Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

居間の壁を破られる

2016-01-30 | 生活
水漏りの「作業が終わった」と話しかけてきた。屋根職人が言うには、写真を見せて、「この横木が濡れていてもそこへ繋がる上部は綺麗に乾いている」と、バルコン辺りからの漏れを再び主張した。こちらはあれだけの洪水を起こして漏らないものは漏らないので信じていないとすると、タイルでも隙間でもどこからでも水が入ると言う。

何処から水が入るにしても、バルコンが濡れることは殆どない訳で、それも漏るのは風のある時だけなどで、雨量とは全く関係ないことも分かっている。兎に角、これでも漏ら無くなればそれでよしなのだと、帰って行った。

掃除の事もあるのでTV受信機を動かして後ろを見ると、大きく屋根裏の壁が床から皹が入っている。そして黄色く滲み明らかに湿ってしまっていて、それどころか空気が入ってくる。職人が話していた中壁が壊れてしまったに違いない。更にその部分がこちら側に膨らんでいる。どうやら修理中に圧力を掛けて隔壁を壊してしまったようだ。そして湿り気が室内の壁を汚す。

丁度その場所は、写真で示したバルコンの外枠の柱の反対側に当たり、濡れている横木に乗っている部分である。つまり、柱の外側とバルコン側は確認していても反対側は確認していなかったことになる。どうも職人が初めからバルコンの吸水口などを触っていたので、何も知らないのかと思っていたが、明らかな先入観を持って仕事をしていたに違いない。階下のオーナーのイラン人博士の依頼を受けたような形になっていたのだろう。

そして、何か所か周辺に皹が入って、直させなければいけないのだが、それ以上に本当の水漏れの原因に大いに近づいた感がある。なによりも今まで乾いていたところに皹が入って湿り気が出てきたことから、その場所が上から雨水が落ちてくるところに違いないだろう。そしてそのまま下に流れれば、丁度階下の水漏れ場所になる筈だ。

あり得るのは、職人もその上部など屋根を外したりして樋などを直しながらも、柱の裏側の室内側は確認していなかったことになる。先入観で湿った横木のバルコン側ばかりを調べていたのかもしれない。実際どのように柱の裏側へと雨水が伝わって来たかは分からないが、その中壁に伝わってきている状況が見えてきたので、恐らく屋根瓦の下から風が吹き付けるような状況が生まれていたのだろう。そして柱を腐らすでもなく、下へと水を伝える隙間などが存在するのだろう。ドイツのマイスターは優秀であるがやはりこうしたことが起きる。

朝一っ走りした。やはり風邪気味のようだ。暗いうちから走り始めて、駐車場に戻ってくるころには雨脚も早くなっていた。それでも以前に比べて走り始めの薄い下りが軽く流せるようになった。前足で掛けていたブレーキが掛からないようになったランニングフォームの改正が効いているらしい。その分、復路には少しの登りで汗が噴き出すようになってきた。春になればスピードが上がる筈だ。早朝のランニングは体には良くはないのだが、往路で十分に上手く走れれば心肺系への負担も減るだろう。前日に食したものが悪かったのか、腹具合が落ち着かなかった。鶏肉は十分火が通っていたが、半熟卵も食したのでサルモネラの影響だったのかもしれない。若干、免疫力も落ちているようだ。



参照:
水が滴らないその効果 2015-12-23 | 生活
再びの水漏れそして初凍結 2015-11-25 | 暦
実験に値するのか大洪水 2015-06-25 | 生活

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