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フェイクニュース

2017年11月20日 | 社会派らぼ
今では、ネットが日常化しており、ネットが無かった時の事を忘れてしまいそうです。労せずして、様々な情報が手に入るのは、本当に有難いと思います。但し、よく言われるように、情報の海は玉石混交。値打のある情報からガセネタまで、判断は受け手に委ねられているのです。

「伝言ゲーム」という遊びがありました。チームに分かれて、同じ内容を次々と耳打ちして伝えていくものです。内容の正確さを問うゲームですから、キチンと伝えて行くはずが、最後の人にまで伝わった時には、結構内容が変わってしまっているものでした。今から思えば、面白おかしく内容を変えて伝えていた仲間がいたのかも知れません。人づてに伝わって行く伝聞は、正しく伝わるとは限らない事を学ばせるゲームだったのだと思います。

人の噂というのは猶、質が悪く、時に悪意が混じります。思惑が異なります。更に過失が加わります。けれど「フェイクニュース」はモット始末に負えません。わざと事実とは異なる情報やニュースを流しているわけですから。人が興味を惹きそうなショッキングなタイトルをつけて、自分のサイトにアクセスを集め、広告収入を得るのがその目的のようですが、中には内容を真に受ける人もいなくはありません。

月1で機関誌を発行していた時期がありますが、見出しの付け方によって、機関誌を手に取って行く人数が変わります。パッと見て「読みたい」と思わせることは、購読数に大きな影響を与えます。

座間市で9人の遺体が見つかった異常な事件に「父親も共犯?」などの投稿を載せていたブログがあります。管理人が新聞社の取材に応じて「収益目的と、世間のニュースやその裏を追いたい気持ち」だと、その動機を説明していました。フェイク記事を書いておきながら、新聞社の取材に応じる姿勢に、何かしら居直りのようなものを感じます。ネットには「まとめサイト」なるものも良くあり、他人が書いた記事を寄せ集めて来て、興味本位の読者をより多く引き寄せようとしています。

ネット上では、芸能人のブログやアフェリエイトなど、ワンクリックいくらとお金に換算される仕組みが転がっています。様々な無料サービスが成り立っているのも、広告のおかげだという事はわかりますが、何かしら、歯止めが必要なのではないでしょうか。

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