ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

再就職活動

2006年08月11日 | 雑談
再就職を目的としたパソコン講座をご一緒することがしばしばあります。意図せずそうした活動を余儀なくされておられる方はまだまだ多いようです。こうした時代なので仕方のないことと言った風にも言われ、思いつめた悲壮感を漂わされることなく、意欲的にスキルアップをしながら、就職活動に励んでおられます。勿論、家計を支える働き手であればあるほど、内心はいろいろな葛藤をお持ちだろうと思っています。

講座後、明るい顔で朗報をご報告くださるのが一番の理想ですが、これも「縁」ですから、時期が熟さず活動中のご報告に立ち寄ってくださることも多いものです。でも、忘れないで顔をのぞかせてくださることは、私には何より嬉しいことです。

Kさんは、講座をご一緒した時点では、パソコンは初めてですとおっしゃっていました。本当に文字入力から始めていただいた方です。ハローワークの方に「パソコンは?」と尋ねられて、謙虚なご本人は「いや、殆どできません」と答えたそうなのですが(もう!もっと厚かましくなってくださいっ! でもそれが良いとこなんですが…)、担当者は提出した職務経歴書などに目を落とされて「これだけできるんなら、たいしたものです。ワードもエクセルも『できる』としておきます」と言われたとか。「ここの講座のおかげです」と立ち寄ってくださいました。

曰く
これまで、10何年も働いてきたけれど、結局したい仕事ではありませんでした。
僕は、保育園や幼稚園の送迎バスの運転手がしたくて探しているのですが、担当の方には「難しい」と言われています。
でも、幼い子どもたちと心を通わせ、ご父兄にも信頼され、園の「餅つき大会」とか一緒に参加したりするの、理想なんです。
こうした仕事は、普通派遣会社に委託してもっと年寄りが行く職場なんで、園に直接入り込もうとするのがしんどいんです。
給料も下がるし…でも、僕はこれはチャンスやと思ってるんですよ。

思うように就職活動が進まぬ中、これがチャンスだと言われる考え方に参りました。幼い子どもたちとの触れ合いを夢見ておられるKさんの優しさに、早くその夢が実現しますように…と祈らずにはいられません。子どもを取り巻く環境が厳しい昨今、こんな「おっちゃん」のバスに毎日揺られるお子さんはきっと幸せだろうなと思います。

年内は無理やと思ってるんですけど、妥協せずに探します、と笑顔で帰られました。

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赤信号

2006年08月10日 | 雑談
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というギャグがありました。

でも、世の中ひょっとすると、どこでも「相談し、みんなの意見を取り入れて、赤信号を渡ってる」ような気がします。皆で話し合って正しい結論を出していくのが民主主義の世の中ですが、みんなで合意した内容(もしくは暗黙のうちに皆が認めている内容)は、正しいとは限らないのです。「赤信号」は渡ってはいけないのを皆が知っているのに、誰もが渡っていると改めて「赤信号だし、渡ったらダメだ」と言い出す人がいないのが現実かも知れません。

埼玉で痛ましいプール事故が起こりました。排水口に女児が飲み込まれて死亡するという最悪の事態を受けて、全国のプールが点検されましたが、恐ろしい数のプールが「不備」のまま営業をしていた、開放を続けていたという結果が出ました。中には各市町村からの不備報告が100件を超しているのに、文部科学省への報告は2件だとした自治体があったのには、別の意味で何をか言わんや、です。

集団でいると、思わぬ話の展開で盛り上がったり、ふざけたりすることはあります。「あかん!」誰かが言わなくてはならない言葉なのです。他人の感性や成り行きや慣習や面倒くささでただ日々が大過なく過ぎればよいのではなく、自分自身の感性でいつも判断し、口にし実践していく勇気をもちたいと思います。

I'm Feeling Luckey
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変わらないもの

2006年08月09日 | 雑談
たくさんのブログが日々運営されています。内容更新の手軽さが受けて、この瞬間にも次々と「NEWブロッガー」が誕生しているはずです。(実際に自分自身もホームページとブログの双方を持っていますが、ブログの方が圧倒的に管理が楽です。しかも、訪問者とコンタクトを取ることが手軽なのも有難い材料です。)

それぞれがそれぞれの「想い」を込めて、ブログの運営に頭をひねっておられるとは思いますが、そのうちの何割かは最初のもの珍しさが抜けると、更新が間遠くなり閉鎖寸前という状況に陥っていくことになると思います。私が初めてホームページを開設したときには、「ホームページってどうやって作るの?」という興味が、動機のほぼ全てでしたので、運営や多くの方とのコミュニケーションなどなどにはあまり関心がなかった覚えがあります。中には流行だから…という「軽快な乗り」の方もおられるでしょう。それはそれです。全てのブログはその時点で、開設するに足る十分な動機があればいいのだと思います。

