お久しぶりです

「私事」にかまけている間に、日々のあれこれに一喜一憂する気力が少々失せてしまったかもしれません。ただし、アンテナというのは下ろしてしまえば、何も引っかかって来なくなるものですから、時折はアンテナをあっちこっち向けておきたいとは思っています。

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今月1日、バングラデシュの首都ダッカで、武装グループが飲食店を襲撃し、人質を取って立てこもり、日本人7人を含む22人が死亡しました。イスラム過激主義の武装集団と言われていますが、同時にIS（イスラム国）が犯行声明を出しています。ただし、バングラデシュ政府は、ISの関与を否定しているとか。

…その矢先、今度は14日、南フランスのニースで遊歩道に大型トラックが突入し、84人が死亡といういたましいニュースが報じられました。犯行声明などは出されていないようですが、フランス当局では「テロ」と断定、テロ部門が捜査に着手したとあります。フランスでは昨年秋に、パリで同時多発テロが起きており、この時は、ISが犯行声明を出しています。

テロとは異なりますが、7日には米国テキサス州で、12人の警察官が撃たれ、5人が死亡するという事件も起きています。最近の白人警官による黒人射殺事件に「腹を立てた」容疑者が単独で行ったとされています。言うまでもなく、世界は「キナ臭く」なってきています。力づくで何とかしようとする輩が、ここのところ多くなりました。

そうした大それた事件は、私たちの日常とかけ離れた、特異な世界で起こっているように錯覚しますが、何かしら事が起こると、「炎上」と良く表現されるようなかさにかかった執拗な集団攻撃が起こる日常は、どこかで相通じているような気がしています。

情報が自由に手に入らなかった昔と違って、今は瞬時に世界中の些細な動静までもが入手できてしまいます。悪いことは悪い、良いことは良い。それは当たり前の事ですし、悪いことに対して「悪い」と表現することは、大切な事でもあります。が、世の中の大半の事は、「良い」か「悪い」かの二択で片付けられる問題ではなく、微妙なニュアンスも複雑な背景も持ち合わせています。にもかかわらず、私たちはそれらを一刀両断する傲慢で不遜な評論家になりつつあるような気がしてなりません。

他人の事に苛立ち、非難する前に、自らを省みる余裕を失っている気がしませんか。

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「USBマウス接続時にタッチパッドを無効にする」

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