そして再開を確認して、初めて浮きへのアクセスに至った。図示してあるものがあったのでそれに従った。なるほど配給管は見事に緑青を吹いていたが、ちょこちょこっと触って漏れが止まった。また問題になればいつでも直せることを確認して終えた。

水道もお湯も快適に出るようになってその水圧も安定してきた感じで、先ずは漏れも止めたので、此処に引っ越してきた当時以上に快適な水道環境となっている。なによりも当時は硬水だったのが、今はとても柔らかい山の水になっているからだ。この地域は同じ砂岩でも石灰の混合率がとても低い。玄武岩などはリースリングだけでなくて水にも決して悪くない。

復活祭からは日が経ったが、その時に購入したウサギの酵母無しのお菓子の写真を上げておこう。酵母無しのパンとは酸っぱくないパンとも聖書に書かれている祭りのパンにも通じる。



参照:
流しに網を掛ける 2024-04-09 | 雑感
色々とお試しの季節 2024-04-08 | 生活

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 流しに網を掛ける | トップ | とんだプログラム間違い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