では、一体私自身は何をしようとしているのか…? 毎日のようにブログを更新するというエネルギーが一体どこからくるのか? 不思議に思われる方もあるでしょう。「変わらずにあること」がいかに強いかを伝えたいのです。

パソコンの世界などは顕著に日進月歩の世界です。「変わらず」とはほど遠く「日々変わる」世界かもしれません。でも実は変わっているのは表層部であって、根幹は変わりはしないし、技術を修得する「一人の人間」を認識したとき、人間として考えるべきことは何ら変わりはしないはずなのです。

私は多分「パソコンが好き」です。変わりはしないその原点がいかに強いかをわかっていただきたいと思っているだけです。間違えないでいただきたいと思います。よくありがちな「パソコンができる自分が好き」なのではありません。

「変わらぬ想い」が伝わればいい… 情報の波に浮き沈みしながら、変わらぬ原点をいつも発信していられたら…と考えています。

講座案内
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己を知る

2006年08月08日 | 雑談
自分自身を客観的に見るということは難しいことだと思います。ですが、過信せずに卑下せずに等身大の自分を見つめ、実力を過不足なく把握することは力を磨く上では必要なことであるとも感じます。

パソコンは特別なものではありません。だれでも使えるものです。それは冷蔵庫や洗濯機のようなものだと思っていただいても差し支えはないでしょう。でありながら、やはりパソコンは「論理世界」を映す鏡です。取り敢えずの使い方だけではなく、自由自在に操るためにはやはり合理的な考え方をする必要があります。

パソコンに興味を持っていただくのはとても嬉しいことです。が、現在の自分の力量をしっかりと把握した上で、適切なステップを踏まないと遠回りばかりすることになります。自分の力量を診断できる「基準」があってもいいかなとよく思います。俗にいう資格試験や検定試験ではこの目的は果たせません。現行のそうした試験には「試験のためのテクニック」があり、実力を付け焼刃のテクで補うことが簡単にできてしまったりするからです。自分の力を知り、その力に合ったパソコンの習得方法・レベルを考える。これが理想です。

それには、きっとマンツーマンがいいのでしょうが、マンツーマンでは実現することのできない講座の妙がありまして、教室形式を取らせていただいています。ご自分の力量に合わせた適切な講座の選択…簡単に測る方法があればいいのですが。


BCCって何?
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○○ちゃんへ

2006年08月07日 | 雑談
人生は、短いです。私達の一生は長いように思っていますが、何万光年もの宇宙の歴史と比べてみてください。せいぜい70年や80年(ものすご~く生きても100年)なんかは、ほんの瞬きにもならないくらいの一瞬です。

不本意にも人生を短く終えたとしても、そんな長いや短いはこの宇宙の長さから比べると、全く差はないと言うべきでしょう。私達の一生が仮に「永遠」だとしたら、それが心地よいかどうかは大きい問題だと思いますが、どんなに心地よい人生も一瞬でしかありません。逆にどんなに不幸な人生でも同じく一瞬でしかありません。

それなら、自分が自分に納得するしかないのではないかと考えます。形として残るものほど虚しく、心の中に去来するものほど確かなものかもしれないとも思います。自分の手からすり抜けて行ったと思っているけれど、それは元から実体があるものではなかったのかも知れません。自分の手の中に確かに握りしめていたと思う感触・手に残るわずかな温もりの記憶こそが、本当の実体なのかも知れませんよ。



メールに返信できない
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幸せ

2006年08月06日 | 雑談
「幸せ」って、手に入るものではないような気がします。

「幸せ」って、多分手にした瞬間には色あせてしまうものだと思います。

「幸せ」って、多分追い求めている過程にあるのだと思います。

今の自分を満足させてくれるようなものは、きっと上辺だけでほんものではないと思います。


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2006年08月05日 | 雑談
会社…というものは、利潤を追求するものだと思っています。「お金」を「儲ける」ことが目的のものです。ですが、そんな会社の中にも、「私」としての利潤追求のみならず、「公」として奉仕活動や福祉活動、世の中への啓蒙などにも心を注ぐ器を持っている会社があったりします。

これが、会社の「品格」だと思います。「私」の立場でありながら「公」としての使命を忘れない立場がある一方で、「公」でありながら「私」としてのことしか考えられない器があったりもします。

今の世の中に欠けているもの。長い年月をかけて「私」「個」「自」を確立させてきた過程は、同時に「公」「汎」「他」を見失ったのでしょうか。あまりにも稚拙で、あまりにも身勝手で、あまりにも短絡的なことが立て続けに起きているのは、自分達とは全く異なる別世界の人間が引き起こしていることではなく、等身大の自分達の鏡のはずです。


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情報過社会

2006年08月04日 | 雑談
監禁されて重傷を負った女性が保護されました。犯人は同種の事件を過去に数回引き起こしているということですから、「なぜ?」の思いは皆共通でしょう。民事不介入といっても、凍死にいたったケースなど立派な犯罪です。

被害に遭われた女性の胸中を考えると、不用意な発言は慎まなくてはいけないと思いますが、こちらも「なぜ?」が残ります。なぜそんなところに行ったの? お見合いパーティーで知り合ったといったニュースも流れていました。

世の中は情報が氾濫する時代になりました。この情報過社会の中では、情報をどのように収集するかとか、情報をどのように利用するかとかいったことが大切になってきますが、何より大切なのは情報の真偽を見極める力であるかと思います。

家電売り場でパソコンのことを尋ねたら違うことを言われたと、時折受講者の方から伺うことがあります。電気屋さんのパソコン売り場にいる店員さんだから、プロだから、とこちらは思っていますが、実際は決してパソコンのことに詳しい方ばかりではなかったりします。『年齢・性別からしてパソコンのことに詳しそう』にはとても見えない私にも経験があります。「○○はありませんか?」と尋ねていると「あぁ、それは今はもう使いません」のような返答が返ってきたりします。「ない」なら「ない」と言えば良いのに、別商品を売ろうとして「もう使わない」といった誘導をし始めるわけです。「そうですか」と売り場を離れます。

自分が向き合っている情報が「正しい」のか「間違っている」のか、瞬時に自分で見極める力が要求されていると思います。豊富な知識があれば切り抜けられることもありますが、知らないからこそ聞いている、知らないからこそ調べているときに、出くわす情報をすべて鵜呑みにすると飛んでもないことになりかねません。知識なら「正しい」か「間違っているか」ですが、相手が人間なら「この人は信じられる」か「信じられない」かの見極めなのかもしれません。何を言ったとかの言葉尻ではなく、その人の「人間」そのものを「感じる」力を磨いておきたいと思います。


オートコンプリート
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きれいな日本語

2006年08月03日 | 雑談
仕事先の受付の女性は、多分30歳くらいの若い方ですが、非常にきちんとした言葉を話されます。他の社員の方は全員男性陣で、彼女だけが女子社員なのですが、男性陣にも増して言葉がきちんとしています。

こんな若い方の口から「かしこまりました」という言葉が出るとは思いもよらなかったので、少し驚いた感じもありました。私に対してではなく、受講者に対して話しておられたときでした。就業支援事業ですので、再就職を探しておられる方々が受講対象者なのですが、お一人ずつに本当に丁寧に対応されるのは、見ていて気持ちのよいものです。お集まりの受講者の方々に対して、あたかも管理するかのような威圧的な場面を見ることも多かったので、こちらの気持ちまで和みます。

慇懃無礼という言葉がありますが、本当の気持ちが伴わずに言葉だけを飾ってみたり、自分の身に備わった素養としての丁寧語ではなくとってつけたような言葉を使うと、聞いていて滑稽ですし、むしろ馬鹿にされた感さえします。そうした意味でも、本当にきれいな日本語を話せる人は素敵です。

前も書いたことがありますが、「言文不一致」を提唱している作詞家の方がおられました。携帯メールの普及は目覚しいものがあり、若い方の親指の動きはそれはそれは器用に動きます。ですが、あの小さな画面に、しかもキーを何回も打って文字を変えていく方式ですから打鍵数も多く、どうしても言葉をはしょりがちになります。メール文のような短絡した言葉で、平生の会話も進んでしまうと、聞いていても聞き苦しいものがあります。(歳をとった証拠ですか?)

きれいな言葉を使いなさい…多分我が家は、よそのご家庭よりもそうしたことには口うるさい家だと思います。が、これは身に備わるもので、付け焼刃ではできない大事なものだと思っています。


ウィンドウズアップデートは必要か
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酸素水

2006年08月02日 | 雑談
最近は酸素ブームとかで、コンビニには酸素の小さなボトルや酸素水がたくさん陳列されています。この「酸素水」果たして効果があるのか…疑問視する声も結構聞きます。人間は酸素を呼吸で吸って血中に取り込んでいるのであって、内臓壁から酸素が吸収されるとは考えられないからです。メーカーは慌てて「酸素が吸収されるとはうたっていない。リフレッシュ気分を味わってほしい」と言ったりしています。

○○ブームというのは、いつも得体の知れないものです。どこからどう火が点いてどのように広まっていくのか。商品なら当たればすごいですから、金の鉱脈を掘り当てたようなものでしょうか。

「青汁」も飲んでみせて「不味い」と言うコマーシャルが昔ありましたが、健康的だということでかなり売れているようです。これもとあるメーカーの青汁には硝酸イオンがかなり多く含まれているといった報告もあるようですし、体によいと信じて飲んでいた人がカリウムの取り過ぎで高血圧が悪化したという話もあります。

自然の摂理はとてつもなくスゴイと思います。誰かが順序だててきちんと計画したわけでもないのに、あらゆる生き物がバランスを崩さず、生存していく術を心得ています。自然の摂理に従っていくことが、実は一番自然なことではないかと思います。人間の叡智と傲慢は、どこに境界線を引けばよいのでしょうね。

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